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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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*** 2016.9.20 VOL.5-19 magmag melma ***
  
  ホットコア生まれたばかりの星を繭のように包む暖かい分子の雲の事だ。炭素、
  窒素、酸素等が集まった分子雲と呼ばれる極低温状態が、暖められたガス状態だ。
  
  星の誕生過程において、初期に見られる。チリが集まり星の核となり、その周り
  に分子雲ができ、星の核温かくなってくると、分子雲ホットコアとなる。
  
<原始星周囲のイメージ図 中央部やや黒い円環 ガスの繭がホットコアだ>
  
  このホットコア炭素、窒素、酸素等分子化されている。それは、様々な分子、
  一酸化炭素有機分子生命の誕生に欠かせない分子が含まれる。
  
  これまで、観測対象も少なく、技術の限界から、天の川探査に限られていたが、
  初めて天の川以外の銀河の観測に成功し、大マゼラン星雲に見つかった。
  
<大マゼラン星雲:南天にあり日本からは見えない>
  
  その距離16万光年という遠い存在に、アルマ望遠鏡を用いて日本の研究チーム
  が成し遂げた快挙だ。更に組成が、天の川のモノと大きく異なる事も分かった。
  
<大マゼラン雲のホットコア イメージ図>
  
  見つかったST11という生まれたばかりの星の電波放射観測の結果では、固体
  微粒子(ダスト)、二酸化硫黄一酸化窒素ホルムアルデヒド他が検出された。
  
<観測結果事例>
  
  天の川ホットコアに比べると、メタノールホルムアルデヒドイソシアン酸
  という分子が非常に少なく進化段階での氷の生成過程が影響しているという。
  
  
  これが両銀河の一般的な差に繋がるかどうかは、更なる研究、観測が必要だが、
  誕生する生物に違いがあるかもしれない。どんな宇宙人の世界があるのだろうか。
  
      
  日本語情報 astroartsalma
  発表論文(The Astrophysical Journal) link
  大マゼラン星雲について wiki
  
  
  動画:大小マゼラン星雲ツアー(5分弱)YT
  
  動画:マゼラン星雲の最新情報に迫る(20分弱)YT
  
  動画:アルマ天文台紹介(4分弱)YT
  
  動画:70億年後の夜空 天の川の変化(19秒)YT
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