ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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パーソナルな潜水艇、どんなイメージを思い起こすでしょう。潜水艇などは思い
浮かばず、海洋公園の船底がガラス張りの観光船が精一杯ではないだろうか。
それは普通イメージする潜水艇ではない。海中を飛ぶ様に小さな翼が出ている。
'aero-submarine'というコンセプトで、この小さな翼で揚力=浮力を創り出す。
通常設置されるバラストタンクは存在せず、浮力材と翼の揚力調整で潜水深度を
コントロールする。よって停止はできないが、最低速度は5-6km/h程度だ。
つまり、浮力材が十分に搭載されているため、何もしなければ水面に浮いている。
翼を操作する事で、潜っていくのだ。
<最初のモデル:スーパーファルコン>
この基本技術をベースに、この開発メーカは、この度、新たなモデルを発表した。
それは、まるでレーシングカーF1だ。前後にウイングも付いている。
ドラゴンと名付けられた2名乗り潜水艇には、クイックに上下運動ができる様に、
また水中停止できる様、前後左右、合計4基のスラスターが搭載される。
<新モデル:ドラゴン>
ターゲット顧客は、豪華ヨットのオーナー。価格は、1億数千万円の見込みだ。
9月末に開催されたモナコ・ヨットショーでデビューした。一艇如何だろうか。
日本語情報 militaryblog 英語情報 gizmag, dailymail
開発企業(DeepFlight社)HP
動画:チャレンジャー プロモーション(2分半)YT
動画:スーパーファルコン デモ航行(約3分)YT
動画:いろいろあるパーソナルサブマリン 10モデル(3分強)YT
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やはり中国から出たか、食品検査ができる箸。スマートチョップステッィクなるセンサー仕込みのこの箸は、中国検索大手の百度が開発した。
食用油鮮度を測るという機能が一番の売りの様で、現在に中国社会を表している。
必要は発明の母とは、まさにこの事かもしれない。
その他、pHレベル、塩分濃度、温度、カロリー計算などの健康機能を織り込み、
赤ランプで危険を教えてくれたり、スマホと連動で分析結果やリコメンドを表す。
食品に対する信頼性が未だ確立されていない地域では、有効な道具となりそうだ。
アフリカなど、赤ランプ付スプーンにすれば、最低限のレベルは確保できる。
このような発想、日本で出して欲しかったが、物真似国家には珍しい、独自技術
とも言える。今後も大いに期待できるかもしれない。
少し視点を高くすると、これぞIoT(Internet of Things) 全てはネットに
繋がるという典型例だ。身近なモノは次々とネット接続していく事になりそうだ。
<スマート箸:赤・青で判定>
<スマホ連動>
日本語情報 wsj, huffingtonpost, mynavi
英語情報 businessinsider, techtimes
動画:ニュース報道(約2分)YT
動画:IoT解説CG(約4分)YT
***
ドラえもんの四次元ポケットから出てくる夢の道具。そんな技術を実現しようと
というプロジェクト、日本の中小企業の技術を組み合わせ、開発された。
望遠メガフォン。遠くの、特定の人に狙いを定めて話掛けられる、という画期的な
道具の開発だ。従来の拡声器では、声が拡散しピンポイントでは伝えられない。
コア技術は、78個の小スピーカーから成るスピーカーだ。個々の小スピーカー
から、耳に聞こえない超音波が発生し、狙いを定めた人の辺りで、可聴音となる。
専門的にはパラメトリック・スピーカーと呼ぶ。方法は幾つかあるが、可聴音化
は、超音波に変調という技術を加える事で、途中に可聴音域が発生する次第だ。
98年に世界初に実用化され、03年には日本でも販売開始。特殊な目的で用途
の拡大が期待されるが、コスト高く、観光地のピンポイント放送などに限られる。
普及すれば、博物館などの静粛空間での展示品の説明や、スーパーなどの売り場
で、商品毎での説明プロモーションなど、活用の範囲は広い。
ドラえもんでは1986年の『小学4年生』4月号で初登場。早くに実現されて
いたが、中小企業チームで達成した事が有意義な点だ。もっと出て来て貰いたい。
日本語情報 nikkan, gizmodo
パラメトリック・スピーカーについて wiki
スピーカーメーカ(スイッチサイエンス社)HP
<望遠メガフォン>
<実用事例:三菱電機>
動画:プロモーション動画(2分)YT
動画:WBS報道(約3分)YT
動画:オーディオ・スポットライト(3分強)YT
動画:四次元ポケットプロジェクト 第一弾(約2分)YT
*ASTRO Sci-Tech NEWS '14.08.12 VOL.3-16*
また新しいウォータージェットの遊び道具が出てきた。スケボーと組み合わせて
空を飛ぶ、ウォーターホバーボードだ。
数年前、背負のジェットパック式が話題になったが、もっとコンパクトになった。
スケボーにウォータージェットノズルを配し、ノズルの向きをコントロールする。
<ジェットパック式>
<ウォーターホバーボード>
コンパクトになった分、動きの自由度が大幅に高まった感じだ。最高5mの高さ、
時速40kmで推進できる。水は、18mホースでモーターボートから供給だ。
足の裏に、直接ノズルを付けるタイプもある。ウォーターシューズ、と言うのか。
こちらはより自由に動けるが、ノズルが下向きなので、スピードは今一歩か。
<ウォーターシューズ式>
日本では体験できるところは見つけられなかったが、ハワイやグアムでは日本人
観光客向けのスクールも有る様だ。バンジージャンプ気分でトライしては如何か。
日本語情報 gizmodo 英語情報 sltrib, thenewsdispatch
ウォーターホバーボード開発会社(ZR社)HP
ジェットパック式開発会社(JETLEV社)HP
動画:ウォーターホバーボード PR(約3分半)YT 動画:同 インストラクション(約4分半)YT 動画:2013年 ワールドCUP(約12分半)YT 動画:ウォーターシューズ式 PR(3分強)YT
動画:ジェットパック式 PR(3分強)YT
*ASTRO Sci-Tech NEWS '14.07.01 Vol.3-13*
なんでもスマートの付く時代、ボールにスマートが付くとどうなるのか。これがその一つの答えだ。ボールにセンサーが内臓され、データが分析できる。
キックの速度、パワー、回転、方向、シュートの弾道を測定、ブルートゥースで
スマホに送られ、専用アプリが、プレーヤーに結果をフィードバックする。
どこをどう改善すれば良いか、といったアドバイスや、模範プレーやレッスン、
改善ヒントを収めたビデオ・ライブラリーにも繋げてくれる。
さらには、動画として記録し、どのように改善するかをアドバイスし、パワーと
正確さを競うゲームも提案してくれるという。
充電が必要な事を除けば、見かけ上は普通の5号球だ。1時間の充電で約1週間
の利用が可能だ。ネットにUPすれば、仲間同志でも見合える仕組みだ。
いろんなモノにセンサーが付き、ネットに繋がる。こんなボールを使って試合を
したら、キット面白い中継ができるだろう。野球ボールにも展開されるだろうか。
日本語情報 wired 英語情報 engadget
開発会社(アディダス社)HP
動画:プロモーション(約1分)youtube
動画:実練習での利用事例(約6分)youtube
動画:2014WCボール ブラズーカ 技術的分析(3分弱)youtube
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