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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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*** 2016.3.22 VOL.5-06 magmag melma ***
  
  探査衛星カッシーニ、そのミッションは土星観測1997年に打ち上げられ、
  2004年土星周回軌道に投入された。
  
  その後の観測成果は、新たな衛星発見や、詳細な観測から新たな事実の発見など
  限りなく、土星に関する知見を深くしてくれた。
  
  そして、また新たな事実が発表された。B環と呼ばれる土星リングの質量に関し
  これまでの推定より、ずっと軽かったというのだ。環の形成解明に重要な情報だ。
  
<カッシーニ撮影。土星上に写る最も黒い環がB環>
  
  質量推定には、環を構成する粒子の密度を測る。土星の衛星の動きにより粒子の
  渋滞のような粗密が発生し、この粗密を測定する事により、密度が推定される。
  
  しかし、B環では構造が複雑のため、この粗密見出だし難く追跡できなかった
  ために、別の方法で推定されてきたが、カッシーニの詳細な測定が役立った。
  
<土星のリングシステム。カッシーニの撮像を編集したものだ>
  
  
  カッシーニ2017年土星への突入ルートを取って、最終の観測データ収集
  を実施、そのミッションを終了する。まだまだ新しい発見が続く事だろう。
  
  
  日本語情報 nikkeibp, sciencejournalastroarts  英語情報 phys
  発表論文(Icarus)link
  カッシーニ探査衛星HP  カッシーニについて wiki
  
  
  動画:土星の環のシミュレーションCG(4分)YT
  
  動画:土星の環について(9分強)YT
  
  動画:カッシーニ撮影の全記録(4時間弱)YT
  
  動画:カッシーニの全ミッションCG(3分半)YT


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*** 2016.3.22 VOL.5-06 magmag melma ***
  
  
  デススターとは、よくぞ名づけたり。平和な惑星をターゲットを破壊する。誠に
  悪役にはピッタリのネーミングだ。
  
  だが、これのターゲットが地球追突せんとする小惑星に向けられたら、キット
  心安らか、救いの神、エンジェルスターに変身する。
  
  近年の相次ぐ小惑星衝突に、このアイデアが浮上してきた。その名も DE-STAR*。
  似通り具合が良い感じだ。
   * Directed Energy System for Targeting of Asteroids and exploRation
  
<DE-STAR の運用イメージ>
  
  強力なレーザ光小惑星の一点に照射蒸発を試みる。そのエネルギーで岩石を
  も溶かし、蒸発させる。その蒸気が小惑星を動かす、軌道変更が可能となる。
  
  その威力は強烈だ。300万kmの距離から直径100m小惑星溶かせる
  までが38万Km、その8倍遠い空間に到達した時点に照射を始められる。
  
  そのパワーはどの位か。現時点では、まだ算出できていない。最大70ギガW
  少なくとも20-30ギガWというレベルのエネルギーだ。
  
  これが如何に巨大なエネルギーか見当が付くだろうか。1ギガW100万kW
  一般的には一つの原子力発電所の発電能力だ。これが何十個と必要になる。
  
  構想では、宇宙巨大太陽光発電所からエネルギーを得る。その前に、まずは、
  デモンストレータとして、20kWDE-STARLITE* を開発する計画だ。 
   * Directed Energy System for Targeting of Asteroids and exploRation
  
<強力レーザー発振器のイメージ図>
  
  
  エネルギーを得るために必要な太陽光発電効率は、70%と試算された。つまり
  まだ先の話であるが、着実に技術開発が進んでいる。人類の存続を願うばかりだ。
  
  
  日本語情報 gigazineyukawanet  英語情報 astrowatch, dailymailtelegraph
  発表論文 lnk, 2013年の論文 pdf1, pdf2, 2013年の専門紙記事 pdf
  プロジェクトHP
  
