ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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宇宙・航空・先端研究・最新技術など、世界中から夢ある科学技術ニュースを
分かり易く解説します!! 中高生からオタクまで、幅広く楽しんで下さい!
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<目 次>
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◆宇宙情報
これがロシア最新の宇宙往還技術?! でもその形はノスタルジーな球形?!
◆先端研究
センサーカメラはココまで来た!! それは昆虫を生体模倣する複眼技術?!
◆最新技術
スイスで開催中の省エネ船コンテスト?! 出るか 奇想天外アイデアは?!
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▼これがロシア最新の宇宙往還技術?! でもその形はノスタルジーな球形?!
小動物を搭載し生物学的な研究目的で、ソユーズロケットで打ち上げられた、
実験衛星Bion-M1が帰還した。約1ヶ月の宇宙滞在であった。
この研究では、人類が惑星間旅行を行った際を想定し、長い期間宇宙飛行の後、
無重力状態が及ぼす細胞、器官の組織変化を、搭載した小動物を通し研究する。
小動物はこの宇宙飛行の後、細胞や器官組織に無重力状態が及ぼす影響を研究、
飛行方法の変化に対する反応を研究するため、その状態を観察し続けられる。
具体的には、内耳の血管、脊柱、肩から肘に掛けて重力を感じている構造など
に対する影響だ。勿論、狙いは火星旅行も含めた、人類の惑星間宇宙飛行だ。
驚くの小動物の数だ。ネズミやマウス50匹以上、ヤモリ15匹、ナメクジや
カタツムリも搭載された。
最新宇宙往還機と言っても、実は生物実験用の宇宙船の話だ。形は球形。一見
すると、歴史上のボストークにソックリだ。打ち上げ風景も一昔前の印象だ。
残念ながら、宇宙船に技術的な問題が発生し、小動物の多くは生きては戻れな
かった。人類の夢の犠牲になった彼らの冥福を祈りたい。
1961年打ち上げの世界初の有人宇宙船ボストーク1号
link
準備中のBion-M1
日本語ニュース ameblo, 英語ニュース en.rian.ru, spacedaily
動画:ロケット発射準備(約2分)youtube
動画:ロケット発射(3分強) youtube
動画:カプセル組み立て(3分弱)youtube
動画:カプセルのロケットへの装備(2分強)youtube
動画:乗客ネズミを準備(約3分)youtube
動画:着陸映像(英語:約1分)youtube
動画:着陸映像(ロシア語:3分弱)youtube
http://youtu.be/sAi1wBJuCOQ
▼センサーカメラはここまで来た!! それは昆虫を生体模倣する複眼技術?!
マイクロ無人機用のカメラセンサーとして開発された技術。たまたま同時に、
区別に意味はないが、トンボ目とハチ目の2種類の技術が発表された。
トンボ目技術は、三葉虫やハエの仲間などを分析、開発された。これら昆虫の
目は180度に渡るワイドレンジ、それを人工的に再構築している。
ハチ目技術は、180個の小さな目を集めた複眼構造、その数はアリの仲間程度
に相当する。因みにトンボは2万8千個程度あるそうだ。
なぜ普通のカメラとは異なるのか。複眼の場合、解像度は低いが、広い範囲を
カバーでき、無限大の被写体深度も得られる、という。
これらの利点は距離測定、着陸、或いは衝突回避といった、航空機には非常に
有効な機能となる。まさに、無人機には打って付け、そういう訳だ。
また、複眼を人工的に造り出すためには、眼の数だけでなく、大量データを瞬間
処理する応答速度が重要。トンボ目では、実に昆虫の3倍300Hzで作動する。
実用化には、今しばらくという事のようだが、無人機だけでなく、ロボットや
各種センサーにも応用が広がりそうだ。
トンボ目技術
ハチ目技術
日本語ニュース トンボ technobahn ハ チ sciencenewsline
英語ニュース トンボ spectrum.ieee ハ チ spectrum.ieee, colorado.edu
開発会社(Curvace社)HP:トンボ目タイプ 同社学会論文(アブストラクト)link
開発大学(コロラド大学)HP:ハチ目タイプ 同開発者 link
動画:トンボ目タイプのプロモーションビデオ(3分弱)youtube
動画:ハチ目タイプのニュース(1分強)youtube
動画:昆虫 ハチの眼について(約6分半)youtube
▼スイスで開催中の省エネ船コンテスト?! 出るか 奇想天外アイデアは?!
海に接していないスイスで、大学生を対象とした省エネ船コンテストが行われて
いる。実際の競技は、フランスに接するレマン湖で行われる。
できるだけ少ないエネルギーで、少しでも速く進む、そういう内容で競われる。
現在、チームエントリーが開始されたばかりだ。
その後、9月に基本となるスターターキットが配られ、1年の開発期間が与え
られた後、2014年に競技開催される。
そもそも、主宰者の一つ、HYDROS社は地元のヨットメーカーだが、省エネ
で推進できる新しい時代のヨット開発を目指している。
その一つ、競技艇 HYDRO Class-C は、双胴のカタマラン船だが、
航行中は浮体に装備された水中の翼で支えられ、船体は宙に浮く。
ハイスピードモードでは、強い風を受けて、一方の浮体が浮き上がり、片方の
浮体のみで航行するので、水中翼2枚だけで支えられる。
消費エネルギーは、従来ヨットに比べて40%以下で成立している。スターター
キットは、このモデルをベースに作られている。
かなり完成されている技術だが、これにどんなプラスアイデアが出ていくるのか
楽しみである。かつての造船立国日本でも、こういう視点が欲しいところだ。
日本語ニュース technobahn 英語ニュース technobahn
主宰大学(スイス連邦工科大学ローザンヌ校)HP 主宰企業(HYDROS社)HP
コンテストルール(PDF)
コンテストのスターターキット
HYDROS Class C
動画:コンテスト募集プロモーション(約1分)youtube
動画:HYDROS Class C(約30秒)youtube
動画:ヨット最高速記録挑戦(2分弱)youtube
動画:貨物船の省エネ技術 エアカーペット(1分)youtube
動画:ゼロエミッション貨物船(燃料電池)(約3分半)youtube
動画:ソーラーシップ世界一周への挑戦(約4分半)youtube
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<後記>
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プリンストン大学では、Art of Science なるコンテストを行っている。
2013年のプライズをご紹介しよう。
1位 地球上の定常風 東風・西風をシミュレートした画像
2位 木目の詰まった白樺の断面写真
3位 プリンストン大学プラズマ研究サイトとアートサイトの類似と相違
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