ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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探査衛星カッシーニ、そのミッションは土星観測。1997年に打ち上げられ、
2004年に土星の周回軌道に投入された。
その後の観測成果は、新たな衛星発見や、詳細な観測から新たな事実の発見など
限りなく、土星に関する知見を深くしてくれた。
そして、また新たな事実が発表された。B環と呼ばれる土星リングの質量に関し
これまでの推定より、ずっと軽かったというのだ。環の形成解明に重要な情報だ。
<カッシーニ撮影。土星上に写る最も黒い環がB環>
質量推定には、環を構成する粒子の密度を測る。土星の衛星の動きにより粒子の
渋滞のような粗密が発生し、この粗密を測定する事により、密度が推定される。
しかし、B環では構造が複雑のため、この粗密を見出だし難く追跡できなかった
ために、別の方法で推定されてきたが、カッシーニの詳細な測定が役立った。
<土星のリングシステム。カッシーニの撮像を編集したものだ>
カッシーニは2017年に土星への突入ルートを取って、最終の観測データ収集
を実施、そのミッションを終了する。まだまだ新しい発見が続く事だろう。
発表論文(Icarus)link
動画:土星の環のシミュレーションCG(4分)YT
動画:土星の環について(9分強)YT
動画:カッシーニ撮影の全記録(4時間弱)YT
動画:カッシーニの全ミッションCG(3分半)YT
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デススターとは、よくぞ名づけたり。平和な惑星をターゲットを破壊する。誠に
悪役にはピッタリのネーミングだ。
だが、これのターゲットが地球に追突せんとする小惑星に向けられたら、キット
心安らか、救いの神、エンジェルスターに変身する。
近年の相次ぐ小惑星衝突に、このアイデアが浮上してきた。その名も DE-STAR*。
似通り具合が良い感じだ。
* Directed Energy System for Targeting of Asteroids and exploRation
<DE-STAR の運用イメージ>
強力なレーザ光を小惑星の一点に照射、蒸発を試みる。そのエネルギーで岩石を
も溶かし、蒸発させる。その蒸気が小惑星を動かす、軌道変更が可能となる。
その威力は強烈だ。300万kmの距離から直径100mの小惑星を溶かせる。
月までが38万Km、その8倍遠い空間に到達した時点に照射を始められる。
そのパワーはどの位か。現時点では、まだ算出できていない。最大70ギガW、
少なくとも20-30ギガWというレベルのエネルギーだ。
これが如何に巨大なエネルギーか見当が付くだろうか。1ギガWは100万kW、
一般的には一つの原子力発電所の発電能力だ。これが何十個と必要になる。
構想では、宇宙の巨大太陽光発電所からエネルギーを得る。その前に、まずは、
デモンストレータとして、20kWの DE-STARLITE* を開発する計画だ。
* Directed Energy System for Targeting of Asteroids and exploRation
<強力レーザー発振器のイメージ図>
エネルギーを得るために必要な太陽光発電効率は、70%と試算された。つまり
まだ先の話であるが、着実に技術開発が進んでいる。人類の存続を願うばかりだ。
プロジェクトHP
動画:DE-STARプレゼンテーション(42分強)YT
動画:Planetary Defense Conference 2015(13分弱)YT
動画:実験装置CG(1分半)YT
動画:開発中のレーザー兵器(1分半)YT
動画:隕石衝突の再現実験(4分弱)YT
今流行りの商用宇宙旅行とは、地上100kmあたりまで飛んで行き、無重力の
状態を体験、再び戻ってくるものだ。サブオービタル宇宙旅行と呼ばれる。
米国中心に数社が名乗りを上げ、ロケットや宇宙船の開発に凌ぎを削っている。
そこに、ついにロシアが参入してくるというニュースが入ってきた。
コスモ・クールス社という宇宙ベンチャー、この度、ロシア宇宙開発の総元締め
