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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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*** 2016.8.9 VOL.5-16 magmag melma ***
  
  
  日本新しいロケットH3ロケット2020年に初飛行の計画だ。その開発
  が佳境に入ってきた。基本設計フェィズの1年を経過詳細設計へ突入する。
  
<H3ロケット イメージ図>
  
  ロケット製作・試験フェーズは、この1年半後に始まるが一方、新型エンジンの
  試験は、少し早く 本年後半から予定されている。
  
  最大の特徴は、日本のロケットとして過去最大の規模全長63m、直径5.2m
  を誇る雄姿だ。現状、2種類 H-2A2Bのシステム構成も、一本化される。
  
<H3ロケットの概要:高さはH-2より10mも高い>
     
  また 部品点数を減らしたブースター無しの形態を用意、コストを削減価格を
  同等能力H-2Aの半分、価格50億円で実現するのが目標だ。
  
  最大打上能力は、静止軌道投入 6.5トン。商業用の静止衛星の大型化に対応し、
  拡大する宇宙産業に備える目論見だ。
  
  カギを握るエンジン開発は、開発リスク低減のため、全体試験の前に要素試験
  を実施し、予想される問題を事前に潰している。高信頼性開発手法と呼ぶ手法だ。
  
  安全性向上するため、頑丈で壊れにくい簡素な燃焼構造形式エキスパンダー・
  ブリード・サイクル を採用している。
  
<新型エンジン LE-9のイメージ図>
<新型エンジン LE-9の基本仕様>
  
  LE-9の推力は、150トン。従来比、40トン程のUPとなる。H3ロケット
  では、要求に合わせ 2基設定3基設定が可能となる。
  
  
  実用化に入る2020年、世界では、欧米・ロシアの新開発ロケットが登場し、
  競争は激化する一方だ。H3を成功させ、新宇宙時代への布石としてもらいたい。
  
   
  日本語情報 jaxa, mynavi1, mynavi2sankei
    
  LE-9について wiki
  H3ロケットの目指す姿 PDF H3ロケットの開発状況 PDF
  
  
  動画:H3ロケット開発発表(2015年7月 93分)YT
  
  動画:H3ロケット開発発表(2016年7月 85分)YT
  
  動画:現行エンジン LE-7燃焼試験(2013年2月 8分半)YT
  
  動画:日本のロケット開発の歴史(2009年 全103本)YT
  
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