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***VOL.4-02 2015.01.27***
EUの彗星探査機ロゼッタ。昨年11月に着陸機フェラエを投下、史上初の彗星
探査活動を続けている。CG:チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星
<着陸機フェラエ>
最初に生命の起源ともなる水が分析された。それは重水素と、普通の水素との比
で水の起源を探る。結果は、重水素比が地球の水の3倍もあり、別起源とされた。
これまでに11個の彗星調査が行われ、地球と同じ結果が出たのは、ハートレー
彗星(103P)だけである。
このハートレー彗星と同じ「木星族彗星」であるCG彗星が、大きく異なる数値
であった事は、何を意味するか。今後の研究が興味深い。
<木星族彗星はカイパーベルト(左)起源とされる>
そして構造。総質量は凡そ100億トン、密度1.5~2.0トン/m3の水から
できた氷と塵から成る。空洞が70~80%あり、全体密度は470kg/m3。
<CG彗星の物理特性図>
氷と塵の塊がゆるく集まった、スカスカな構造の様だ。太陽光を多く浴びる北部
では氷の揮発による塵が多く放出、一部は再び表面に積もるため塵に覆われる。
太陽に近づき、水の放出にも変化が見られる。2014年6月には毎秒0.3L、
8月末は毎秒1.2Lと既に増加を観測。近日点通過の8月への変化が興味深い。
<水を含むガスや塵を噴き出すCG彗星>
小惑星の落下・衝突が現実のものと理解されつつある現代において、このような
彗星へのアプローチや技術は、次の時代の宇宙防衛技術の基礎になるだろう。
動画:ロゼッタ活動のこれまでのまとめ(約4分半)YT
動画:ドキュメンタリー ロゼッタ(約44分)YT
動画:映画 ディープインパクト[1998]より(2分強)YT
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