ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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昨年11月、母船ロゼッタから飛び出した着陸船フィラエが、世界初の彗星着陸
を果たしたチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に、生命体存在の新説が飛び出した。
related ASTRO blog link
着陸直後の探査で、アミノ酸を検出し、その後の調査で 複雑な有機物 であった
と報道されていたが、その複雑な有機物が生命体かもしれない、という内容だ。
英国研究者の発表した新説は、彗星の奇妙な形こそが微生物の存在を示している
という。それはどういう意味か。
<チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星>
即ち、一部凹んだ様な瓢箪型は「凍り付いた不活発な天体ではなく、地形の変化
が維持されている」事を示めすのか。時々刻々の変化は、生命活動の証なのだ。
凍った塵の塊であるこの彗星の特徴、氷の湖を覆う黒い外殻、平らのクレーター、
点在する大きな岩等も、微生物の生命活動の結果と説明できるとの事だ。
更に、彗星の表面を驚くほど超暗黒で低反射にしているのも、この微生物による
ものという。微生物により、光が吸収されているからだろうか。
<彗星の表面部>
太陽方向に向かう彗星の環境は「地球の北極・南極より、微生物の生存に適して
いるかもしれない」ともコメントしている。
つまり不凍性の塩を含む微生物には、-40度の低温状態でも活動できる種類が
存在し、太陽に近づく彗星は、昨年9月にこの温度を超え、更に期待が膨らむ。
単なる物質の有機体から、命を宿した微生物の存在へと、夢が膨らむ新説である。
もしかしたら、このような彗星が、地球に生命の種を落としていたかもしれない。
チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星について wiki
フィラエについて wiki
動画:フィラエ再始動 ニュース報道(2分強)YT
動画:生命体発見 ニュース報道(2分弱)YT
動画:彗星映像とニュース報道(4分弱)YT
動画:彗星上に発見された深い穴(4分)YT
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***2015.04.21 VOL.4-08***
宇宙生物学、そんな学問があるそうだ。宇宙人とはちょっと違うが、正当な学問
として取り組まれている。地球由来で宇宙空間を漂う微生物が対象だ。
JAXAは10年以上に渡って取り組み、この度のISSミッションにサンプル
回収プログラムが織り込まれている。その名は「たんぽぽ」プロジェクト。
宇宙空間に漂う微生物を、エアロゲルという寒天のような捕集材で捕らえようと
いう計画だ。きぼう船外、宇宙空間の暴露環境下に放置し、1年毎に交換される。
<簡易曝露実験装置(ExHAM)>
<捕集パネル>
これで、宇宙空間を漂うアミノ酸など有機物、地球から浮遊した微生物の採集を
期待する。ちょっと先の長いプロジェクトだ。
勿論、生物だけでなく、浮遊するものは全てキャッチされる。隕石などの塵とも
言える地球外物質も含まれ、実際にJAXAでは実績がある。
<2012年に回収されたサンプル>
装置は、ISS補給船ドラゴンにより4月17日に無事届けられた。後は1年後
を待つだけだが、地球由来以外の微生物、とは期待が大きすぎだろうか。
簡易曝露実験装置(ExHAM)パンフレット pdf
サンプル回収後の分析システム pdf
動画:NASA研究者(藤島 皓介氏)講演(17分強)YT
動画:ExHAM装置(4分)YT
オリジナルはここ(埋め込めず。リンクページを参照下さい)
動画:NASA アストロバイオロジー解説(約6分)YT
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