ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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NASAが進める低コストの宇宙居住棟技術。有名なところでは、ISS到着後、
ドッキング後に容量拡大するビゲロー社の膨らむ居住棟 BEAM だ。
実は他に5社の候補がある。最も野心的なものは、最上段の打上げロケット部を、
居住棟に転用する。空間を漂うか、大気圏焼失する運命のシリンダーの再利用だ。
<建造中のスペースシャトル 液体燃料タンク:こんな感じ?>
ISSにドッキングするための接合部を付けて、シリンダーが居住棟となる訳だ。
では、どのようにISSまで持って行くのか。
<目指すイメージ図:接合部を付けてISSにぶら下る>
<接合部のイメージ図>
現在の案は、ISSに向けた補給船にくっ付いていき、後はISSのロボアーム
でISSに居室棟として、ドッキングさせるという。ナノロック社の挑戦だ。
<左から右へ:右がドッキングのイメージ図 白い線がISSロボアーム>
しかし、原案は1960年代に遡る。ロケットの父フォンブラウン博士が、初の
宇宙ステーション計画 スカイラブ のオリジナルアイデアで提案していた。
<フォンブラウン博士のスケッチ図>
<スカイラブ>
これによるコスト低減は絶大だ。居住棟を打ち上げるために、わざわざロケット
を打ち上げる必要がない。その分、他の必要資材に振り分ける事ができるのだ。
地道な開発が、火星への道を近付ける。膨大な費用を伴う宇宙開発で、低コスト
は、実現可能性を高める手段になる訳だ。日本が活躍できる場面かもしれない。
動画:ナノロック社 Jeff Manber CEO TEDトーク(12分弱)YT
動画:ナノロック社 キューブサット放出状況(1分半)YT
動画:ナノロック社 キューブサット放出装置イメージCG(1分半)YT
動画:ビゲロー社 BEAMイメージCG(1分)YT
動画:ビゲロー社 BEAM 膨張(24秒)YT
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