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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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  A S T R O  S c i-T e c h  N E W S   
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  2012.12.18. VOL.1-32
┌                                    ┐
  宇宙・航空・先端研究・最新技術など、世界中から夢ある科学技術ニュースを
  分かり易く解説します!! 中高生からオタクまで、幅広く楽しんで下さい!
└                                    ┘
┌                                    ┐
  ブログHPでは動画リンクしています!! 是非訪問下さい。
       http://npoastro.blog.shinobi.jp/Category/8/
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<目 次>  
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 ◆宇宙情報

  ついに月旅行もお金次第!! といっても600億円/人、2人から?!

 ◆先端研究

  未来のパトカーはコレ!! スバルの無人操縦カーロボットは空も飛ぶ?!

 ◆最新技術

  風の力で時速120km!! これが最速、セイルヨットの記録達成!!


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 ▼ついに月旅行もお金次第!! といっても600億円/人、2人から?!


  今年は宇宙ビジネス元年とも言える。沢山の旅行商品企画が出てきた。これまで
  は、宇宙旅行といっても自由落下で無重力状態を経験するという程度だった。

  今回は、違う。文字通り場所を移動するという、旅行という言葉に相応しい内容
  になっている。行き先は、地球に最も近い星、月だ。

  アポロ計画最後のアポロ17号が月面着陸して、実に40年が経過しているが、
  その月に再び人類を送り込もうという。しかも、民間計画だ。

  まだ先の2020年を目標として、これから開発を進めようとの状況だが、実際
  には、民間人向けではなく、宇宙開発が難しい新興国や小国向けのビジネスだ。

  ロケットなど、飛行部分はパートナーと組み、自らは全体の企画推進と、月面上
  で必要となる着陸船や宇宙服などの開発に集中し、コスト削減を図るという。

  アポロ計画との最も大きな違いは、月着陸船と飛行士を別々に、月に送り込む
  という事にあるらしい。つまり、月の軌道上で飛行士が着陸船へ移り乗る。

  共に送ろうとすると、巨大なロケット、アポロで使われた推力3500トンの
  サターンVクラスが必要となるが、このクラスは、現在はどこにもない。

  そこで、目に付けたのが、今手に入るロケットだ。まだ決まっていない、として
  いるが、スペースX社のアトラスやULA社のファルコンが上がっている模様だ。

  月の着陸船も、多くのパートナーの名前が挙がっている。つまり、米国の宇宙
  業界には、既に多くの実力のある企業が存在するという事だろう。

  
  でも600億円では手が出ない。なんとかできそうな600万円くらいまでに
  なるのは、いつ頃になるのだろうか。
    

  日本語ニュース
   jp.reuters.com link, wired.jp link (plan), wired.jp link (announcement)

  英語ニュース
   nasaspaceflight.com link, space.com link, technologyreview.com link, usatoday.com link

  開発会社(GOLDEN SPIKE社)HP

  着陸船イメージと航行計画(space.com より)
   Learn about Golden Spike Company's plan to land paying astronauts on the moon by 2020, in this SPACE.com infographic.
Source SPACE.com: All about our solar system, outer space and exploration

  (↓同社PRビデオ 約1分半 イマイチ)
   youtube link
  (↓BBC報道 約1分半)
   youtube link
  (↓月着陸技術の実験風景 約1分 開発パートナー候補:Armadillo Aerospace
   youtube link
  (↓月旅行CG 約4分半 開発パートナー候補:International Lunar Observatory
   youtube link


 ▼未来のパトカーはコレ!! スバルの無人操縦カーロボットは空も飛ぶ?!


  戦いの火ぶたはロサンゼルスだった。「2025年のハイウェーパトロールカー」
  というテーマを巡って、戦い残ったのは日本のスバルだ。

  デザインスタジオの競演だが、そこは自動車ショーの企画だけあって、実現性の
  あまりに乏しい内容では、残らない。

  夢もあるが、現実味もある。そういうコンセプトが未来カーの名に相応しい。
  勿論、研究途上の技術が多いが、そういうネタを如何に上手く組合せるか、だ。

  最も卓越したコンセプトは、警察官がリモートで操縦するビークルロボットと
  いう点だ。それ故に、ホバーモードや折畳み収納にも現実味が出てくる。

  タイヤ駆動には、96馬力という大馬力のホイールインモーターが配される。
  タイヤの接地面であるトレッド部も、高速や不整地に合わせて変化する。

  また、このタイヤは地面に平行にもなり、その時ホイールはファンにもなる様に
  設計されており、空中も飛行するというのだ。

  勿論、操縦は自動。警察官が、ゴーグルに映し出される車載カメラの3D映像に
  従って方向を指し示すだけだ。


  実は、ここにはダイムラーも出品していた。近未来イメージが強いデザインだが
  やっぱりクルマの延長線上、インパクトには欠けている、と感じる次第。

  それが故に、スバルに軍配が上がったのだろう。是非、実現へ向けての開発を
  進めて欲しい・・・
  

  日本語ニュース
   monoist.atmarkit link, ダイムラー記事 link
  
  英語ニュース
   motorauthority.com link, SUBARU HP link

  (↓イメージ図 monoist.atmarkit より。映像が「X」ならクリックして下さい)
  
