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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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*** 2017.7.25 VOL.6-15 magmag melma ***
  
  
  画期的な宇宙推進装置として注目が集まる電気推進。その一角に、東北大の研究者
  が挑んでいる。無電極プラズマ推進 という分野だ。
  
<東北大学 教授 安藤 晃 准教授 高橋 和貴>
 
  
<電気推進装置を積んでいた はやぶさ >
<はやぶさ の電気推進[イオンエンジン]のイメージ図>
  
  無電極ができると、電極の寿命に左右されずプラズマ発生させる事ができ、非常に
  画期的な宇宙推進装置ができると期待されている。
  
<JAXA研究中の無電極プラズマ推進イメージ>
<同実験装置>
<東北大学での実験の一コマ>
  
  プラズマの荷電粒子は、磁力線廻りを巻き付いて運動する。それでは推進器の外に
  出ず、推力にならない。よって、プラズマを離脱・放出させる方法がカギとなる。
  
  東北大は、磁力線を上手く反発させプラズマ粒子押し出す方法を研究している。
  この度、その糸口が見つかり磁力線の伸長をさせる事が出来た、と発表した。
  
<赤の磁力線:後方伸長が見られるケース>
−この伸長した磁力線に沿ってプラズマが放出される−
  
   
  電気推進は効率が高くこれからの宇宙探査には 欠かせない。日本では、様々の
  大学・研究機関で研究されているが、製品化の取り組みを期待したい
  
<化学燃料推進と電気推進の効率差イメージ [名古屋大]>
  
  
  日本語情報 tohoku, tohoku pdf  英語情報 spacedaily, nextbigfuturedailymail
  当該論文(American Physical Society)linkpdf
  東北大学 安藤・高橋研究室HP
  
  
  動画:イオン推進装置の解説(3分半)YT
  
  動画:AerospaceCorp 電気推進装置の評価紹介(4分半)YT
  
  動画:プラズマ推進装置の開発紹介と宇宙旅行(50分弱)YT
  
  動画:核融合用のプラズマ発生装置CG(2分弱)YT
  
 
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  昨年末、NASAのEMドライブ論文が、米国航空宇宙学会に取り上げられた。
  論文では、理論的裏付けとしてパイロット波理論なるものが可能性ありと論じた。
  
<話題のEMドライブ>
  
  パイロット波理論とは何か。殆どの物理学者は見向きもしないという量子力学上
  の仮説とされる。かのボーム博士が提唱している。
  
  2重スリットの実験で、電子は粒子にも関わらず、干渉波ができた事に対して、
  電子は移動する前に発したパイロット波に乗って移動した、という辻褄合わせだ。
  
<パイロット波理論とは こんなイメージという>
  
  これは、物質をベースにした日常的な世界観からは、受入れ易く受入れられるか
  に見えたが、その後に欠陥が見つかり見捨てられたという。
  
  このパイロット波理論は、EMドライブの礎となるゼロポイントエネルギー論
  あるバックグラウンドの揺らぎを良く表しており、採用したようだ。
  
  
  物理の世界には、いろいろは説があるようだが、EMドライブをキッカケとして、
  日頃耳慣れない仮説が飛び交っている事は興味深い。まだまだあるかもしれない。
  
  
  日本語情報 natgeoh5.dion
  英語情報 telegiz, forbes, collective-evolution, popularmechanics 12
   
  
  動画:パイロット波理論について(16分半)
  
 
*** 2017.1.9 VOL.6-号外 magmag melma ***
  
  
  とある天体観測結果が、ダークマターを必要としないエントロピック重力理論
  整合したというニュースが話題となっている。
  
  その天体観測とは、銀河の向うに存在するクエーサーからくる光が、直接には、
  地球に到達できないが、銀河の重力の影響により屈曲する、重力レンズ効果だ。
  
<銀河や重い星の後ろの星の光は、重力レンズで屈曲し地球へ届く>
  
  重力レンズ効果は、アインシュタインの一般相対性理論から予想されるが、それ
  だけでは屈曲率が小さくダークマターの影響と説明されてきた。
  
  ところが オランダ アムステルダム大学 エリック・ヴァーリンデ教授が提唱する
  エントロピック重力理論(ヴァーリンデの重力仮説)で十分説明できるという。
  
<Prof. Erik Verlinde エリック・ヴァーリンデ教授>
  
  同じくオランダ研究チームが、3万個以上の銀河の重力影響アインシュタイン
  理論エントロピック重力理論での推定値と比較共に正確に予想できたという。
  
  即ち、アインシュタインを超えた 新しい重力仮説に繋がる可能性が出てきた訳だ。
  この理論、簡単に理解しておこう。
  
  これまで重力は、物理学の4つ力(重力、電磁気力、弱い力、強い力)の一つと考え
  られているが、そうではなく、創発的 或いは 2次的な力と考えると言う。
  
  それは、誤解を恐れず簡単な表現をすれば熱が物質の運動により発生する現象
  であるように、重力も他の基礎的な物質の活動により発生する現象、と言う。
  
  
  果たして、エントロピック重力理論から、重力制御する理論は導けるだろうか。
  実はEMドライブを後押しするウンルー効果とも関係する。見守っていきたい。
   related blog link
  