とも言えるロスコスモスから、宇宙旅行用の再利用システムの開発許可を得た。
<コスモ・クールス社開発中のスペースシャトル>
即ち、再利用可能なサブオービタル打上ロケット、再利用可能なサブオービタル
宇宙機器 宇宙船などの一連のシステムだ。旅行者は6名が搭乗できる。
<コスモ・クールス社のサブオービタル旅行システム>
先発との差別化に、軌道は180-220kmと高く、より宇宙感覚を高めよう
という狙いのようだ。一連の離発着時間は15分、無重量感覚は5-6分という。
これまでの飛行機型とは違い、ロケットという事で、往復の時間は非常に短い。
打上げロケットも再利用、地球に戻ってくる。スペースX社の企画に近い印象だ。
20から25万ドル(2.4-3千万円)というチケットは、先行企業とほぼ同じ。
2020年スタートに向け、既に700名が予約中という。
ロケット式だけあって、最大加速度は5Gにもなる。いわば、0Gから5Gへの
加速度体験の旅でもある。恐らく、搭乗者は事前に体力増強が課せられるだろう。
ロシア語情報 varlamov
動画:CCTV:ニュース報道(30秒)YT
動画:スペースX社 再利用型ロケットテスト(2分半)YT
動画:かつて開発されていたロシア版スペースシャトル(5分弱)YT
動画:ロシア版スペースシャトルCG(4分半)YT
動画:ロシアの宇宙博物館ツアー(2分)YT
謎の録音が火星のキュリオシティに残された。2012年の事とされる。極秘、
とされる情報がリークされた。プロジェクト Sheivae なる組織によるという。
<謎の録音はこれだ>
報道によると1977年、探査衛星ボイジャーに搭載されたゴールデンレコードに
対するアンサーメッセージだというから、二重の驚きだ。
<ゴールデンレコード>
それは英語で語られ、内容は、いたって平和的というか地球的、スピリチュアル
その一部を紹介しておこう。
HELLO I AM SHEiVAE
I RECEIVE YOUR MESSAGE YOU ARE NOT ALONE
I HOPE YOU RECIEVE MINE I HOPE YOU UNDERSTAND MY MESSAGE
YOU ARE MY FIRST CONTACT I AM NOT YOUR ENEMY
I COME IN PEACE
本物だろうか。続けての情報公開もある含みだ。真偽のほどは別として、近い内、
エンカウンターが起こる予兆かも知れない。楽しみにしたい、ものだ。
<ゴールデンレコードより>
太陽風や宇宙線等、有害な加速粒子などから、地球を守っているヴァンアレン帯
のリアルな素顔が見えてきた。それはダイナミックな動きのようだ。
<二重構造を取ると言われてきたヴァンアレン帯>
NASAの研究によると、それは観測している粒子によって異なる形態を取る。
粒子の種類は、粒子の持つエネルギーにより決まる。例えば、1MeVとかだ。
これまで単純に二重構造を取っていると考えられていたが、磁気嵐などの際には、
間のゾーンに電子が充満し、単一構造を示すという。厚い防備壁のようだ。
<新しいヴァンアレン帯 2:1MeV以上 3:0.1MeV 4:磁気嵐>
現実には、様々なエネルギーを有する粒子が飛び込んでくる。つまり、これらの
状態が同時に存在する。研究者は、音楽での各楽器の存在に例える。
ヴァンアレン帯の研究は、地球を周回する衛星の開発や船外活動する宇宙飛行士
の健康には、特に重要だ。強烈な宇宙線は、衛星にも大きく影響を与えるからだ。
1958年の発見から、観測技術が進み、実像が分かってきた。この様な地道な
研究が、人類への宇宙への扉を開く。日本も観測衛星を、近々打ち上げる予定だ。
<日本のヴァンアレン帯探査衛星 ERG衛星>
ヴァン・アレン帯について wiki
JAXA ヴァンアレン帯探査衛星 ERG衛星について link
動画:新しいヴァンアレン帯解説(2分弱)YT
動画:ヴァンアレン帯観測衛星 ヴァンアレン・プローブ(2分強)YT
動画:ヴァンアレン帯内の粒子の動き(20秒)YT
動画:ERG衛星について(約9分)YT
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