ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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***VOL.4-04 2015.2.24***
真空中でも平気で生きられる、そんな技術が開発された。電子顕微鏡の真空下で
昆虫を生かせるという。特殊物質と電子線が反応し、薄い膜を形成するという。
<ナノスーツの効果:60分後でも変わらない>
2013年に、浜松医科大学の針山教授により開発されものだ。それは例外的な
実験で、ショウジョウバエやハチなどの幼虫が、真空中でも生き抜いたのだ。
最外層に細胞内から分泌された粘性「細胞外物質(ECS)」を持つ昆虫は、電子線
照射により生き延び、照射がない場合は、死亡した。
即ち、最外層に50~100nmの薄膜が形成され、高真空下での気体や液体の
放出を抑制していたのだ。プラズマ照射でも同じ結果が出る事が分かっている。
<ボウフラ 上:ナノスーツない場合(シワシワ) 下:ある場合>
そして、電子顕微鏡に入れることのできた動物種の多くで、生きながらの観察を
続けることができたのというのだ。
俄かには理解しずらいが、もしかしたら人間の宇宙旅行にも、宇宙服という制約
の大きい技術から、ナノコートと普段着で過ごせる日が来るかも知れない。
開発研究室(浜松医科大 針山研究室)HP
動画:ニュース報道(2013年 約1分)
(上手く表示されず。link クリック下さい)
動画:開発者インタビュー(2:30スタート 約2分半)YT
動画:撮影事例1(20秒)YT
動画:撮影事例2(30秒)YT
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***VOL.4-04 2015.2.24***
スペースプレーンとも呼ばれるIXV、翼がないリフティング・ボディーという
胴体だけで揚力を得るという最新技術が投入された宇宙往還機の実験機だ。
全長5.0m、全高1.5m、全幅2.2m、打上時質量は2トンというから小型
トラック程度の大きさだ。後部にあるフラップ2枚で、若干の飛行制御も可能だ。
<大気圏に突入するIXVイメージ>
実験は、南米ギアナから打ち上げられ、地上400km程のサブオービタル軌道
でユーラシア大陸上を飛行、太平洋へ着水する100分ほどの内容だ。
胴体には300個のセンサーが付けられ、新しく開発された断熱材の性能を記録
する。ノーズ付近で1800℃になる超高温だ。
打上ロケットヴェガは、高さ30mほどの最新の小型固体燃料ロケットで、今回
はまだ4回目であるが、首尾よくミッションをこなした。
<打上から着水までのコース>
次に控えるプログラムは、実際に衛星を積み込み、軌道へ投入、空港へ帰還する
というデモンストレーション、まさしくスペースシャトルと同じだ。
違いは無人で実施するという点だが、機体にも主翼が付き、操縦の自由度をUP
したものとなる。実施時期は2020年頃の見込みだ。
<控えるプログラム PRODEのイメージ図>
-Program for a Reusable In-Orbit Demonstrator for Europe-
開発したタレース・アレーニア・スペース社は、主には仏・伊の合弁企業だが、
欧州最大の人工衛星開発会社という事だ。日本の宇宙プログラムにも参加する。
これで欧州も、大気圏への再突入技術を得る。意外にも、欧州としては初の技術
という事だ。宇宙開発の裾野は、ますます広がりそうだ。
同社プレゼン(2012 JAXA シンポジム)pdf
動画:IXV開発 ニュース報道[含むイメージCG](約3分)
動画:IXV開発 専門番組(約8分半)YT
動画:打上中継+CG(5分弱)YT
動画:IXV全体ミッション[含む構造]CG(7分弱)YT
media: abc15 米国アリゾナ州 link;Feb. 6 '15
米国を震撼させた一大UFO目撃事件、2007年フェニックスライトと言えば
アメリカ人なら誰でも知る出来事だという。そんな目撃情報が再び発生した。
場所は、再び州都フェニックス近くのグッドイヤー市。近くに望むエストレラ山
にその光景が現れた。横一列に、8個ほどの光体が並んで移動している。
<撮影された映像>
目撃者も複数、自宅から、或いは自動車を運転中。その地域を良く知る目撃者は、
