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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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*ASTRO Sci-Tech NEWS '14.07.05 Vol.3-号外1*


  映画 スター・トレック宇宙船エンタープライズワープ航法、一言で言えば光速
  を超えるスピードで宇宙を航行できる、2200年頃の宇宙船として描かれた。

  従来は、光速を超える事は実現不可能と一蹴されてきたが、なんとNASAでは
  2010年頃より、このワープ航法を実現する研究開発を行っている。

  理論的には物理法則には反していないとされる、アルクビエレ・ドライブ理論
  1994年に、メキシコ人物理学者ミゲル・アルクビエレが提案した。


<アルクビエレ・ドライブ理論のイメージ>

  この理論では、一般相対性理論の抜け穴の法則を利用し宇宙空間を歪曲、宇宙船
  前方に真空(ワープ・バブル)を作り、船は真空に引き込まれ、光速を超える。

  アインシュタインの方程式を基にしたアイデアと言う事から、研究開発に勢いが
  付いている。直ぐには難しいかもしれないが、100年後にはと夢が膨らむ。


  その夢を形にした発表があった。NASAが研究開発するこの技術を、デザイン、
  イメージ化したのだ。その名も、IXSエンタープライズ、だ。

  スター・トレックにちなんで名付けられた。映画に登場するエンタープライズも
  参考にされ、膨大な時間を掛けて制作されたようだ。


<参考とされたスター・トレックの宇宙船達>
   
<NASA IXSエンタープライズ イメージ図>


  既に実験も始まっている。原理確認のための実験装置コンセプトでは、従来から
  有名な光干渉を使った方法だ。

  一方の光経路垂直に、直径1cmほどのキャパシターを設置し、その影響による
  光干渉を測定する。これはカシミール効果を生むキャパシターとの推測がある。


<試験装置のイメージ>
<結果分析のイメージ>

  1000万分の1の精度で時空の歪を計り、効果レベルを測定する。大変微小な
  量を測定する事から、地底深く、外乱が入らない様に設置されているという。

  イメージ図が、実際の宇宙船デザインとなるのは、まだ先かもしれないが、映画
  スター・トレックでワープ航法が成功する2063年までに進展が欲しいものだ。


  日本語情報 karapaiathe-liberty
  英語情報 dailymailgizmagphysicsforums

  NASA ワープドライブHP
  NASAの実験計画 HPpdf
  スター・トレック エンタープライズについて wiki
  作成者(マーク・レドメーカー)ツイッターHP


  動画:NASA IXSエンタープライズ 報道(約4分)youtube

   

  動画:NASA IXSエンタープライズ CG(約1分)youtube

   

  動画:NASA Dr.ホワイトの講演 SpaceVision 2013(約1時間)youtube

   

  動画:スター・トレック エンタープライズの軌跡(約6分半)youtube

   

  動画:SF スターシップ トップ150(約7分半)youtube

   

  動画:米国SFミュージアムのプロモーション(4分半)youtube

   
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*ASTRO Sci-Tech NEWS Vo1. 3-13 2014.07.01*


  地球から目で見て変化が分かる天体の活動は、例えば、太陽のプロミネンス活動
  くらいではないだろうか。恒星の活動を除けば、宇宙の活動は非常にゆっくりだ。

  でも、長い期間撮り貯めた映像を早送りすると、ゆっくりとした活動もビビット
  な変化が見られる。そういう動画の発表があった。

  ハッブル宇宙望遠鏡が、4年に渡り観測した新星映像を、1分程度で纏めた動画
  がそれだ。一角獣座にある、2万光年先V838という星の映像だ。

  当初、新星の活動と思っていたこの現象は、研究が進んで、新星の活動ではない
  ことが分かってきたそうだ。だとすれば、だが、それは解明されていない。

  これを見ると、宇宙に絶え間ない宇宙の活動を感じられるのではないだろうか。
  偶にはそういう気持ちで夜空を見上げてみては如何だろうか。


<V838の位置(red):冬の第三角形と一角獣座>
<V838の凝縮動画>
<ニュース報道>
  original JPN gizmodo
*ASTRO Sci-Tech NEWS '14.07.01 Vol.3-13*