  
  (↓ダイムラー動画)
   

 ▼風の力で時速120km!! これが最速、セイルヨットの記録達成!!


  一般的にヨットというと、ゆっくりとしたイメージだが、上手い設計と上手い
  オペレーションをすると、こうできるという、実に驚きの記録だ。

  コース上、最も早い500m区間のベストレコードで、約時速119.97km
  を達成した。

  船体は、カーボンファイバー、ハニカムコア、チタンなど、軽量化の最新技術を
  全て導入している。全長12mで、質量272kgというから驚きの数字だ。

  構造も特異だ。大きくはメインハルとセイル部に分けられるが、メインハル自身
  は宙に浮いている。その下に2つの小さな浮体、ボートがある。

  メインハルから左に離れる事、約12mのブームの先にセイルが傾いて設定され
  るが、その下にも小さなボートがある。セイルの実面積は18sqm。

  つまり、メインハルの水の抵抗を減らすために、小さな浮体ボート3つで支える。
  また、これらメインハルの浮体ボートもインラインではなく、ずれている。

  よって、前から見ると、浮体ボートが3つ見え、メインハルは斜めになって前進
  していくというから、これもまた面白い。海のドリフトだ。


  スポンサーもなかなかユニーク。世界有数の風力発電メーカーであるベスタスが
  付いている。風力はエネルギーの源泉、ということを追及しているようだ。

  人間の挑戦は、これで終わりという事がない、という姿を地で示してくれている。
  そういう精神は、どこでも活きるハズだ。見習いたいものです。


  日本語ニュース
   gigamen.com link
  英語ニュース
   cnet.com link

  プロジェクトのブログHP
  セイルロケットの技術HP1 技術HP2
  セイルロケットについて wikipedia.org link
  
  帆走速度記録大会についてHP

  (↓最高速度記録時の映像 約4分)
   youtube link
  (↓技術など解説映像 約5分半 英語・・少し詳細が分かる)
   youtube link
   (↓技術関連画像 トップVIEW, セイルウイング)
  
  

  (↓陸上でのセイルカーの記録)
   youtube link


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<発行にあたり>
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  このメルマガは、NPO法人 ASTROがお贈りする、宇宙を始めとする
  世界中の最先端の科学や技術の情報をご紹介するものです。

  日本では、あまり報道されない、面白いネタニュースを探して、分かり易く
  説明・解説し、科学技術の楽しさや大切さを伝えていきたいと思っています。

  ご意見、ご感想もお待ちしております。宜しくお願いします。

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<後記>
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  以前に掲載したが、武捨理事編集のゼロポイントエネルギーに関する専門書が、
  少し遅れたが、遂に売り出された!!

  150ドルのところ、今なら135ドル!! お早めに・・

  novapublishers.com link, amazon.co.jp link book

  <アブストラクト>

   Space-time in a vacuum has generally been viewed as a transparent and
   ubiquitous empty continuum within which physical events take place.
   However quantum field theory and quantum electrodynamics views the
   vacuum as the sum total of all zero-point fluctuations of the vacuum
   electromagnetic field, arising from the continuous creation and
   annihilation of virtual particle pairs.

   It is this latter more contemporary view that is, for the first time,
   more fully explored in text form with Physics of the Zero Point Field.
   The scope of applications in this book range from the Casimir effect,
   the variation in zero-point energy at the boundaries of a region
   observable in nano-scale devices, to ideas for a proposed inertial
   drive as first described by Puthoff.


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 ◇ASTRO Sci-Tech NEWS         創刊;12.04.17
 ◇ 発行人 NPO法人ASTRO
     Advanced Science-Technology Research Organization
     http://npoastro.blog.shinobi.jp/ (ブログ形式新設)
     http://www.npo-astro.org/index.html
 ◇ご意見などは、こちらのアドレスへ npo.astro.org.news(アット)gmail.com 
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      週1回の発行を目指し努力しておりますが、当面は月1回+号外です。
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      のコメントを付記した程度のものです。よって、紹介している情報の
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