ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
日本の新しいロケット、H3ロケット、2020年に初飛行の計画だ。その開発
が佳境に入ってきた。基本設計フェィズの1年を経過、詳細設計へ突入する。
<H3ロケット イメージ図>
ロケット製作・試験フェーズは、この1年半後に始まるが一方、新型エンジンの
試験は、少し早く 本年後半から予定されている。
最大の特徴は、日本のロケットとして過去最大の規模、全長63m、直径5.2m
を誇る雄姿だ。現状、2種類 H-2Aと2Bのシステム構成も、一本化される。
<H3ロケットの概要:高さはH-2より10mも高い>
また 部品点数を減らしたブースター無しの形態を用意、コストを削減、価格を
同等能力のH-2Aの半分、価格50億円で実現するのが目標だ。
最大打上能力は、静止軌道投入 6.5トン。商業用の静止衛星の大型化に対応し、
拡大する宇宙産業に備える目論見だ。
カギを握るエンジン開発は、開発リスク低減のため、全体試験の前に要素試験等
を実施し、予想される問題を事前に潰している。高信頼性開発手法と呼ぶ手法だ。
安全性向上するため、頑丈で壊れにくい、簡素な燃焼構造形式エキスパンダー・
ブリード・サイクル を採用している。
<新型エンジン LE-9のイメージ図>
<新型エンジン LE-9の基本仕様>
LE-9の推力は、150トン。従来比、40トン程のUPとなる。H3ロケット
では、要求に合わせ 2基設定と3基設定が可能となる。
実用化に入る2020年、世界では、欧米・ロシアの新開発ロケットが登場し、
競争は激化する一方だ。H3を成功させ、新宇宙時代への布石としてもらいたい。
LE-9について wiki
動画:H3ロケット開発発表(2015年7月 93分)YT
動画:H3ロケット開発発表(2016年7月 85分)YT
動画:現行エンジン LE-7燃焼試験(2013年2月 8分半)YT
動画:日本のロケット開発の歴史(2009年 全103本)YT
PR
この記事にコメントする
カレンダー
リンク
カテゴリー
フリーエリア
最新CM
[11/10 NONAME]
[08/24 アンプマニア]
[10/04 アンプまにあ]
[08/20 NONAME]
[08/17 Tony]
最新記事
(12/31)
(12/30)
(12/28)
(12/26)
(12/19)
プロフィール
HN:
K.N
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
技術探究(空飛ぶ、先端等)
ブログ内検索
最古記事
(08/04)
(08/04)
(08/04)
(08/12)
(08/12)
P R
カウンター
忍者アナライズ