  なんでもスマートの付く時代、ボールにスマートが付くとどうなるのか。これが
  その一つの答えだ。ボールにセンサーが内臓され、データが分析できる。

  キックの速度、パワー、回転、方向、シュートの弾道を測定、ブルートゥースで
  スマホに送られ、専用アプリが、プレーヤーに結果をフィードバックする。

  どこをどう改善すれば良いか、といったアドバイスや、模範プレーやレッスン
  改善ヒントを収めたビデオ・ライブラリーにも繋げてくれる。

  さらには、動画として記録し、どのように改善するかをアドバイスし、パワーと
  正確さを競うゲームも提案してくれるという。

  充電が必要な事を除けば、見かけ上は普通の5号球だ。1時間の充電約1週間
  の利用が可能だ。ネットにUPすれば、仲間同志でも見合える仕組みだ。


  いろんなモノにセンサーが付き、ネットに繋がる。こんなボールを使って試合を
  したら、キット面白い中継ができるだろう。野球ボールにも展開されるだろうか。


  日本語情報 wired 英語情報 engadget
  開発会社(アディダス社)HP

  動画:プロモーション(約1分)youtube
 

  動画:実練習での利用事例(約6分)youtube

  動画:2014WCボール ブラズーカ 技術的分析(3分弱)youtube
*ASTRO Sci-Tech NEWS '14.07.01 Vol.3-13*

  いつもは宇宙を標榜するビックサイズネタが多いが、たまにはスモールケースの
  技術を紹介したい。それが、数ミリサイズのロボットだが、想像できるだろうか。

  ロボットは、小さな本体は磁石から構成される。それらが、磁力線を発するプリ
  ント基板に置かれると、この磁力線を制御することで、ロボットが動く仕組みだ。

  非常に素早く、動く経路も思い通りだ。カギとなる技術は、一つ一つのロボット
  をお互い影響させず制御できる事だ。これにより、いろいろな塊にも形造れる。

  ゆくゆくは、小さな部品を組み立てる、マイクロファクトリーという世界を目指
  している。塊を組み付け治具に見立てると、自在に治具が作れる訳だ。

  開発のコメントには、小さなアリが集団になって、自然界の材料で、いろいろな
  構造物を作っている事を模倣できれば、という視点が書かれている。

  そもそもこの開発は、画期的にコストを引き下げる製造方法を探し求める、米国
  DARPA(国防高等研究計画局)委託だが、民間の興味が大きいのではないか。


  3Dプリンター技術と組み合わせると、何か新しいモノづくりも可能ではないか
  と期待が膨らむ。時代の変化は思っているよりも大きいようだ。


  日本語情報 wired
  英語情報 techxploredarpa

  開発会社(SRI インターナショナル社)HP


<ロボットの一団>

  動画:ロボット群のデモンストレーション(約2分半)youtube
   


  動画:名古屋大学での研究事例(約3分)youtube
   


  動画:スイスでの研究事例(約30秒)youtube
   


  動画:ここまで来たマイクロレベルの操作技術(約3分)youtube
   
*ASTRO Sci-Tech NEWS '14.07.01 Vol.3-13*

  土星には65個の月がある。その一つ、タイタンには液体の海が広がり、地球の
  水循環のように、雨も降り、液面もさざ波立つという。カッシーニが発見した。

  主にメタンとされる液相領域を探査する計画が発表された。勿論、投入される
  探査機は、地上を動くローバーではなく、潜水艇だ。

  最新の自立型ロボットの技術を応用しようという計画だが、既に地球の海では、
  ROV(Remotely Operated Vehicle)が活躍しており、然程難題でもなさそうだ。

  探査が予定されるクラーケンの海は、タイタン最大の面積を誇り、米国大陸の
  五大湖にも匹敵する大きさで、深さ300m前後と予想されている。

  調査内容は、この海の謎の解明に注がれる。即ち、液相の成分、表面や内部の
  温度や流れの状態風や潮流の大きさなど、全ての情報を収集・分析する。

  果たして、この液相の下には何があるのか、最終的には、タイタンそのものの
  解明が狙いだ。そして、同じ様な衛星、木星の月、エウロパの解明へと繋がる。

  そして今回の発表では、明文化はされていないが、生命体の発見も大きな関心事
  であろう。メタンは生物との関係が深く、可能性を信じる科学者は多いようだ。


  この他、小惑星をネットで捕獲する技術や、タイタンを想定した無人探査機開発
  など計12テーマが発表された。最近の宇宙開発には、一段と加速感を感じる。


  英語情報 nasa, nbcnews, newscientistdailymail


<投入候補地と探査船イメージ図>


  動画:ニュース報道(約1分半)youtube
   


  動画:カッシーニによるタイタン探索CG(1分半)youtube
   


  動画:タイタンほか 衛星探索の歴史(約6年前 10分弱)youtube
   
   


  動画:とあるROVデモ(3分弱)youtube
   
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