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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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*** 2016.7.26 VOL.5-15 magmag melma ***
  
  宇宙旅行には火星に注目が集まる中、研究分野では、他の衛星探査も進んでいる。
  2011年8月に打上げられた木星探査機ジュノーが、目的の軌道に投入された。
  
<ジュノーの木星到着イメージ図>
<木星までの軌跡:左下が木星・ジュノー>
  
  これから20ヶ月・37周回で、内部構造や大気、磁場などを観測する予定だが、
  第一弾として、430万Km地点からの初映像が送られてきた。
  
<まだまだ遠いが、ファースト・ショット>
  
  関係者では、上手く作動してくれた事は木星の過酷な放射線環境に耐え抜いて
  くれたお陰、との喜びをコメントを発する。その機能は、正しく最先端だ。
  
  ・太陽電池の衛星ミッションで、最も地球から遠い探査機
    (これまでは原子力電池。省力化と太陽電池性能向上の賜物) 
  ・木星の放射線帯中心部で稼働可能な、観測機器を守るチタン製収納室の採用 
  ・毎秒約58kmという、これまでで最速で惑星周回軌道に突入 
  ・木星の観測史上、最も高解像度画像の撮影
  
<電子機器・基盤を取り囲む約1cmのチタン壁>
  
  
  最初の高解像度画像は、8月末に予定される。火星のように、多くの未知映像が
  送られてくるだろう。数々の新しい発見を期待したい。
  
     
  日本語情報 astroarts, mynavi, wiredextremetech
  英語情報 huffingtonpostspaceflight101
  
  NASA:ジュノーHP  開発企業(Lockheed Martin社)HP
  
  
  動画:ジュノーの木星探査について(2分強)YT
  
  動画:ジュノーの設計について(2分強)YT
  
  動画:ジュノーの太陽光発電(2分弱)YT
  
  動画:ジュノーの太陽光発電 開発ストーリー(2分半)YT
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*** 2016.7.26 VOL.5-15 magmag melma ***
  
  
  一世を風靡する3Dプリンター航空宇宙の世界では、もはや常識と言っていい
  だろう。しかし、悪魔で地球上での効率的な部品製造が目的だ。
  
  宇宙空間では、どうだろうか。部品を作る事は無い、というのが今までだったが、
  3Dプリンターを利用して、交換部品の工具を作ろうという時代へ入ってきた。
  
  部品を送り届ける必要がなくなれば輸送コストが削減できたり、倉庫スペース
  が減らせるなど、良い事づくめだ。
  
  研究は2014年から、低温度のプラスチック材料を用いて始まったが、新たに
  バージョンアップした3DプリンターISSに搭載された。
  
<ISS実験室の3Dプリンター装置>
  
  地上との違いは、ずばり重力加速度ISSでは、ほぼゼロの微小重力下に於て
  3Dプリンターが作動しなくてはならない。
  
  光硬化の方式による3Dプリンターの場合、液状の原料を用いるため、この液状
  原料が、いずこへ動き出すか全く分からず新しい製造手法が必要となる。
  
  また、更なるアドバンスも開発中だ。宇宙船内でクルーズドループでの部品製造
  を目指した、リサイクルプラスチックを利用できる装置だ。  
  
<Refabricator:3Dプリンターの一部を構成(リサイクルプラスチック利用)>
  
  
  地上での開発はほぼ終了し、2017年の宇宙での実証実験に向けて準備が進む。
  まずは、宇宙での樹脂系部品3Dプリンター製造技術確立を目指す。
  
  一方、地上での金属3Dプリンター部品製造は、かなり高いレベルまで達成済だ。
  宇宙旅行が長くなるほど、こういう技術も必要だ。
  
<NASA開発の3Dプリンター製造 ロケットエンジン用ターボポンプ>
  
  
  3Dプリンター技術の開発は、宇宙だけでなく、広く利用が期待される。それは
  モノづくりを根底から変革する。よりレベルの高い技術を宇宙に期待したい。
  
    
  日本語情報 cnet  英語情報 nasa1, nasa2, cnbcengineering
  スペース社HP  Made In Space HP
  
      
  動画:今回のISSでの実験一コマ 他(2分半)YT
  
  動画:ネット報道:ISSでの3Dプリント(1分弱)YT
  
  動画:NASA:3Dプリンター実験について(2014年 5分強)YT
   
  動画:3Dプリンター製造 燃料ポンプの実験の様子(1分弱)YT
  
*** 2016.7.26 VOL.5-15 magmag melma ***
  
     
  宇宙開発が進む一方スペース・デブリと呼ばれる宇宙ゴミは増加の一方。それは
  2万個にも及び、数千トンから7千トンという試算もある。
  
  既に 約10cm以上のデブリは、米国、ロシアのスペースガード活動により把握、
  常時監視されている。日本でも2ヶ所の施設が協力、その数は1万個近いという。
  
<スペース・デブリのイメージ図>
  
  宇宙ゴミ排除の計画は幾つかあるが、来年に早々にテストミッションを実行する
  というニュースが流れた。RemoveDEBRIS と呼び、3つのアイデアを試す予定だ。
  
