ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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地上100kmの宇宙空間へのジャーニー、その一番乗りを目指すヴァージン・
ギャラクティック社が、新しい機体をお披露目した。
2014年の事故から1年4ヶ月、新しい機体はユニティと名付けられた。かの
ステファン・ホーキング博士が、その名付け親だ。
<VSS[Virgin Spaceship] Unity>
事故原因は、パイロットによるものとされたが、新しい機体の開発にあたっては、
厳格なテストを行ったと強調する。初の商用宇宙旅行、不安解消には必須だ。
地上から宇宙までの飛行ルートを模擬した何千回のキャビン与・減圧試験、推進
装置であるロケットモーターの100回にも及ぶ耐久試験などだ。
そして、全機地上試験と呼ばれる地上での最終確認試験の後、飛行試験へと進む。
全てが成功した暁には、いよいよ商用の宇宙旅行の始まり、既に700人待ちだ。
<WhiteKnightTwo:Unityを高度1500mまで持ち上げる>
1回のジャーニーは乗員2名に乗客4名で構成され、約5分の無重量状態を体験、
地上へ帰還する。全行程 2.5時間のチケットは25万ドル、約3000万円だ。
実はこのプログラム、日本にも関わりがある。なんと、飛行士のスペーススーツ
は、日本のデザイナー 山本耀司 の作品だ。これからのステップに注目したい。
<山本耀司デザインのユニフォーム>
開発企業(ヴァージン・ギャラクテック社)HP
米国国家運輸安全委員会 事故報告書(概要) pdf
動画:CNN報道:ユニティの発表(3分弱)YT
動画:ユニティ開発中の試験風景(3分半)YT
動画:超小型衛星打上げ用ロケットのロケットモーター地上試験(1分弱)YT
動画:山本耀司デザインのユニフォーム(2分弱)YT
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火星への旅が5ヶ月とも7ヶ月とも言われているが、それを3日で達成する技術
が研究中という。Photonic Propulsion 光子推進がそれだ。
光子推進とは、大出力の光子レーザー光による推進技術だ。通常のロケットとは
異なり、エネルギー源は外にあり、後押しで飛んでいく。
<左の宇宙船に右からレーザー光を照射する>
100kg程度の探査機であれば、光速の30%の速度に達成する。それにより、
火星まで3日間という訳だ。
太陽光を帆で受けるカイト式を一歩進めたような推進技術だ。太陽光の代わりに、
強力レーザー光を用いる。もしくは、巨大レンズでレーザー光の焦点を合わせる。
<イメージ図:巨大レンズで焦点を合わせて推進力を与える>
<イメージ図:巨大レンズを太陽光カイト式>
光の粒子は質量はゼロだが、エネルギーと運動量がある。そしてこのエネルギー
は、物体に反射されたときに、物体に推進力を与える。
反射性のある大型の帆を作り、地表からパルス光レーザーを当ててれば、強力な
エネルギーを作り出せ、宇宙船を加速するのに十分だという。
6000万キロから4億キロまで変化する火星までの距離上を推進する宇宙船へ
光の焦点を当てる技術ができれば、結構上手くできるかもしれない。期待したい。
研究チーム(University of California)HP
研究者 Philip Lubin博士 の論文 pdf
動画:WSJ報道(3分強)TY
動画:NASA 恒星間旅行への技術(約2分)YT
動画:Lubin博士のNIAC講演(約24分)YT
動画:NASA 光子レーザー推進デモ(3分強)YT
動画:ソーラーカイト技術(5分)YT
media; Russia-1, Feb.17 '16
ロシア国営TV局 Russia-1 は、NHKでも報道されるロシアの代表的なTV局。
そのニュース番組に、UFOと思わしき飛行物体のニュースが流れた。
そこは世界に知られたバイカル湖。世界最深とされる湖は、琵琶湖の47倍もの
面積がある。そのバイカル湖の近くの村で目撃された。
<バイカル湖の位置。モンゴルの北側だ>
隕石が多いロシアでの報道だけあって、多数の隕石写真が出てくる。見間違いか
と思っていたら、目撃者のスマホ映像が流れた。朝の8時頃に動画に収めた。
