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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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  A S T R O  S c i-T e c h  N E W S   
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  2012.09.25. VOL.1-24
┌                                    ┐
  宇宙・航空・先端研究・最新技術など、世界中から夢ある科学技術ニュースを
  分かり易く解説します!! 中高生からオタクまで、幅広く楽しんで下さい!
└                                    ┘
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<目 次>  
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 ◆宇宙情報

  太陽活動を地上で再現?! JAXA開発、プラズマ実験装置とは?!

 ◆先端研究

  鳥のように飛行する可動翼機?! 狭い隙間もクイックロールで難なく通過!!

 ◆最新技術

  ウォーターでドルフィンジャンプ?! えっ これは新しい水上アメニティ?!


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 ▼太陽活動を地上で再現?! JAXA開発、プラズマ実験装置とは?!


  日本の太陽観測には、力が入っている。欧米と共に先端を走る。X線観測衛星
  ひので は、その最前線で活動している、日本で3代目の衛星だ。

  天体の研究は観測が一番だが、予測となるとそうでもない。実験的に再現できる
  装置や理論が必要になる。天気予報の進化をみれば理解頂けるだろう。

  太陽活動は、地球へ多大な影響を与える。現在でも、宇宙天気予報なるサービス
  があり、太陽活動に基づく磁気嵐予想等を提供している。

  この宇宙天気予報は、太陽自身の活動は、事実観測結果であるが、地球までの
  距離があるため、地球への影響は予報という形で提供される。

  今回のJAXAの発表は、ミクロではあるが、太陽表面の活動を再現・予測する
  という世界初の技術である。太陽活動全体の予測の第一歩と言える。

  トーラス実験装置という磁場発生装置内に、プラズマを発生させ、磁場で捉える。
  そして、その磁場に変化を与え、プラズマから、ガスやジェットを発生させた。

  これは、規模こそ小さいものの、太陽表面上で見られるジェットなどの太陽活動
  に類似した特徴を有しているという。


  現代は、太陽活動が勢いを増し、いつ、どのような事になるか、全くお先真っ暗
  の状態である。今後の研究成果が待ち望まれる。
   #類似ニュース 2012.05.22. VOL.1-6
    -太陽の変化が進行している!! どんな変化が? どんな影響が?-


  日本語ニュース
   http://news.mynavi.jp/news/2012/09/11/085/index.html
   http://www.astroarts.co.jp/news/2012/09/10sun/index-j.shtml
   http://scienceportal.jp/news/daily/1209/1209111.html
   http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=00020120911004&expand#title
  JAXAプレスリリース(詳しく記載)
   http://www.jaxa.jp/press/2012/09/20120907_lab_experiment_j.html

  発表論文(A LABORATORY EXPERIMENT OF MAGNETIC RECONNECTION:
        OUTFLOWS, HEATING, AND WAVES IN CHROMOSPHERIC JETS)
   http://iopscience.iop.org/0004-637X/756/2/152  

  世界の太陽観測衛星について
   http://www.sed.co.jp/tokusyu/solar.html
  太陽観測衛星 ひので HP
   http://hinode.nao.ac.jp/
  太陽観測衛星 ひので について
   http://www.jaxa.jp/projects/sat/solar_b/index_j.html
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%81%AE%E3%81%A7_(%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A1%9B%E6%98%9F)
  太陽観測衛星 ひので のニュース動画(12年4月 太陽磁場反転 4極化)

   http://www.youtube.com/watch?v=o2h-x-5Rvqo&feature=related

  実験装置のある東大大学院新領域創成科学研究科HP
   http://www.k.u-tokyo.ac.jp/ae/res/ono-y.html
   http://tanuki.t.u-tokyo.ac.jp/m4/ (実験装置説明)

 
 ▼鳥のように飛行する可動翼機?! 狭い隙間もクイックロールで難なく通過!!