  
  日本語情報 mhotta, mynavitocana
  英語情報 phys, nltimes, newscientistdailymail
  
  当該論文(arXiv)と元になった論文(2010 arXiv) link1link2
  エリック・ヴァーリンデ教授について 大学HPwiki
    
    
  動画:エリック・ヴァーリンデ教授インタヴュー(3分半)YT  
  
  動画:エリック・ヴァーリンデ教授インタヴュー(2011年 8分半)YT
  
  動画:エリック・ヴァーリンデ教授による講演(42分)YT
  
  動画:オランダ ライデン大学:重力レンズによる検証解説(2分)YT
related blog link 12345678
  
  
  事前リークされていたNASAのEMドライブ実験論文が、遂にAIAA誌
  掲載された。そして、中国科技日報は、中国EMドライブ最新事情を伝えた。
  
  全12ページに及ぶ論文には、実験結果が満載され、その結果をどう解釈するか
  考察を試みる。実験論文として、資質ありと査読を通過した内容はあるだろう。
  
<NASAのEMドライブ供試体:AIAA論文より>
<実験結果の纏め図:入力100Wに対し推力120μNを示す>
  
  噂だった中国宇宙船でのEMドライブ実験については、なんと中国紙が伝えた
  曰く 地上実験を終え宇宙実験に向けて新しい装置設計中という。
  
<科技日報が伝える中国EMドライブニュース(右)>
  
  中国でのEMドライブ研究は、西北工業大学ヤンフアン教授2008年に開始。
  2010年には、人工衛星開発の中心的な組織中国空間技術研究院で始まった。
  
<中国の西北工業大学ヤンフアン(杨涓)教授 航天学院的教授>
  
  地上実験の結果は、今回のNASA同等レベルだったが、5年の原理実証段階は、
  ほぼ終わり実用機の段階に入るであろうという、専門家がコメントしている。
  
  この専門家、中国空間技術研究院 チーフエンジニアの肩書を持つ Li Feng 氏。
  実務家トップ談には、信憑性が感じられる。
  
  
  果たして、理論が先か、実証が先か。明確な実効値出てくると、参入する企業も
  増えるだろう。中国以外も、これからも進展が楽しみな分野だ。
  
 
<Paul March, Experiments with RF Cavity Thrusters PR1>
<Paul March, Experiments with RF Cavity Thrusters PR2>
  original CHA stdaily, pdfltaaa
  original ENG ibtimes1, ibtimes2, dailymailnextbigfuture
  original JPN nikkeinatgeo
  
  NASAの当該論文(AIAA) linkpdf
  西北工業大学ヤンフアン(杨涓)教授について link12
    related blog link1, 2, 3, 4, 5, 67
  
  EMドライブに進捗があったようだ。査読中の、一部には査読を通過したという、
  論文そのものがリークされ、話題となっている。
  
  
<研究を進めるNASA EAGLEWORKS>
  
  それによると、得られた数値は、1.2mmニュートン/KWという。これは嘗て
  中国研究者が発表した288mmニュートン/KWには及ばないが、実効値だ。
  
<測定装置の概念図>
<マイクロ波発生の概念図:1937MHzのマイクロ波を照射>
  
  一方、衛星等で利用されているホール効果エンジン60mmニュートン/KW
  に比べ50分の1と、少ないながらも有意な実用性を感じさせる結果だ。
  
  しかも、ホール効果エンジンは、推進燃料が必要となるが、EMドライブ電気
  で推力を発生するため、衛星の太陽電池から永久に供給でき、飛び続けるのだ。
  
  果たして現実のモノとなるか。まだまだ検証を重ねていく必要がある技術だが、
  2000年に特許も取得されている。今回、それの改良版もオープンとなった。
    
  超電導材の部材を配する事で、パワーがあがるという事だ。その可能性があると
  いうなら、是非やってもらいたい。それで出力が大きくなれば、しめたものだ。
  
<特許にある説明図:超電導膜は6>
  
  
  中国は、最近打ち上げた宇宙船天宮2号(Tiangong-2)でEMドライブを実験した
  という報道もある。真偽は不明だが、日欧米でもしっかり研究してもらいたい。
  
<天宮2号>
      
  
  日本語情報 technobahn, gigazine 
  英語情報 sciencealert, ibtimes, chinatopix1,2 , nextbigfuture, dailymail   
  ホール効果エンジン wiki  当該論文 pdf  当該特許 link
  
  
  動画:考案者 Roger Shawyer 博士による解説1(1分半)YT
  
  動画:考案者 Roger Shawyer 博士による解説2(14分半)YT
  
  動画:Newsy報道 同タイプ CANNAE Drive搭載実用衛星(1分強)YT
  
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