ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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***VOL.4-04 2015.2.24***
スペースプレーンとも呼ばれるIXV、翼がないリフティング・ボディーという
胴体だけで揚力を得るという最新技術が投入された宇宙往還機の実験機だ。
全長5.0m、全高1.5m、全幅2.2m、打上時質量は2トンというから小型
トラック程度の大きさだ。後部にあるフラップ2枚で、若干の飛行制御も可能だ。
<大気圏に突入するIXVイメージ>
実験は、南米ギアナから打ち上げられ、地上400km程のサブオービタル軌道
でユーラシア大陸上を飛行、太平洋へ着水する100分ほどの内容だ。
胴体には300個のセンサーが付けられ、新しく開発された断熱材の性能を記録
する。ノーズ付近で1800℃になる超高温だ。
打上ロケットヴェガは、高さ30mほどの最新の小型固体燃料ロケットで、今回
はまだ4回目であるが、首尾よくミッションをこなした。
<打上から着水までのコース>
次に控えるプログラムは、実際に衛星を積み込み、軌道へ投入、空港へ帰還する
というデモンストレーション、まさしくスペースシャトルと同じだ。
違いは無人で実施するという点だが、機体にも主翼が付き、操縦の自由度をUP
したものとなる。実施時期は2020年頃の見込みだ。
<控えるプログラム PRODEのイメージ図>
-Program for a Reusable In-Orbit Demonstrator for Europe-
開発したタレース・アレーニア・スペース社は、主には仏・伊の合弁企業だが、
欧州最大の人工衛星開発会社という事だ。日本の宇宙プログラムにも参加する。
これで欧州も、大気圏への再突入技術を得る。意外にも、欧州としては初の技術
という事だ。宇宙開発の裾野は、ますます広がりそうだ。
同社プレゼン(2012 JAXA シンポジム)pdf
動画:IXV開発 ニュース報道[含むイメージCG](約3分)
動画:IXV開発 専門番組(約8分半)YT
動画:打上中継+CG(5分弱)YT
動画:IXV全体ミッション[含む構造]CG(7分弱)YT
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