  技術の進歩があっても、まだまだ実現できない事は多い。生体模倣的な技術開発
  はそれを物語るが、この技術もその一つだろう。

  鳥は、林や森を難なく飛び抜ける。これが所謂飛行機だったなら、確実に衝突
  しているところである。翼全長より狭い幅には、飛びこめないのは明らかだ。

  90°ロール方向に機体を回転すれば、通過はできるが、直ぐに復帰しないと
  揚力を失い墜落してしまう。そんな事ができるのだろうか。

  このような鳥の飛行を再現したい、と開発がスタートされた。この機体は、
  ナイフエッジターンと呼ぶ、90°のロールターンができる。

  いくつかの大学の研究チームが協力し、ようやくここまで来た。コンピュータ
  制御や機体開発、いろいろな専門技術が必要とされるからだ。

  その成果は、素晴らしい。まだ中間段階だが、見事にポールの間を潜り抜ける。
  そこには、新しい主翼可動技術がある。一見フラフラしているが、見事に動く。

  現在、この動きを可能にしているのは、モーションキャプチャーによる動きの
  トレースであるが、近い将来、ビジョンシステムを開発し、より自律を狙う。

  更には、複雑で変化しやすい、乱流などの変数をも制御し、まさしく鳥の様な
  飛行ができる機体の開発を狙っていくという。

  
  恐らく、究極の技術には、もっと変態しやすい柔らかい材料を取り込んだ技術
  の開発が必要となるだろう。なぜなら、生体模倣の究極は、そのものだからだ。


  英語ニュース(動画あり)

   http://www.csail.mit.edu/node/1778

  開発の中核チーム(MIT Robot Locomotion Group)
   http://groups.csail.mit.edu/locomotion/

  類似事例(MIT 4発ローター機 動画)
   http://www.kotaro269.com/archives/51045156.html
  類似事例(MIT 固定翼機 動画)
   http://blogs.yahoo.co.jp/iron_rain_chie/38651934.html


 ▼ウォーターでドルフィンジャンプ?! えっ これは新しい水上アメニティ?!


  こういう使い方もあったのだ! 意外なシンプル技術で、マリンリゾートで
  フライングジャンプ! 今年はシーズン遅れだが、来夏に如何だろう・・

  原理は簡単、大量の水を出す消防車の放水ノズルと同じ。それを使って空を飛ぶ。
  水辺では水を使い放題、どんどん飛んでいく。

  足元にはメイン推力ノズル2基があり、手元に各々操舵用ようのノズルがセット
  される。自由自在の空中散歩が可能だ。

  そう9Mくらいは楽々。しかも水中でも推進力として使えるので、イルカの様に
  水中から空中へジャンプもできる。こんなの、見たことない!!

  元々はジェットスキーのメーカー。これは、ジェットスキーのノズル部にホース
  を差し込み推力源とする。つまり、ジェットスキーのオプションのようなものだ。

  開発には数年掛かったようだが、世界では大きな関心が寄せられた。アメリカ製
  かと思ったがそうではない、なんと驚きのフランス製だ。


  日本では65万円で購入できるようだ。勿論、ジェットスキーは別売。もう少し
  若かったら、と思うのは・・


  日本語ニュース(動画あり)

   http://karapaia.livedoor.biz/archives/52100791.html

  メーカー(Zapata-Raceing社)HP(動画あり)
   http://www.zapata-racing.com/en/flyboard/
   (↓動画あり:電装品組み立て)
   http://www.zapata-racing.com/en/flyboard/kit/

  国内代理店
   http://www.gs-marine.jp/
  国内体験スクール
   http://www8.plala.or.jp/hakutaka-marine/flyboard.html

  競合モデル(JETLEV-FLYER)
   http://www.jetlev-flyer.com/home.html  



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<発行にあたり>
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  このメルマガは、NPO法人 ASTROがお贈りする、宇宙を始めとする
  世界中の最先端の科学や技術の情報をご紹介するものです。

  日本では、あまり報道されない、面白いネタニュースを探して、分かり易く
  説明・解説し、科学技術の楽しさや大切さを伝えていきたいと思っています。

  ご意見、ご感想もお待ちしております。宜しくお願いします。

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<後記>
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  異常気象が叫ばれて久しいが、南極のオゾン層が回復しつつあるという嬉しい
  ニュースが発表されている。

   日本語 http://www.asahi.com/eco/news/TKY201209150382.html
   英 語 http://www.nasa.gov/topics/earth/features/bhartia-qa.html
   動 画 http://www.youtube.com/watch?v=3Tyvxz5dpoo

  昨年比、9月のオゾンホール面積は20%減となったという。80年代から
  拡大の一途、90年代後半からは一進一退だったが、ようやく減少なのか・・

  といっても、まだ無くなった訳ではないので、一層の努力が必要だ。あらためて
  気を引き締めたいものだ。

   観測サイト http://ozonewatch.gsfc.nasa.gov/
   
  
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 ◇ASTRO Sci-Tech NEWS         創刊;12.04.17
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     Advanced Science-Technology Research Organization
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