ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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media: CNN US, Aug.31 '16; link
やはり宇宙に知的生命体は存在した、そんなニュースが駆け巡った。イタリアの
related blog link
Search for Extra-Terrestrial Intelligence 地球外知的生命体探査
捉えられた波長はマイクロ波11GHz、SHFというセンチメートル波の部類、
キャッチされたのは、2015年5月15日の事だ。
<公開された観測波形>
95光年離れる HD164595 とナンバリングされた恒星からの波長を、世界最大の
ロシアにある電波望遠鏡 RATAN-600 が強い電波を取らまえた。
<電波望遠鏡 RATAN-600 直径576m>
<HD164595 イメージ図 この惑星に文明があるのか>
決して知的生命体からのモノと特定された訳ではないが、研究を継続する価値が
あるとし、国際天文学会での議論を期待している。
発表後の確認では、再現性が低く 残念だが、未だ十分なデータとは言えない様だ。
観測技術が高まる現在、まだまだ期待は強まるばかりだ。
<CNN 報道>
<キャッチされたシグナル音>
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あまり知られることもないが、宇宙に関する研究の殆どは地味なものだ。そんな
一つ、菌類の研究が発表された。
南極の岩の亀裂で生きている隠蔽岩内性微生物を採取、国際宇宙ステーションへ
送り、火星に模した環境下で18ヶ月保管したところ、生存60%が確認された。
なんとも良く分からない研究だが、火星生物の生存可能性に繋がる研究として、
注目を集める。かつて火星に生物がいたら、今も生きている可能性もある訳だ。
<左:菌類が群生している岩断面 右:石英結晶内の隠蔽岩内性微生物>
南極のヴィクトリアランドにあるマクマードドライバレーは、地球上で最も火星
に近い環境とされるようだ。そこで生存する2種類の菌類に白羽の矢が当たった。
<マクマードドライバレー>
ISSでは、火星に模した環境として、二酸化炭素 95%、アルゴン 1.6%、
酸素 0.15%、窒素 2.7%、水 370ppm、気圧 1千Pa を造り出した。
そこに、ケースに入れた2種類の隠蔽岩内性微生物に、200nm以上の紫外線を
照射・保管した。結果、生存率60%だったという訳だ。
<菌類を収めたケース>
考えてみれば、地球の過酷環境下での生物には、信じられない条件で生きている
モノもいる。火星に生物がいないというのは、とんでもない間違いかもしれない。
学会(アストロバイオロジー)発表論文 link
参考論文(2008 南極マクマードドライバレーの有機地球化学的研究) pdf
動画:NewsBeat 報道(1分)YT
動画:マクマードドライバレーでの水中菌探査の様子(2分)YT
動画:南極での隠蔽岩内性微生物採取の一例(3分半)YT
media;FOX news, Sep.18, '15 link
SETI(Search for Extra-Terrestrial Intelligence) 地球外知的生命体
探査プロジェクトは、古くは1960年代に始まった。
電波望遠鏡で受信した電波を解析し、地球外知的生命からの電波がないかを探す
という なんとも気の遠くなるようなプロジェクトだ。
これまでの観測結果は、1977年に WOW!シグナル と呼ばれる72秒間の
有意と思われる信号をキャッチしたが、分析できていない。
*** WOW! シグナル ***
また、Fast Radio Bursts と呼ばれる高エネルギー波の中で、187.5の倍数
のものが、10例ほど観測されており、知的生命体の信号と期待される程度だ。
*** 187.5の倍数になったFRB ***
そのリーダー科学者 Nathalie Cabrol 博士が これまでの研究を振り返り、一つ
の見解を表明した。それは、意外な内容だった。
