ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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宇宙旅行には火星に注目が集まる中、研究分野では、他の衛星探査も進んでいる。
2011年8月に打上げられた木星探査機ジュノーが、目的の軌道に投入された。
<ジュノーの木星到着イメージ図>
<木星までの軌跡:左下が木星・ジュノー>
これから20ヶ月・37周回で、内部構造や大気、磁場などを観測する予定だが、
第一弾として、430万Km地点からの初映像が送られてきた。
<まだまだ遠いが、ファースト・ショット>
関係者では、上手く作動してくれた事は、木星の過酷な放射線環境に耐え抜いて
くれたお陰、との喜びをコメントを発する。その機能は、正しく最先端だ。
・太陽電池の衛星ミッションで、最も地球から遠い探査機
(これまでは原子力電池。省力化と太陽電池性能向上の賜物)
・木星の放射線帯中心部で稼働可能な、観測機器を守るチタン製収納室の採用
・毎秒約58kmという、これまでで最速で惑星周回軌道に突入
・木星の観測史上、最も高解像度画像の撮影
<電子機器・基盤を取り囲む約1cmのチタン壁>
最初の高解像度画像は、8月末に予定される。火星のように、多くの未知映像が
送られてくるだろう。数々の新しい発見を期待したい。
英語情報 huffingtonpost, spaceflight101
動画:ジュノーの木星探査について(2分強)YT
動画:ジュノーの設計について(2分強)YT
動画:ジュノーの太陽光発電(2分弱)YT
動画:ジュノーの太陽光発電 開発ストーリー(2分半)YT
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一世を風靡する3Dプリンター、航空宇宙の世界では、もはや常識と言っていい
だろう。しかし、悪魔で地球上での効率的な部品製造が目的だ。
宇宙空間では、どうだろうか。部品を作る事は無い、というのが今までだったが、
3Dプリンターを利用して、交換部品の工具を作ろうという時代へ入ってきた。
部品を送り届ける必要がなくなれば、輸送コストが削減できたり、倉庫スペース
が減らせるなど、良い事づくめだ。
研究は2014年から、低温度のプラスチック材料を用いて始まったが、新たに
バージョンアップした3DプリンターがISSに搭載された。
<ISS実験室の3Dプリンター装置>
地上との違いは、ずばり重力加速度。ISSでは、ほぼゼロの微小重力下に於て
3Dプリンターが作動しなくてはならない。
光硬化の方式による3Dプリンターの場合、液状の原料を用いるため、この液状
原料が、いずこへ動き出すか全く分からず、新しい製造手法が必要となる。
また、更なるアドバンスも開発中だ。宇宙船内でクルーズドループでの部品製造
を目指した、リサイクルプラスチックを利用できる装置だ。
<Refabricator:3Dプリンターの一部を構成(リサイクルプラスチック利用)>
地上での開発はほぼ終了し、2017年の宇宙での実証実験に向けて準備が進む。
まずは、宇宙での樹脂系部品3Dプリンター製造技術確立を目指す。
一方、地上での金属3Dプリンター部品製造は、かなり高いレベルまで達成済だ。
宇宙旅行が長くなるほど、こういう技術も必要だ。
<NASA開発の3Dプリンター製造 ロケットエンジン用ターボポンプ>
3Dプリンター技術の開発は、宇宙だけでなく、広く利用が期待される。それは
モノづくりを根底から変革する。よりレベルの高い技術を宇宙に期待したい。
動画:今回のISSでの実験一コマ 他(2分半)YT
動画:ネット報道:ISSでの3Dプリント(1分弱)YT
動画:NASA:3Dプリンター実験について(2014年 5分強)YT
動画:3Dプリンター製造 燃料ポンプの実験の様子(1分弱)YT
宇宙開発が進む一方、スペース・デブリと呼ばれる宇宙ゴミは増加の一方。それは
2万個にも及び、数千トンから7千トンという試算もある。
既に 約10cm以上のデブリは、米国、ロシアのスペースガード活動により把握、
