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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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*** 2017.9.5 VOL.6-18 magmag melma ***
    
    related blog link
     
  
  また1社、空飛ぶクルマ実現性を高めるベンチャーが出現した。独 Lilium 社だ。
  細々とPOC開発をしてきた大学発ベンチャーだが、纏まった資金を確保した。
   *;Proof of Concept 概念実証
  
  16年末11億円の出資を得た後、本年4月2人乗りプロトタイプ Eagle
  初飛行を成功させた。そして 9月 更に100億円の出資を得たのだ。
  
<プロトジェット Eagle >
  
  プロトは、マルチファン42個を搭載した 垂直離着陸VTOL)できる機体だ。
  同社は、世界初 電動VTOLジェット と称する。今後、5人乗りの開発に進む
    
  出資したのは、IT系スカイプツイッター中国ITジャイアント テンセント
  の名も上がる。一躍 IT企業と化した印象だ。
  
  立ち上がり当初は、4名程度の所帯だったが、既に70名となり、これから更なる
  増員を図る。5人乗りの有人飛行19年までに実施するという、意欲的な計画だ。
  
<5人乗りモデル イメージ図:モーターが大型化 ファンが36個に>
<次期 電動ジェットエンジン イメージ図>
  
  時速300km飛行距離300kmという、どちらかと言えば 近距離向けだが、
  これは、UBERを実現するという 同社目標にはピッタリだ。
  
<ビル屋上の離発着上 イメージ>
  
  他の競合モデルと異なるのは有効な空力対策がされている事だろうか。離陸時の
  効率が上がるようなエンジン配置巡航状態のきれいなストリームラインが物語る。
  
<ダウンストリームがスムーズに流れる 左>
<低抵抗な機体デザイン>
  
  気になる騒音は、一般のバイク並をいう事だが、地上の騒音と空中での喧噪では、
  ちょっと趣きが違うかもしれないが、十分許容できるだろう。
  
  更に万一の際には、パラシュート装備もある。最近は小型機で導入が進んでいるが、
  Lilium 社の機体は、キャビンにも耐水機能を持ち、プラスの安全性がある。
  
<パラシュートイメージ>
  
  
  現行の航空法では、規定のないカテゴリー。機体構成、無人操縦、その上での有償
  旅客など 如何に乗り越えるか。このブームには、当局も考えざるを得ないだろう。
  
  
  日本語情報 thebridge, forbesjapanwired  英語情報 venturebeatmedium
  Lilium社 HP
  
  
  動画:2016 Hello Tomorrow Challenge での講演(4分)YT
  
  動画:WIRED 初飛行の報道(1分)YT
  
  動画:Eagle 初飛行の様子(約2分)YT
  
  動画:1/5 スケールモデル 飛行評価(1分弱)YT
 
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*** 2017.9.5 VOL.6-18 magmag melma ***
  
  
  デロリアンと聞いて何か思い起こせるなら、SF好きは間違いない既に30年
  経ってしまったが、バック トゥ ザ・フューチャー に登場するスポーツカーだ。
  
<デロリアン:映画ではタイムマシンに改造される>
  
  そのデロリアン開発者甥なる人物ポール・デロリアンが、新たなる空飛ぶクルマ
  を開発するという。浮上と推進用に、前後にダクトファン2基を備える。
  
<ポール・デロリアン氏>
<DR−7>
  
  まだ詳細は分からないが、全長9m全幅5.6mもある翼は折畳みもできる様
  なので、専用車庫を作れば、なんとか収まるかもしれない。
  
<スケールモデル>
  
  全自動で、電動駆動VTOL機というのが正確だが、航続距離200km弱
  いうスペックは、米国ではちょっと短い気もする。
  
  今後、1年飛行可能なプロトタイプを仕上げ、5年程度で実用化に進めるという
  目標。織込まれる要素技術は、安全を向上する先端技術という特記がある。
  
  オスプレーの前例にもある通り、この手のVTOLは、結構 飛ばす事が難しい
  特許にはフライトパスも描かれ、既にシミュレートはされているようだ。
  
<特許より>
   
  
  空飛ぶクルマの申し子とも言えるデロリアン未来版、期待が募るばかりではあるが、
  早く実機を造って 期待に応えてもらいたい。後1年、待ち遠しい。
  
  
  日本語情報 autoblog  英語情報 wiredengadget
  開発会社(De Lorean Aerospace社)HP
  
  
  動画:DR-7 全周イメージCG(6秒)YT
  
  動画:DR-7 前後のダクトファンアクションCG(33秒)YT
  
  動画:Back to the Future Part 2 より(3分弱)YT
  
  
 
