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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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*** 2015.12.29 VOL.4-26 magmag melma ***
related blog link1, link2link3
  
  宇宙モノのSF映画では、宇宙飛行士をサポートするロボットは必須アイテム、
  ヒューマノイド的な高度なロボットから、単純な機械的なモノまで様々だ。
  
  現実の宇宙探査でも支援型ロボットの開発が進んでいる。先頃NASAは、その
  成果として、音楽に合わせてダンスするロボットの動画を公開した。
  
  正式には R5 愛称ヴァルキリー 身長1.83m体重132kgという体格、
  アニメキャラクター的なデザイン。人間並みの動きからは、まだ遠い印象だ。
  
<ヴァルキリーの勇姿>
  
  ロボット性能を表す指標の一つに自由度というのがある。動ける方向の数を代表
  する数値だが、ヴァルキリー44自由度人間並み 若しくは 以上の自由度だ。
  
<バルブ操作するヴァルキリー>
  
  もともとは災害地復旧のため開発されてきたが、火星探査向けに人間を助けたり
  人間の代わりができるアルゴリズムを開発するため、2つの大学へ貸出した様だ。
  
  火星探査では、先にロボットを送り込み人に代わり探査環境を準備、整える
  いう利用想定もある。歩くためバランスを取るアルゴリズム開発も実施する。
  
  
  NASA16年 17年にコンテストを開催、開発を促進する。有人火星探査
  に向けて着実な開発が進んでいる。
  
  
  日本語情報 wired1wired2 英語情報 mit, ieee1, ieee2 
  開発機関(NASA)HP
  貸出大学(MIT)HP (Northeastern)HP    
  
  
  動画:踊るヴァルキリー(2分弱)YT
  
  動画:ヴァルキリー紹介(3分弱)YT
  
  動画:段差越えテスト(2分強)YT
  
  動画:バルブオープン(1分半)YT
  
  動画:NASA ロボ開発の歴史(6分強)YT
  
  動画:危険地帯を歩くロボットシミュレーション(1分強)YT
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*** 2015.07.28 VOL.4-15 magmag melma ***
  
  
  宇宙では、人の活動は著しく制限される。空気がないので、宇宙服が必要となり、
  更には放射線のために、動ける時間そのものが限られる
  
  そうなると、人に代わってロボットの存在は大きくなる。そんな宇宙ロボット
  機能を支える人工筋肉が開発されている。
  
  その有力候補、電場応答性高分子(Electroactive Polymers:EAP)で造られた人工
  筋肉が、宇宙環境テストのためISS持ち込まれた。
  
<Rasラボ開発の炭素繊維強化型人工筋肉>
   
<ISSに向けて梱包された人工筋肉>
  
  この高分子ポリマーは、ゲル状物質低電圧でも伸縮する。このゲル状物質に、
  通電できるようにするには、電極が必要となるが、その開発難度が高かった
  
  米国立の研究機関の助けを借り、密着性を高めるため、プラズマ処理して難関を
  克服した。更に長時間、放射線暴露し、その耐性も確認している。
  
  極低温-271℃でも影響がない事も確認されている。ISSでは、無重量下で
  90日保管され、宇宙空間での物性面への影響を確認するとの事だ。
  
  
  あらゆる方面で開発が進む宇宙進出に必須の技術。これまでの軍需主導ではなく、
  こういう平和技術が先行し、民間技術へ広がるような時代が来たのかもしれない。
  
  
  日本語情報 healthoyaji 英語情報 gizmag, physparabolicarc
  開発会社(Rasラボ)HP 人工筋肉について wiki
  
  
  動画:ISSでの研究活動について(58分)YT
  
  動画:Rasラボでの実験の様子(2分弱)YT
  
  動画:豪ウーロンゴン大学の人工筋肉(4分半)YT
  
  動画:NASA ロボット宇宙飛行士開発の歴史(6分強)YT
***
  今や いろいろな分野でロボットの話を見聞きする様になった。原発事故の処理
  ロボットも開発されてきた。調査から実作業までバラエティに富んでいる。

  一方、基礎的な研究開発も盛んに行われているが、自ら組み変形し、動き始める
  という、映画 トランスフォーマー の様なロボットを目指せる研究発表があった。

  切り込みの入った平板シートに、電池をセットすると、切り目に沿った折れ線が
  山と谷に変形し、みるみる四足上のロボットへと変化・変形していく。

  一枚の折り紙が勝手に折られ、形になるイメージだ。4分でしっかりと固定する
  災害などで、狭い空間に滑り込ませ、中で変形・活動するイメージだ。

  カギとなる技術は、形状記憶樹脂。5層からなる樹脂シートには、熱を発生する
  導線が組み込まれ、加熱により形を変える。

  完成したロボットは、4本脚の昆虫似ロボット。5cm/秒の速度で、カサカサ
  と前進する。惑星探査でローバーに代わり、地表調査にも活躍できそうな印象だ。


  日本の折り紙を元に発想したというこのロボット。本格的な製品開発される前に、
  近い将来、子供向けの学習雑誌の付録として登場するかもしれない。


  日本語情報 karapaia, wiredsankeibiz
  英語情報 harvard, theguardiandiscovery
  サイエンス誌 投稿論文 link


<シートから立体へ>


  動画:自律組立ロボット プロモーション(約2分半)YT
  動画:NHK ロボット革命 人間を超えられるか(49分)YT
  動画:球体変形ロボット(約3分)YT
  動画:研究途上の3Dプリンター製作ロボット(約1分)YT
*ASTRO Sci-Tech NEWS '14.07.29 VOL.3-15*


  技術開発の凌ぎを削るロボットの世界。オモチャかと思わせる小さなモノでも、
  ヒューマノイドを感じるレベルまで、人工知能の対話能力は発展しているという。

  人工知能の会話能力は、如何なる方法で判定されるのか。語りかける人間が、
  応答をどのように感じたか、つまり人間と思うのか、ハタマタ機械と思うのか

  チューリング・テストと呼ばれるこの手法は、1950年英国科学者が、その
  研究論文で提案された判定方法だが、これまで乗り切れた人工知能はなかった。

  先頃行われた英国の王立協会テストに挑戦したのは、ウクライナ人ユージーン・
  デモシェンコ氏が開発した、その名もユージーン君13歳の設定だ。

  キーボードを通じた5分の会話で、30人の内10人が人間と間違えた。合格の
  判定は30%以上となっている事から、初の合格者となった。

  実際にどのような対話がなされたか、残念ながら開示されていないため、懐疑的
  な評価もあるようだが、着実に人工知能は進化している事は間違いないだろう。

  コールセンターなどの業務は、人工知能が取って代わる日も近いと思うのは早計
  だろうか。10年後位だと、十分あり得ると思うのだが。


  宇宙旅行の時代には、このような技術は大変重要となるだろう。コンピューター
  HAL9000が登場する「2001年宇宙の旅」のように。


  日本語情報 wired, nikkei, itmediasankei 英語情報 independentarstechnica
  ユージーン君の初期版とされるHP(現時点アクセスはできない)
  チューリング・テストについて wiki 2001年宇宙の旅について wiki


<ユージーン君>
<テキストチャットのイメージ>
  動画:ニュース報道(2分弱)YT
  動画:チューリング博士の言葉(1分)YT
  動画:2001年 宇宙の旅 から HAL9000(1968年 約4分半)YT
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