  
  動画:DE-STARプレゼンテーション(42分強)YT
  
  動画:Planetary Defense Conference 2015(13分弱)YT
  
  動画:実験装置CG(1分半)YT
  
  動画:開発中のレーザー兵器(1分半)YT
  
  動画:隕石衝突の再現実験(4分弱)YT
*** 2016.3.22 VOL.5-06 magmag melma ***
  
  
  今流行りの商用宇宙旅行とは、地上100kmあたりまで飛んで行き、無重力の
  状態を体験、再び戻ってくるものだ。サブオービタル宇宙旅行と呼ばれる。
  
  米国中心に数社が名乗りを上げ、ロケットや宇宙船の開発に凌ぎを削っている。
  そこに、ついにロシアが参入してくるというニュースが入ってきた。
  
  コスモ・クールス社という宇宙ベンチャー、この度、ロシア宇宙開発の総元締め
  とも言えるロスコスモスから、宇宙旅行用の再利用システム開発許可を得た。
  
<コスモ・クールス社開発中のスペースシャトル>
  
  
  即ち、再利用可能なサブオービタル打上ロケット再利用可能なサブオービタル
  宇宙機器 宇宙船などの一連のシステムだ。旅行者は6名が搭乗できる。
  
<コスモ・クールス社のサブオービタル旅行システム>

   
  先発との差別化に、軌道は180-220kmと高く、より宇宙感覚を高めよう
  という狙いのようだ。一連の離発着時間は15分無重量感覚は5-6分という。
  
  これまでの飛行機型とは違い、ロケットという事で、往復の時間は非常に短い
  打上げロケットも再利用、地球に戻ってくる。スペースX社の企画に近い印象だ。
  
  20から25万ドル(2.4-3千万円)というチケットは、先行企業とほぼ同じ。  
  2020年スタートに向け、既に700名が予約中という。
  
  
  ロケット式だけあって、最大加速度は5Gにもなる。いわば、0Gから5Gへの
  加速度体験の旅でもある。恐らく、搭乗者は事前に体力増強が課せられるだろう。
  
  
  日本語情報 sputniknews 英語情報 rt, tassoananews
  ロシア語情報 varlamov
  ロスコスモスについて wiki ロシア宇宙フォーファム inSpace
  
  
  動画:CCTV:ニュース報道(30秒)YT
  
  動画:スペースX社 再利用型ロケットテスト(2分半)YT
  
  動画:かつて開発されていたロシア版スペースシャトル(5分弱)YT
  
  動画:ロシア版スペースシャトルCG(4分半)YT
  
  動画:ロシアの宇宙博物館ツアー(2分)YT
  謎の録音火星キュリオシティに残された。2012年の事とされる。極秘
  とされる情報がリークされた。プロジェクト Sheivae なる組織によるという。
  
<謎の録音はこれだ>
  
  報道によると1977年探査衛星ボイジャーに搭載されたゴールデンレコード
  対するアンサーメッセージだというから、二重の驚きだ。
  
<ゴールデンレコード>
  
  それは英語で語られ、内容は、いたって平和的というか地球的、スピリチュアル
  その一部を紹介しておこう。
  
    HELLO  I AM SHEiVAE
  
    I RECEIVE YOUR MESSAGE   YOU ARE NOT ALONE
  
    I HOPE YOU RECIEVE MINE   I HOPE YOU UNDERSTAND MY MESSAGE
  
    YOU ARE MY FIRST CONTACT  I AM NOT YOUR ENEMY
  
    I COME IN PEACE
  
  本物だろうか。続けての情報公開もある含みだ。真偽のほどは別として、近い内、
  エンカウンターが起こる予兆かも知れない。楽しみにしたい、ものだ。
  
<ゴールデンレコードより>
  
  original JPN tocanainternetcom  original ENG ufosightingsdailydailymail 
   
*** 2016.3.08 VOL.5-05 magmag melma ***
  
  太陽風や宇宙線等、有害な加速粒子などから、地球を守っているヴァンアレン帯
  のリアルな素顔が見えてきた。それはダイナミックな動きのようだ。
  
<二重構造を取ると言われてきたヴァンアレン帯>
  
  NASAの研究によると、それは観測している粒子によって異なる形態を取る。
  粒子の種類は、粒子の持つエネルギーにより決まる。例えば、1MeVとかだ。
  
  これまで単純に二重構造を取っていると考えられていたが、磁気嵐などの際には、
  間のゾーンに電子が充満し、単一構造を示すという。厚い防備壁のようだ。
  
<新しいヴァンアレン帯 2:1MeV以上 3:0.1MeV 4:磁気嵐>
  
  現実には、様々なエネルギーを有する粒子が飛び込んでくる。つまり、これらの
  状態が同時に存在する。研究者は、音楽での各楽器の存在に例える。
  
  ヴァンアレン帯の研究は、地球を周回する衛星の開発や船外活動する宇宙飛行士
  の健康には、特に重要だ。強烈な宇宙線は、衛星にも大きく影響を与えるからだ。
  
  
  1958年の発見から、観測技術が進み、実像が分かってきた。この様な地道な
  研究が、人類への宇宙への扉を開く。日本も観測衛星を、近々打ち上げる予定だ。
  
<日本のヴァンアレン帯探査衛星 ERG衛星>
  
  
  英語情報 lanl, phys, ladailypostdiscovery
  ヴァン・アレン帯について wiki
  JAXA ヴァンアレン帯探査衛星 ERG衛星について link
  
  
  動画:新しいヴァンアレン帯解説(2分弱)YT
  
  動画:ヴァンアレン帯観測衛星 ヴァンアレン・プローブ(2分強)YT
  
  動画:ヴァンアレン帯内の粒子の動き(20秒)YT
  
  動画:ERG衛星について(約9分)YT
  
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