ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
related blog link
宇宙往還機の開発は、新興国へも飛び火している。インドがスペースシャトル型
の全長約6.5mの1/6実験機を開発、発射実験を成功させた。
その名も、RLV-TD(Reusable Launch Vehicle-Technology Demonstration
Program)と、そのものズバリだ。
10年の歳月を掛けたプロジェクトとの事、総額で16億円という破格の低額費用
での実現だ。米国企業では、フルサイズだが、数千億円以上が必要となるという。
<インド版スペースシャトル:やっぱり小さい>
実験機は、高度65kmに到達後、約13分後に海岸から500kmほど離れた
ベンガル湾海上へ着水した。
この成功で開発は第2ステージへ進み、1/1実験機を周回軌道へ投入する計画
という。この段階では、自動着陸、スクラムジェット等 全技術が評価される。
<インドのスクラムジェットデモ機のモックアップ>
実用機までの明確な計画は示されていないが、2020年-30年辺りを見込む。
その頃、民間ロケット企業との競争は、どうなっていることだろう。
開発主体(インド宇宙研究機構)HP
動画:ニューデリーTV報道(4分弱)YT
動画:RLV-TD準備の様子(2分弱)YT
動画:RLV-TD CG(2分半)YT
動画:インドの宇宙計画概要(4分半)YT
PR
マッハ7.5。超音速の飛行技術確立に向けて 基礎技術開発の一環として、開発
エンジンをロケットに搭載され、オーストラリア防衛庁が実験・到達した。
<普通の打上げと変わらないシンプルさ>
スクラムジェットと呼ばれる推進エンジン。水素燃料を空気中の酸素と反応させ
推力を得る。超音速という状態で、空気を吸い込み、燃焼するのがコア技術だ。
<スクラムジェットイメージ図>
一方、超音速状態でないと機能しないため、ロケットで速度を上げていく訳だ。
ロケットはあくまで補助装置にすぎない。
燃焼温度は1600℃にも達し、金属では解けてしまう。材料は最新のカーボン
コンポジットが用いられている。
<開発中のスクラムジェットエンジン>
開発は、マッハ20を達成している米国との共同開発という形をとっているが、
しっかりと自国技術を確立している。農業国と思い込んでいると、大きな誤解だ。
また外の空気から酸素を得るため、液体酸素を搭載して飛行するロケットよりも
軽い。よって搭載重量が多く、再利用もできるので、経済メリットが大きい。
このようなメリットに目をつけ、民間では、マッハ5の巡航速度を目指す旅客機
の計画がある。この計画では、レールガンと呼ぶ射出装置で、機体を打ち出す。
<超音速旅客機 Skreemr イメージ>
マッハ5は、東京-NYが計算上1時間半。実際には2時間位になるだろうか。
まだ10年以上 先の話のようだが、できれば民間からスタートして欲しい。
開発拠点の一つクィーンズランド大(UQ)HP
動画:NBSニュース報道(1分強)YT
動画:UQでの開発状況(2分半)YT
動画:米国HTV-2のフライト試験CG(マッハ20 約2分)YT
動画:Skreemrについて(1分強)YT
動画:かつての超音速旅客機コンコルド(14分弱)YT
宇宙のカメラは、何を捉えるのか。公開されている火星の探査機が捉えた画像が
話題を呼んでいる。そこに写るのは何か。
火星の探査機は、地表観察の活動を続けているが、映像には微かながら空も写る。
普通の研究者が見ない、その空を注目しているスキモノもいる。
そういうスキモノウォッチに掛かった一枚がこれだ。火星の空に小さな黒い点が
写り込んでいる。地球で捉えられても、未確認飛行物体と思ってしまう形状だ。
<話題の画像から拡大版>
<NASAの元画像:上の空 左に 小さな黒点>
画像は、火星探査機キュリオシティ 2014年3月16日(SOL572)の
モノだ。因みに、SOL572とは、活動開始から火星日で572日という事だ。
<Youtube編集動画より>
このような発見は、これからも増えるに違いない。そのうち、地表ではなく、空
