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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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*** 2016.10.04 VOL.5-20 magmag melma ***
  
  
  航空機メーカ大巨人エアバス社空飛ぶクルマに進出するというニュースが
  飛び込んできた。その狙いとは、その内容とは。
  
  2030年人口の60%が都市に住むという予測がある。結果、道路渋滞は、
  一層ひどくなる。エアバス社は、その改善に空の技術を持ち込むという。
  
<2030年の都市部住居比率:グラフの○が大きくなっている>
  
  Project Vahana と名付けられた、空飛ぶクルマプロジェクトは、自動操縦で飛行
  する垂直離着陸型VTOLエアタクシーだ。
  
<CityAirbus というコンセプト:左右にチラリ>
  
  電動マルチダクテッドファン推進装置とし、既に乗客1名のみのコンセプト
  試作開発に着手、計画では、2017年にはお披露目する。
  
  これを実現できるカギは、如何に都市部での建物衝突を回避するか、という技術、
  或いは バッテリーモータになるが、着実に手に入れつつあるという。
  
<切り出すと チョットイメージし辛い・・動画にイメージあり>
  
  開発は、エアバス社傘下のヘリコプター会社シリコンバレーのチームが加わり、
  今年2月より始めたとの事、航空分野では異例のスピードだ。
  
  実は、このスピードの前に2年ほど掛けて、実現性を吟味している。技術見通し
  だけでなく、どのくらいユーザがいるかなども考慮し、結果 OKだった。
  
<計画の中心人物 Matthieu Repellin>
  
  
  現実のものとなると、スマホで予約、近くのヘリパッドに乗りに行く。なんとも
  かつてのSFの世界だ。続く、日本の技術ベンチャーの進出も見たいものだ。  
  
  
  日本語情報 cnetnewsln  英語情報 airbusgroup, aviationweekrt
  
  
  動画:TomoNews報道-イメージCGあり(1分強)YT
  
  動画:マルチコプター Volocopter VC200(3分)YT
  
  動画:中国 EHang 184(1分半)YT
  
  動画:マルチファン Lilium VTOL機(3分弱)YT
  
  動画:次世代型 Terrafugia TF-X(1分強)YT
  
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*** 2016.10.04 VOL.5-20 magmag melma ***
  
  スペースX社 CEO イーロン・マスク氏壮大な大志を実現化する極めて稀な
  起業家だ。夢を目標に変え、実現モードへ移行させる。
  
<マスクCEO>
  
  そのマスクCEOが、火星への大量の人類を送り込む移住計画を発表、大反響を
  呼んでいる。目標は2060年、ちょっと先だが 火星に人が住む時代だ。
  
  そのシステムはInterplanetary Transport System [ITS] と命名された巨大な
  ロケットエンジン名猛禽類を意味する Raptor 、強い意志を感じさせる。
  
<Interplanetary Transport System [ITS] イメージ図>
  
  これまでにない超極太のITSは、100トンの貨物・人間を搭載できる。全長
  50m宇宙船を含み、高さ122m直径17mの図体だ。
  
<宇宙船>
  
 
<宇宙船の液体酸素タンク>
  
  火星までは80-150日、少々長いが 映画館やカフェなど 娯楽室も準備され、
  楽しい旅になるようだ。初挑戦は2022年100名も送り込む計画だ。
  
  宇宙航行の途中燃料タンカーランデブー燃料補給を受ける。火星軌道では、
  最後の補給を受けて着陸となる。また 火星燃料製造すれば、帰還もできる
  
<補給船とのランデブー イメージ図>
  
  現在、費用は2千万円/人程度と見積もられている。将来には、半分の1千万円
  を目指す。2100年には百万人が火星住民という世界、長生きしたいものだ。
  
  
  日本語情報 afpbbitmedia
  
  
  動画:ITSプロモーションCG(4分半)YT
  
  動画:学会での計画発表の様子(1時間強)YT
  
  動画:euronews報道(1分強)YT
  
  動画:NASA 有人探査基地イメージ(7分弱)YT
  
  動画:映画 マーティアン 予告編(3分強)YT
  media: CNN US, Aug.31 '16; link
  
  やはり宇宙に知的生命体は存在した、そんなニュースが駆け巡った。イタリア
  SETI天文科学者ネット発表だ。ソース centauri-dreams link
   related blog link
  
Search for Extra-Terrestrial Intelligence 地球外知的生命体探査
  
  捉えられた波長マイクロ波11GHzSHFというセンチメートル波の部類、
  キャッチされたのは、2015年5月15日の事だ。
  
<公開された観測波形>   
  
  95光年離れる HD164595ナンバリングされた恒星からの波長を、世界最大の
  ロシアにある電波望遠鏡 RATAN-600強い電波を取らまえた。
  
<電波望遠鏡 RATAN-600 直径576m>
<HD164595 イメージ図 この惑星に文明があるのか>
  
  決して知的生命体からのモノと特定された訳ではないが、研究を継続する価値が
  あるとし、国際天文学会での議論を期待している。
  
  
  発表後の確認では、再現性が低く 残念だが、未だ十分なデータとは言えない様だ。
  観測技術が高まる現在、まだまだ期待は強まるばかりだ。
  
  
<CNN 報道>
  
<キャッチされたシグナル音>
  
  
  original JPN soraegigazine original ENG seti, marketbusinessnews, spacecnn 
  IAC(International Astronautical Congress) プログラム pdf, link 
*** 2016.9.20 VOL.5-19 magmag melma ***
  
