ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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年々改良が進む、電気推進の分野。主には衛星用として用いられるが、推力増強が
進行中、ロボット探査機程度なら火星への推進器の期待ができる時代になってきた。
それを、中国が先鞭するかもしれない。中国東北 ハルビン工業大学 の研究成果が
発表され話題の様だ。研究では、推力電力比が10%から63%へ大幅UPする。
電気推進の一つ ホールスラスター(HS)を一歩進めた、シリンドリカルHSの改良
技術の試算結果だ。キセノン燃料に渦回転が起こるように、噴出口を構成した。
<ホールスラスターの概念図:燃料をイオン化・電界加速し噴射する>
<改良前後の燃料の流れ 右が渦回転型>
この渦回転の噴射方式は、燃料が不十分な状況での低出力時にも有効な設計という。
これにより電極に近い側のガス濃度を上げ、推進性能を向上する。
<米プリンストン大学での実験事例 右がシリンドリカルHC>
この様に燃料噴射を渦回転させる方式は、自動車エンジン燃焼室にスワール(横渦)
を発生させる先例があり、燃焼効率の向上や出力UPへ繋がっている。
<自動車エンジン燃焼室でのスワロール発生の例>
本研究では、概念的な確認に留まる。何を どのように設計すれば、最適な設計と
なるかは、まだまだ先の技術のようだ。日本でも、更なる飛躍を望みたい。
<研究者 Liqiu Wei博士>
当該論文 link
動画:ホールスラスターの原理CG(2分弱)YT
動画:AerospaceCorp 電気推進技術の紹介(4分半)YT
動画:EUのホールスラスター試験風景(2分弱)YT
動画:エンジン燃焼室でのスワロール発生イメージ(5秒)YT
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