ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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最新の天文観測装置が、新たなる宇宙像を提供しつつある。南アフリカの地で、
建設中の電波望遠鏡、ミーアキャットが見つけた世界だ。
<電波望遠鏡ミーアキャットの一部>
現在、直径13.5mのパラボラアンテナ16基が並ぶ。最終的には、64基を
並べ、約130m四方の集光面積を誇る施設となる。
現状の16基を用いての観測結果で、これまで、70個の銀河しか見つけられて
いなかったエリアで、なんと、1300個もの銀河が発見できたというのだ。
<ミーアキャット観測の一部:丸印が従来観測での銀河>
また、2億光年離れた巨大ブラックホールの撮影にも成功し、2017年の後半
の64基完成に、更なる期待が掛かっている。
<2億年離れた巨大ブラックホール:高速粒子のジェットを噴出している>
専門家によると、同じ領域をハッブル望遠鏡で観測すれば、恐らく何十万個もの
銀河が見えるハズという。可視光の方が良く見えるからだ。
逆に電波望遠鏡の強みは、活発な電波銀河、例えばブラックホールの観測に最も
適している。ブラックホールは、塵に覆われ、見えない事が多いからだ。
現在でも素晴らしい成果を上げ始めたミーアキャットだが、オーストラリアにも
広げるスクエア・キロメートル・アレイ(SKA)計画もある。楽しみが増える一方だ。
英語情報 space
ミーアキャットについて wiki
SKA(Square Kilometre Array)について wiki
SKAとミーアキャット PDF
動画:アフリカニュース報道 (1分強)YT
動画:SKAプロモーションCG(2分半)YT
動画:南アでのSKA(ミーアキャット)について(23分弱)YT
動画:SKAの天文学的解説(3分強)YT
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