を観察する探査機が送り込まれるかもしれない。
original JPN tocana original ENG ufosightingsdaily
NASA SOL572画像サイト link
火星の解明が進んでいる。人類の移住計画への準備とも言える探査には、膨大な
能力が注ぎ込まれているようだ。
一つは、キュリオシティのパノラマ画像だ。クレーター内の高台、ナウクルフト
高原から周囲360°を眺めたものだ。一言で言えば、岩場の風景だ。
<ここに降り立つ人類は どんな生活をするのだろうか>
土や砂のような質感は感じられず、ゴツゴツ感のみ、歩くのも一苦労と思われる。
尚、地球の昼間時間帯に見た想定で、ホワイトバランス処理をしてあるとの事だ。
そして、より本質的な重力分布の測定も完了、重力マップとして公開されている。
それにより、二酸化炭素の大気循環のメカニズムも解明できたとしている。
<火星の重力マップ 青が小さく黄-赤-白と高くなる>
次には、氷河下に火山噴火の痕跡も見つかった。水の存在も含めて、太古には、
微生物が生きていける環境があったのではないかと推察している。
<氷河下に見られた溶岩流出の跡>
今も微生物が生きているのではないか、と思うのは当然の期待だろう。いずれ、
探査が進めば、きっと出会うに違いない。期待しよう。
動画:公開 火星パノラマ図(手で動かして見ます 2分)YT
動画:NASA 火星の重力分布(1分半)YT
動画:火星最大の火山(3分弱)YT
動画:火星の火山下に水の跡(1分)YT
動画:火星上の水の可能性(2分強)
幾つもの空飛ぶクルマが話題に上るようになり、従来の航空機の世界にも変化が
現れてきた。ドイツより、電動ジェットVTOL機なる構想が流れてきた。
42個ものマルチファンを搭載、操縦系や電池なども冗長性を高めて、良く知る
ヘリコプターに比しても、安全性を高めたコンセプトが売りの一つだ。
<完成イメージ>
<前面から見るとこんな感じ>
マルチファンは主翼上と、主にコントロールを司る前翼上に配置される。翼面積
に比して、キャビンが大きく見える。新しい形の航空機になっている。
安全だけでなく騒音も少なく、環境にも優しい。まずは、2018年の市場導入
に向けて、個人用の2人乗りモデルの開発を進めている。
推進するのは、昨年2月に立ち上がったばかりの大学発ベンチャー Lilium社 だ。
エンジニア4名が率い、小さなプロト機モデルが完成、大きめを開発中だ。
<プロト機のひとつ>
全馬力は435hp、従来のピストン機並の程度だ。巡航速度300km/h、
航続距離500km程度、モータなどは既存品を使い、コストを削減する。
操縦資格は、スポーツ・パイロット・ライセンスという、日本ではなじみがないが、
空を楽しむための、一般的なライセンスより簡単な資格で操縦できる。
<推進装置:ジェットというよりダクトファンという種類>
<ダクトファン用モータ候補:FlyTEC社 HPD10>
庭先から飛び立つには少しスペースが必要だが、ヘリポート位の場所があれば、
大丈夫。新しい空の移動社会が来る予感はしないだろうか。
プレゼンテーション資料 pdf
動画:プロモーションCG(20秒)YT
動画:ECO15でのプレゼンテーション(約5分)YT
動画:同コンセプト軍用機:VTOL X-Plane(約2分)YT
動画:マルチファン式ヘリコプター Volocopter VC200(5分半)YT
動画:ドローン式エアタクシー EHang 184(3分半)YT
カレンダー
リンク
カテゴリー
フリーエリア
最新CM
[11/10 NONAME]
[08/24 アンプマニア]
[10/04 アンプまにあ]
[08/20 NONAME]
[08/17 Tony]
最新記事
(12/31)
(12/30)
(12/28)
(12/26)
(12/19)
プロフィール
HN:
K.N
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
技術探究(空飛ぶ、先端等)
ブログ内検索
最古記事
(08/04)
(08/04)
(08/04)
(08/12)
(08/12)
P R
カウンター
忍者アナライズ