ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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SF的なアイデアは、数多ある。これもその一つかもしれないが、リアルな技術をベースにした、実現可能なアイデアでもある。
最大の問題はエネルギー。最近の小惑星を資源化する asteroid mining の動きが、
この道を開きつつあり、時間は掛かりそうだが挑戦が始まりそうだ。
実に壮大、荒唐無稽な発想だが、小惑星上に巨大レーザー装置を設置、太陽光を
集光、レーザ光として照射する。小惑星をレーザー装置とする訳だ。
発射された行く手には、直径500mの可動式のフランネルレンズが待ち受け、
遠くの探査船へ向けてレーザー光を送り込む。
<レーザー光の照射イメージ>
レーザー光を受ける探査船は、そのエネルギーでイオン推進装置を駆動させる。
探査船は、乗員250名という大規模なものだ。
そして、直径600mの居住区円環を2回転/分で回転し、重力相当の遠心力を
発生させ、生活に支障がでないよう設計される。
最大の問題は、探査船の減速とされる。試算によると、光速度の2%で航行して
いた場合、通常速度まで減速するのに、最先端の技術でも73年掛かるという。
この最先端技術というのが、磁気セイルだ。セイル部分に強力磁場を発生させ、
太陽風の磁気プラズマ流に反発・推進力を得る。
<ソーラーセイルと磁気セイル>
<磁気セイルの作動概念>
このアイデア、1980年代に遡る。通常は、ソーラーセイルの様に加速推進に
用いられるハズだが、このアイデアでは減速装置として蘇った。
発案当時は、実現できそうな技術も見当たらず、お蔵入りだったが、最近になり
超伝導技術を用いれば、強力磁場の発生も問題ないとの事で、研究も盛んの様だ。
このアイデアに登場する推進・減速技術は、推進材を必要としないプロペラント
レスと呼ばれる分野。宇宙探索の重要技術には、まだまだ発展がありそうだ。
英語情報 nextbigfuture, centauri-dreams
プラズマセイルについて pdf1, pdf2
動画:ソーラーセイルについて(2分強)YT
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