*** 2017.7.11 VOL.6-14 magmag melma ***
  
  
  空飛ぶクルマ分類される飛行体にも、随分とバリエーションが増えて来ている
  Volocopterなるドイツベンチャーは、e−voloなるモノを開発中だ。
  
<e−volo>
  
  マルチファンとも呼ばれ、ローター18基を有し2名が搭乗できる垂直離着陸機だ。
  自律飛行、即ち 自動で飛行できる能力を持ち、現在 その開発が進む。
  
<18基のファン 最大外径 9.15m ローター径 1.8m>
  
  このe−volo、Volocopter 2X として商品化され、中東のアラブ
  首長国連邦UAEドバイ空飛ぶタクシーとして実用化される事が決まった様だ。
  
  当面5年は、パイロット操縦で運航し、結果良ければ自動運航へ進むと計画される。
  この期間は試験飛行との位置付けで、正確には商用運航ではない。
  
<2Xのコクピット>
  
  ローターブラシレスDCモータで回転、機体重量290kgペーロード160
  kg 合計450kgを支え、飛行させる能力がある。
  
  リチウムイオン電池を採用、9個搭載され、各々2基のローターに電力供給する。
  最高速度 100km/h70km/h17分程飛行でき、距離では27kmだ。
  
  実際の運用を考えると、全くの自由な場所に飛んでいく というよりは スポットの
  ようなポートが設けられ、その間を飛ぶことになるであろう。
  
  
  ドバイでは、中国イーハン184ライドシェア大手ウーバー自動運航での
  空飛ぶタクシーを計画している。世の革命は、こんな国からでるかもしれない。
  
<ドバイで展示された イーハン[Ehang]184>
  
  
  日本語情報 businessinsider, sankeiwsj  英語情報 theengineer, businessinsider  
  開発会社(Volocopter)HP  スペックシート pdf
  
  
  動画:2X運航のイメージCG(3分弱)YT
  
  動画:Volocopter 開発ドキュメント(5分半)YT
  
  動画:Volocopter デモ飛行[+無人機](1分強)YT
  
  動画:Volocopter 利用シーン(2分強)YT
  
*** 2017.5.16 VOL.6-10 magmag melma ***
    
     
  空飛ぶクルマ現実味が一段と増してきた。スロバキアエアロモービル社注文
  の受け付けを開始した。まず500台の受注を狙い、出荷は2020年が目標だ。
  
<エアロモービル>
  
  価格は1億3千万円からという、高級製品だ。小型機の代名詞 セスナ社172
  新型機価格4-5千万円に対し倍以上だが、一緒に事業を育てて欲しいという。
  
  約3分で、自動車-飛行機への変態する。離陸できる貨客重量240kgだから
  2-3名乗りというイメージだが、現状では2シートだ。
  
<室内イメージ>
  
  最高速度は、自動車モード160km/h飛行機モード360km/h航続
  距離は、700km以上は大丈夫、という内容、実用性には問題はなさそうだ。
  
  エンジンは、電子制御装置も付いた最新式4気筒水平対向排気量2000cc
  ターボチャージャー付き300馬力を誇る。
  
<搭載予定のROTAX社エンジン>   
  
  今回のモデルは4.0というエアロモービル1990年1.0から四半世紀以上
  の歳月を掛け、いよいよ量産段階だ。老舗の企画、なんとかモノにしてもらいたい。
  
  
  日本語情報 newsweekjapantabkul  英語情報 newatlasaeromobil
  エアロモビール社について wiki
   
  
  動画:エアロモビール4.0 プロモーションCG(1分弱)YT
  
  動画:AP報道 トップ・マルケス・モナコモーターショー発表(2分弱)YT
  
  動画:エアロモビール3.0 実利用評価記録(1分半)YT
  
  動画:エアロモビール開発中の事故(2015年 1分弱)YT
 
*** 2017.3.21 VOL.6-6 magmag melma ***
    
  related blog link1link2
  
  
  欧州旅客機メーカエアバス社米ボーイング社世界を二分する大企業だ。
  先日、空飛ぶクルマ構想を発表したばかりだが、また新しい発表があった。
  
<年内にもテストが始まると噂される Vahana >
  
  発表はジュネーブモーターショー自動車の新モデルが発表されるなど世界的な
  モーターショーだ。コンセプト名 Pop.UP自動車業界に新風が吹いている。
  
<ドローンモジュールとキャビン型自動車 モックUP>
<ドローンモジュール、キャビン、走行モジュールから成る>
  
  自動車としては、完全自動走行を実現し、スマホ一つで呼び出せる必要に応じ
  ドローンモジュールが飛んできて、自動車のキャビン部分を掴み飛んでいく
  
  ちょっとしたSF映像だが、これだけ空飛ぶクルマ構想があると、どこか新興国
  が導入しても不思議はないドバイでは消防用ジェットパックが導入される。
  
<ドバイで導入予定のジェットパック>
  
  一方、現実には航空技術の開発はもとより、人工知能AI全体システムとして
  の要素技術開発、又 航空管制に関する規制課題も多い。時間は掛かりそうだ。
  
  
  コンセプト思考が強いが、リアリティはある。SF映画などで描く事ができたら
  若い人がやってみたいと思うかもしれない。是非誰か、実現して欲しいものだ。
  
  
  日本語情報 techcrunchresponse  英語情報 theengineer, economictimes
  
  
  動画:プロモーションCG(2分)YT
  
  動画:プロモーションCGにエアバスインタビュー(3分弱)YT
  
  動画:DPCcars報道 モーターショーでの発表(7分半)YT
  
  動画:パートナーの Italdesign社 による発表の模様(16分強)YT
   
 
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