   1:まるで投網の様に網を投げて捉まえる 
   2:モリで目標を打ち抜き捉える
   3:パラシュートを付けて抵抗増加し、地球再突入を早めて消失する
  
<スパイダーキャッチ方式>
  
<モリ的中キャッチ方式>
  
<パラシュート友連れ大気圏突入方式>
  
  1や2は、積極的に捕獲していく方法、3は、事前にセットしておけば、運用の
  終了と共に計画的に地球再突入が実行できる。
  
  実は、事態は差し迫っている。2009年には、2つの衛星 イリジウム33
  コスモス225衝突1000個以上もの宇宙ゴミに分解された。
  
  また欧州は、運用済みになった8.5トンにもなる最大級の観測衛星宇宙ゴミを、
  軌道上に保有しており、何とかしたい状況だ。Envisatという地球観測衛星だ。
  
  
  実際に衛星が衝突する時代、待ったナシは言うまでもない。これからの宇宙旅行
  時代にも、早く安全な宇宙空間の実現に近づけて欲しい。
   
   
  日本語情報 gizmodo  英語情報 esasurrey
  スペース・デブリについて wiki
  日本スペースガード協会HP
  
  
  動画:プロモーションCG(4分弱)YT
  
  動画:イリジウム33とコスモス225 衝突の様子(1分強)YT
  
  動画:Envisat 捕獲アイデア(3分弱)YT
  
  動画:在りし日の Envisat(7分強)YT
  media:我愛解密 中国;16.5.23 link
  
  
  上海10時間以上もの時間複数の市民が、未確認飛行物体を目撃したという
  なんともトンデモナイニュースが伝わってきた。
  
<目撃写真とする映像> 
<目撃地域:上海市北部[ソンホゥ通り]付近>
  
  それは漂っていたという。望遠鏡での目撃では、赤・青・黄色の光を放っていた
  という証言もあるようだ。
  
  10時間というから、通りを歩く市民全てが目撃したかと思ったが、実際には、
  幾つかの目撃談がネット記録に掲載され、最初と最後から割り出されたようだ。
  
  ハッキリ見えた訳でもなく雲の後ろに見えたとか、暗い時間帯だったから記録
  ができなかったとか、少し怪しさも増してくる。
  
  極めつけは、2次掲載のHPで用いられている画像が、オリジナルの中国サイト
  には見られないと思われる事だ。果たして真相は如何に。
  
  
<上海の4大目撃とされる一つ:1987年の目撃映像>
  
  
  original JPN tocana  original CHN woaijiemi
  original ENG expressufosightingsdaily
*** 2016.7.12 VOL.5-14 magmag melma ***
    
  
  地球の衛星と言えば、だけ。そう思っている人も多いだろう。ところがである、
  もう一つ発見されたというニュースが飛び交った。
  
  そんなの見た事ない、という声が聞こえてきそうだが、発見されたのは、本年の
  4月、仮名称は2016H032016年に3番目発見)という小惑星だ。
  
<発見した Pan-STARRS1:小惑星探索天文台@ハワイ>
  
  この小惑星は、太陽を中心として公転しているが、その周期が地球と同じである
  ために、地球にひかれて衛星化しているようだ。正確には、準衛星と呼ばれる。
  
<地球と2016H03の関係図:中央 太陽, 青 地球, 黄 第2の月>
  
  ほぼ100年こういう状態を維持しており、これから何世紀も地球に添い続ける
  だろうと、と専門家がコメントしている。
  
  大きさは、直径40mから100mと見られているが、まだよく分かっていない。
  地球との距離は、との距離38倍から100倍の位置にいる。かなり遠い
  
  これまでにも、2006RH120という小惑星など、幾つかの小惑星準衛星
  となった時期があったが、今はいずれも離れて行った
  
  
  地球近傍の天体も、まだまだ未知のエリアだ。小惑星は小さく、太陽光の反射が
  弱く、見つけ難い。空間を漂う探査ロボット的な衛星を打上げてはどうだろう。
  
    
  日本語情報 cnn, indeepitmedia  英語情報 nasa
  月以外の地球の衛星について wiki  2006RH120 wiki
  
  
  動画:軌道シミュレーション(1分)YT
  
  動画:2006RH120について(3分弱)YT
  
  動画:Near Earth 小惑星確保計画(1分半)YT
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