「クルマのヘッドライトにも見えるが、その辺には道はない」と証言する。
地元でのUFOカンファレンスで司会も務める専門家の意見では「軍の投下した
何か炎の様なものではないか」という。
果たして正体は如何に。いつもの事だが、確実な証拠は出てこない。それが興味
が尽きない理由だが、いつの日にかは謎を解き明かし、技術として完成したい。
<動画:abcの報道>link
-埋め込みできず・・link をクリック下さい-
<動画:スキモノ編集の分析>YT
<動画:目撃者撮影の動画>YT
<動画:フェニックスライト 16年後のCBS5の報道(2013.3.13)>link
-埋め込みできず・・link をクリック下さい-
***VOL.4-03 2015.2.10***
日本には余り縁がないケンタウルス座の方向、地球から430光年のところに、
新しい発見となった若い恒星J1407の惑星bがある。
<ケンタウルス座>
2012年に存在を報告されたJ1407、その恒星系の惑星bは、土星の様に
リングを持ち、その大きさはなんと200倍だと分かってきたのだ。
<巨大リング星 想像図 Ron Miller >
<恒星J1407と惑星b>
惑星bもかなり大きい。太陽系で最も大きい木星の10-40倍の質量を有する。
木星や土星も誕生の頃には、リングを有し、そこから衛星が生まれたとされる。
若い恒星J1407系もこれからの様だ。この恒星系の公転周期は10年、次回
の観測機会は2017年。アマチュアにも観測を呼びかけ、更に詳しく調べる。
<太陽系惑星の大きさ比較>
<もし太陽系にあらば・・ from astroarts >
宇宙への探査の眼が深くなればなる程、新しい発見が待ち受ける。こんな新しい
発見が、いつ地球外生命の発見、となるのであろうか。
ケンタウルス座 rikanet2
動画:ニュース報道1(2分弱)YT
動画:ニュース報道2(3分弱)YT
動画:土星について(6分半強)YT
動画:南半球の星座(1分半強)YT
***VOL.4-03 2015.2.10***
宇宙で食べ物を口にしたのは、ロシア ボストーク2号が初とされる。55年程
昔の話となるが、その後、固形食やチューブ食が開発された。
今では、ラーメンなども持ち込まれるが、やはりパックに収まっている。液体は
マイクログラビティ空間では、漂うから仕方ない。
<宇宙ラーメン スペース・ラム>
と思っていたら、なんと宇宙でもカップでエスプレッソが飲めるという。そんな
カップが開発された。着想は2008年だが、3Dプリンターが決め手となった。
<プロトタイプ達>
一見すれば、実現が難しかった理由も推し量れる。普通のカップとは全く形状が
異なる。だが、想像もつくだろう。基本技術は、表面張力と毛細管現象の応用だ。
2008年の宇宙での試行動画を見れば、なるほどと思える。これで、珈琲など
嗜好飲料をチューブやストローから飲むという興ざめ感から解放された。
このアイデアは単純だ。シートを使った柔らかいコップの一部に折り目を付ける
事で、この折り目に沿って、液体が口まで這い上がる。
この原理をベースに、より優雅に珈琲を楽しむ、そういう目的で、翌2009年
にデザイナーも入って設計されたカップもある。
<優雅なカップ>
側面に溝を設けて、オリジナルの折り目を再現。上に這い上がった液体を貯める
凹みを作り、直接口から飲もうという仕組みだ。
ここまでは珈琲が対象だったが、今回はエスプレッソ。イタリアがエスプレッソ
マシンをISSへ持ち込む計画をしている事から、米国の大学が研究・開発した。
その醍醐味は、アロマ 即ち香り、クレマ 即ちクリーミーな泡立ちを楽しむ事に
あるというから、はやりチューブでは難しく、これまでのアイデアでも不十分だ。
そこに開発者の情熱が燃える。長期滞在の宇宙旅行の時代では、機能だけでなく
文化も楽しみたい。普通のコップも使える重力発生技術が待ち遠しい。
宇宙食について wiki
動画:オリジナルアイデアの宇宙での試行(2008年 3分弱)YT
動画:NASAによる技術解説(4分)YT
動画:若田光一の宇宙での日本食(2009年 6分強)YT
動画:若田光一のISS宇宙食紹介(2014年 6分)YT
動画:エスプレッソカップ ニュース報道(2分半強)YT
動画:エスプレッソカップ 技術解説(9分半)YT
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