<目撃者のスマホ映像>
もう一人の目撃者によると、流星にも似ているが、5分もの時間、目撃していた
という。段々と大きく、明るくなり、黄色だったという。
<動画:ニュース報道>
このような目撃情報、世界でも多く報告されている。夕暮れ時に太陽に向かって
飛んでいる飛行機の場合が多いようだが、果たしてこの映像は何だろうか。
記録では1909年からあるらしい。また、新たな目撃を期待したい。
<動画:バイカル湖でのUFO情報の一つ>
<動画:ロシアのUFO特番>
それは、日本時間2015年9月14日18時50分45秒 の事だ。米国東部にある天体観測
施設 aLIGO (アドバンスト・ライゴ)で起きた。
アインシュタイン予言、一般相対性論の発表から100年、遂に 重力波が観測
されたのだ。まさに、世紀の事件だ。
それは13億光年の彼方から、今の地球を目掛けてやってきた重力波、正確には
重力波の変動だ。そこでは、2つブラックホールの合体が起きていた。
重量では、太陽の36倍と29倍の重さとなる2つのブラックホールが、合体し
62倍のブラックホールとなった。差分の3倍分がエネルギーとして放出された。
この放出エネルギーが、重力波の変動として空間を伝わり、13億光年の地球に
到達したという訳だ。なんと壮大な出来事だろうか。
<観測された重力波>
この変動をどのようにして捉えるか。レーザー干渉計と呼ばれる装置で、直角に
位置する2地点距離を計測する。重力波の変動が通過すると、距離が変化する。
装置規模が半端なく大きい。4kmというレーザー光が往復するパイプが直角に
配置されている。その交点に干渉計が配置され、計測を行う訳だ。
<観測装置の全景>
半端なのはサイズだけではない。このパイプ、直径1.2mもあるが、真空状態
が保たれている。空気がレーザー光の抵抗になり、正確な測定ができないからだ。
<レーザー光線のパイプ道>
この重力波の研究は新しい分野であるが、既に世界に4ヶ所も設置されている。
日本もレーザー光の基線長さ3kmのKAGRAを、17年目標に準備中だ。
<世界の観測拠点>
<KAGRA@岐阜県神岡鉱山内>
重力を知る事は、宇宙そのものを知る事に繋がる。衛星を使った、宇宙空間での
観測も進んでおり、これからが楽しみな分野だ。
重力波観測の歴史 link
重力波物理学の解説(京大 2009)pdf
動画:ANN ニュース報道(1分)YT
動画:BBC 解説コラム(日本語 1分強)YT
動画:KAGRA計画(5分)YT
動画:観測データの音(11秒)YT
動画:重力波研究と観測装置開発の歴史(5分強)YT
あまり知られることもないが、宇宙に関する研究の殆どは地味なものだ。そんな
一つ、菌類の研究が発表された。
南極の岩の亀裂で生きている隠蔽岩内性微生物を採取、国際宇宙ステーションへ
送り、火星に模した環境下で18ヶ月保管したところ、生存60%が確認された。
なんとも良く分からない研究だが、火星生物の生存可能性に繋がる研究として、
注目を集める。かつて火星に生物がいたら、今も生きている可能性もある訳だ。
<左:菌類が群生している岩断面 右:石英結晶内の隠蔽岩内性微生物>
南極のヴィクトリアランドにあるマクマードドライバレーは、地球上で最も火星
に近い環境とされるようだ。そこで生存する2種類の菌類に白羽の矢が当たった。
<マクマードドライバレー>
ISSでは、火星に模した環境として、二酸化炭素 95%、アルゴン 1.6%、
酸素 0.15%、窒素 2.7%、水 370ppm、気圧 1千Pa を造り出した。
そこに、ケースに入れた2種類の隠蔽岩内性微生物に、200nm以上の紫外線を
照射・保管した。結果、生存率60%だったという訳だ。
<菌類を収めたケース>
考えてみれば、地球の過酷環境下での生物には、信じられない条件で生きている
モノもいる。火星に生物がいないというのは、とんでもない間違いかもしれない。
学会(アストロバイオロジー)発表論文 link
参考論文(2008 南極マクマードドライバレーの有機地球化学的研究) pdf
動画:NewsBeat 報道(1分)YT
動画:マクマードドライバレーでの水中菌探査の様子(2分)YT
動画:南極での隠蔽岩内性微生物採取の一例(3分半)YT
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