  ホットコア生まれたばかりの星を繭のように包む暖かい分子の雲の事だ。炭素、
  窒素、酸素等が集まった分子雲と呼ばれる極低温状態が、暖められたガス状態だ。
  
  星の誕生過程において、初期に見られる。チリが集まり星の核となり、その周り
  に分子雲ができ、星の核温かくなってくると、分子雲ホットコアとなる。
  
<原始星周囲のイメージ図 中央部やや黒い円環 ガスの繭がホットコアだ>
  
  このホットコア炭素、窒素、酸素等分子化されている。それは、様々な分子、
  一酸化炭素有機分子生命の誕生に欠かせない分子が含まれる。
  
  これまで、観測対象も少なく、技術の限界から、天の川探査に限られていたが、
  初めて天の川以外の銀河の観測に成功し、大マゼラン星雲に見つかった。
  
<大マゼラン星雲:南天にあり日本からは見えない>
  
  その距離16万光年という遠い存在に、アルマ望遠鏡を用いて日本の研究チーム
  が成し遂げた快挙だ。更に組成が、天の川のモノと大きく異なる事も分かった。
  
<大マゼラン雲のホットコア イメージ図>
  
  見つかったST11という生まれたばかりの星の電波放射観測の結果では、固体
  微粒子(ダスト)、二酸化硫黄一酸化窒素ホルムアルデヒド他が検出された。
  
<観測結果事例>
  
  天の川ホットコアに比べると、メタノールホルムアルデヒドイソシアン酸
  という分子が非常に少なく進化段階での氷の生成過程が影響しているという。
  
  
  これが両銀河の一般的な差に繋がるかどうかは、更なる研究、観測が必要だが、
  誕生する生物に違いがあるかもしれない。どんな宇宙人の世界があるのだろうか。
  
      
  日本語情報 astroartsalma
  発表論文(The Astrophysical Journal) link
  大マゼラン星雲について wiki
  
  
  動画:大小マゼラン星雲ツアー(5分弱)YT
  
  動画:マゼラン星雲の最新情報に迫る(20分弱)YT
  
  動画:アルマ天文台紹介(4分弱)YT
  
  動画:70億年後の夜空 天の川の変化(19秒)YT
*** 2016.9.20 VOL.5-19 magmag melma ***
  
    
  NASAが進める低コストの宇宙居住棟技術。有名なところでは、ISS到着後、
  ドッキング後に容量拡大するビゲロー社膨らむ居住棟 BEAM だ。
  
  実は他に5社の候補がある。最も野心的なものは、最上段の打上げロケット部を、
  居住棟に転用する。空間を漂うか、大気圏焼失する運命シリンダーの再利用だ。
  
<建造中のスペースシャトル 液体燃料タンク:こんな感じ?>
  
  ISSドッキングするための接合部を付けて、シリンダーが居住棟となる訳だ。 
  では、どのようにISSまで持って行くのか。  
  
<目指すイメージ図:接合部を付けてISSにぶら下る>
<接合部のイメージ図>
  
  現在の案は、ISSに向けた補給船にくっ付いていき、後はISSロボアーム
  でISS居室棟として、ドッキングさせるという。ナノロック社の挑戦だ。
  
<左から右へ:右がドッキングのイメージ図 白い線がISSロボアーム>
  
  しかし、原案は1960年代に遡る。ロケットの父フォンブラウン博士が、初の
  宇宙ステーション計画 スカイラブオリジナルアイデアで提案していた。
  
<フォンブラウン博士のスケッチ図>
<スカイラブ>
  
  これによるコスト低減は絶大だ。居住棟を打ち上げるために、わざわざロケット
  を打ち上げる必要がない。その分、他の必要資材に振り分ける事ができるのだ。
  
  
  地道な開発が、火星への道を近付ける。膨大な費用を伴う宇宙開発で、低コスト
  は、実現可能性を高める手段になる訳だ。日本が活躍できる場面かもしれない。
  
  
  日本語情報 techcrunch  英語情報 ieee, jalopnik, techcrunchnanoracks
  開発会社(ナノロック社)HP  スカイラブ計画 wiki
  
  
  動画:ナノロック社 Jeff Manber CEO TEDトーク(12分弱)YT
  
  動画:ナノロック社 キューブサット放出状況(1分半)YT
  
  動画:ナノロック社 キューブサット放出装置イメージCG(1分半)YT
  
  動画:ビゲロー社 BEAMイメージCG(1分)YT
  
  動画:ビゲロー社 BEAM 膨張(24秒)YT
  
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