常時監視されている。日本でも2ヶ所の施設が協力、その数は1万個近いという。
<スペース・デブリのイメージ図>
宇宙ゴミ排除の計画は幾つかあるが、来年に早々にテストミッションを実行する
というニュースが流れた。RemoveDEBRIS と呼び、3つのアイデアを試す予定だ。
1:まるで投網の様に、網を投げて捉まえる
2:モリで目標を打ち抜き捉える
3:パラシュートを付けて抵抗増加し、地球再突入を早めて消失する
<スパイダーキャッチ方式>
<モリ的中キャッチ方式>
<パラシュート友連れ大気圏突入方式>
1や2は、積極的に捕獲していく方法、3は、事前にセットしておけば、運用の
終了と共に、計画的に地球再突入が実行できる。
実は、事態は差し迫っている。2009年には、2つの衛星 イリジウム33 と
コスモス225が衝突、1000個以上もの宇宙ゴミに分解された。
また欧州は、運用済みになった8.5トンにもなる最大級の観測衛星宇宙ゴミを、
軌道上に保有しており、何とかしたい状況だ。Envisatという地球観測衛星だ。
実際に衛星が衝突する時代、待ったナシは言うまでもない。これからの宇宙旅行
時代にも、早く安全な宇宙空間の実現に近づけて欲しい。
スペース・デブリについて wiki
日本スペースガード協会HP
動画:プロモーションCG(4分弱)YT
動画:イリジウム33とコスモス225 衝突の様子(1分強)YT
動画:Envisat 捕獲アイデア(3分弱)YT
動画:在りし日の Envisat(7分強)YT
media:我愛解密 中国;16.5.23 link
上海で10時間以上もの時間、複数の市民が、未確認飛行物体を目撃したという
なんともトンデモナイニュースが伝わってきた。
<目撃写真とする映像>
<目撃地域:上海市北部[ソンホゥ通り]付近>
それは漂っていたという。望遠鏡での目撃では、赤・青・黄色の光を放っていた
という証言もあるようだ。
10時間というから、通りを歩く市民全てが目撃したかと思ったが、実際には、
幾つかの目撃談がネット記録に掲載され、最初と最後から割り出されたようだ。
ハッキリ見えた訳でもなく、雲の後ろに見えたとか、暗い時間帯だったから記録
ができなかったとか、少し怪しさも増してくる。
極めつけは、2次掲載のHPで用いられている画像が、オリジナルの中国サイト
には見られないと思われる事だ。果たして真相は如何に。
<上海の4大目撃とされる一つ:1987年の目撃映像>
original ENG express, ufosightingsdaily
地球の衛星と言えば、月だけ。そう思っている人も多いだろう。ところがである、
もう一つ発見されたというニュースが飛び交った。
そんなの見た事ない、という声が聞こえてきそうだが、発見されたのは、本年の
4月、仮名称は2016H03(2016年に3番目発見)という小惑星だ。
<発見した Pan-STARRS1:小惑星探索天文台@ハワイ>
この小惑星は、太陽を中心として公転しているが、その周期が地球と同じである
ために、地球にひかれて衛星化しているようだ。正確には、準衛星と呼ばれる。
<地球と2016H03の関係図:中央 太陽, 青 地球, 黄 第2の月>
ほぼ100年こういう状態を維持しており、これから何世紀も地球に添い続ける
だろうと、と専門家がコメントしている。
大きさは、直径40mから100mと見られているが、まだよく分かっていない。
地球との距離は、月との距離の38倍から100倍の位置にいる。かなり遠い。
これまでにも、2006RH120という小惑星など、幾つかの小惑星が準衛星
となった時期があったが、今はいずれも離れて行った。
地球近傍の天体も、まだまだ未知のエリアだ。小惑星は小さく、太陽光の反射が
弱く、見つけ難い。空間を漂う探査ロボット的な衛星を打上げてはどうだろう。
動画:軌道シミュレーション(1分)YT
動画:2006RH120について(3分弱)YT
動画:Near Earth 小惑星確保計画(1分半)YT
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