即ち、知的生命体からの信号は受信できているが、それが知的生命体の信号とは
気付かない、解読できていないのではないか、というものだ。
*** Nathalie Cabrol 博士 ***
時 同じく、米国国家情報を告発したスノーデン氏コメントも話題となっている。
曰く、地球外文明が理解できるなら、原始的信号でなければならない、という。
つまり、文明が進歩すれば、地球が辿った様に信号にはセキュリティが掛かり、
その解読は難しい、という訳だ。如何にも、地球人的発想と思ってしまうが。
地球外生命体への興味が高まりつつある現在、少しでもその片鱗でも掴めれば、
もっと宇宙的な視点で地球が見つめられるのではないだろうか。期待したい。
関連 blog 15.8.4
<SETI科学者発言のニュース報道>
foxnews video
<WOW!シグナル>
<SETI科学者 TEDで語る>
<SETI協力 アレシボ電波天文台:世界最大>
<スノーデン氏のポッドキャスト>
Nathalie Cabrol博士について link
original JPN gizmodo
地球の生命は一体どこから来たのか、永遠の謎ともされてきたテーマだが、近年
の彗星探査で有機物が発見され、一つの可能性が見え始めた。
それに加えて、隕石が地球に衝突する事で、有機物が造られるという、新タイプ
の可能性が示された。日本発、東北大、物質・材料研(NIMS)、広島大の快挙だ。
<原始地球で隕石衝突はこんな感じ>
報道では、生命誕生前の海洋に隕石が衝突する時に起こるであろう反応を模し、
重炭酸・アンモニア・水等を入れた容器に、金属片を秒速1kmの高速衝突させた。
<試験装置:一段式火薬銃(物質・材料研究機構)>
<衝突イメージ>
つまり、瞬間的に高温高圧を加えた訳だ。その結果、単なる化学物質からDNA
を作る塩基の一つ(シトシン)他、たんぱく質を構成するアミノ酸9種も生成した。
生命誕生以前に、このようなDNAの構成物質ができていたら、どうなるだろう。
最初の生命の遺伝情報に組み込まれた、そんな可能性が出てくるという。
世界でも研究者が多いようだが、世界で初めて、その可能性を実験的に示した。
そうなれば、全ての原始地球に似た星はが生命発現の可能性がある。すごい事だ。
英語情報 海外の同種研究 rsc, popularmechanics
当該論文アブストラクト link
研究概要(物質・材料研究機構の雑誌 2009.4号 P1-5) PDF
一段式火薬銃について link
動画:NASA研究 DNAは宇宙で生成か(3分弱)YT
動画:DNAがタンパク質を生成するまでCG(11分弱)YT
動画:DNAの塩基組成[高校生講座](15分)YT
***
ブレークスルー・リッスンと名付けられた、宇宙から届く電磁波を分析、
知的な信号を見つけ出そうというものだ。
知的な信号を見つけ出そうというものだ。
<計画を発表するロシアの大富豪ユーリ・ミリネル氏とホーキング博士>
この活動は、ボランティアでも進められている、一般には総称SETI:地球外
知的生命体探査(Search for Extra-Terrestrial Intelligence)の一つとなる。
1960年台から進めれているが、現在技術は、望遠鏡感度が50倍、探査範囲
は10倍、周波数域は5倍と飛躍的に向上、1年掛かった収集が1日できる。
対象となる天体も、銀河系中心部に位置する地球に近い環境とされる天体などの
約100万個の天体と、銀河系の周辺にある100個の銀河にも及ぶ。
このブレースルー・リッスンは、デジタルメッセージを届けるブレークスルー・
メッセージ・プロジェクトと合わせ、ブレークスルー・イニシアティブとなる。
<動画:ブレークスルー・イニシアティブ プロモーション>
<動画:ホーキング博士の会見>
120億円以上の予算10年計画で、ボランティア900万人も動員予定という
一大探査プロジェクトは、あなたの参加を待っている。如何でしょう。
<動画:SETIについて(西はりま天文台公園)>
<動画:世界の政府関係者が語る地球外知的生命体(日本語)>
プロジェクトHP(ブレークスルー・イニシアティブ)
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