ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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バイオミメティクス、生物模倣という分野がある。蜘蛛の糸の構造から、強靭な
繊維を開発、ヤモリの足構造を模倣した吸着テープ等、素材開発の分野が有名だ。
同じ視点で、航空機にも新しい開発が行われている。鳥のように飛べる航空機の
開発だ。と言っても羽ばたく訳ではなく、飛行中、翼が最適に変態する事を狙う。
<NASAのイメージ図>
今回の開発ターゲットは、主翼後縁部にあるフラップという部品だ。この部品は、
空気の流れを調整し、航空機の上下の動きの制御や、ブレーキの役目も果たす。
従来技術では、フラップと主翼は別物で、フラップの動きの中心にヒンジがあり、
主翼と結びつけられた構造であるが、新しい技術では、一体となっている。
<一体となったフラップ:flexfoil>
全体表面を覆うフレキシブルな最新素材は、一体的なセンサーやアクチュエータ
の制御により、最小の応力で、最大の変形が可能とし、フラップの機能を果たす。
この結果、主翼とフラップの継ぎ目がなくなり空気抵抗が減少、燃費改善12%、
着陸時のノイズ低減40%が期待できるという。しかも、既存機改造でもだ。
専門的には可撓(たわむ)制御にあたるが、応用範囲は広い。これまでは、外部熱
で材料を曲げる事くらいしかできなかったが、新技術は構造として制御できる。
空気や水の流体制御を要する技術、ヘリコプターや風力発電のブレード、ボート
のラダー、ポンプのインペラなどが候補に上がる。
宇宙開発ではどうか。直ぐに思い付くのは、宇宙往還機やシステムを担う航空機
だろう。燃料削減による可積重量を増やし、安い旅行代金を目指して貰いたい。
開発会社(Flxsys社)HP
動画:プロモーション(2分半)YT
動画:試験風景(1分弱)YT
動画:新技術 風車ブレード適用(4分強)YT
動画:NASA 変体航空機のイメージCG(1分半)YT
動画:NASA 未来の航空機(約25分)YT
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地球エレベータと言うと、地球の遠心力を利用して、地上からケーブルを垂直に
立上げ、その先にあるウエイトが引っ張るというアイデアだった。
<これまでの地球エレベータのイメージ図>
<大林組の構想図>
これでは難しいのではないか、と思われていたが、現実的というタイトルが付く
新しいアイデアが発表された。
地上からの高さ20kmという「超」を超えた高層タワーを建設、先端に滑走路
を備える。そこから宇宙往還機が離発着する、というそれでも奇抜なアイデアだ。
<イメージ図>
タワー内部 又は 外部には、最大10トンの貨客を運べるエレベーターを設置し、
20kmの先端部まで運び上げる。勿論、与圧ケージ、速度は約10km/hだ。
構造体はユニークだ。水素かヘリウムで高圧充填された軽量・高強度のケブラー
繊維で作られたリング状の袋を積み上げていくという。
この方式により、現状より30%ほど燃料の節約が可能となる。20kmという
高さを利用して、一部の人工衛星の機能も肩代わりする可能性もある様だ。
<新しいアイデアを特許に>
理論的には200kmの高さまで可能というこのアイデア、カナダのベンチャー
が考案した。果たして、従来アイデアよりも現実性は高くなっただろうか。
開発会社(Thoth Technology社)HP
動画:CNBCニュース報道(1分強)YT
動画:TBS報道 大林組構想(1分半)YT
動画:従来型 NASAイメージCG(約1分半)YT
動画:従来型 スペースエレベータチャレンジ(13年 約7分半)YT
動画:従来型 BBCドキュメント(1時間強)YT
media; KVIA & KFOX, TX, Aug.26, '15, link1, link2
米国テキサス州エルパソ市。メキシコ国境に沿ったサボテンとカウボイーの町だ。
そこで未確認飛行物体の目撃が相次ぎ、地元TV局が取り上げた。
目撃者はUFOと信じ疑わない様だが、同じような目撃は、過去からも多い様だ。
頻発出没地区、そう言っても良いだろう。
比較的ゆっくり動き、地平線下へ消えていっているようだ。複数の目撃者がいる
という事は、何かがあったには間違いと思われる。
問題は、未知のモノなのかどうか。ドローンかもしれず、或いは、中国式の
熱気球「孔明灯」も可能性がある。あなたは、如何思われるだろう。
original ENG kvia, kfoxtv
米国テキサス州エルパソ市。メキシコ国境に沿ったサボテンとカウボイーの町だ。
そこで未確認飛行物体の目撃が相次ぎ、地元TV局が取り上げた。
目撃者はUFOと信じ疑わない様だが、同じような目撃は、過去からも多い様だ。
頻発出没地区、そう言っても良いだろう。
<一直線に並ぶ発光体列>
比較的ゆっくり動き、地平線下へ消えていっているようだ。複数の目撃者がいる
という事は、何かがあったには間違いと思われる。
問題は、未知のモノなのかどうか。ドローンかもしれず、或いは、中国式の
熱気球「孔明灯」も可能性がある。あなたは、如何思われるだろう。
<KVIA>
念のため YT
<KFOX>
<2010年10月報道:エルパソのミステリーライト>
<2015年4月:YOUTUBE投稿>
<2014年10月:YOUTUBE投稿>
<2010年10月:YOUTUBE投稿>
original ENG kvia, kfoxtv
地球の生命は一体どこから来たのか、永遠の謎ともされてきたテーマだが、近年
の彗星探査で有機物が発見され、一つの可能性が見え始めた。
それに加えて、隕石が地球に衝突する事で、有機物が造られるという、新タイプ
の可能性が示された。日本発、東北大、物質・材料研(NIMS)、広島大の快挙だ。
<原始地球で隕石衝突はこんな感じ>
報道では、生命誕生前の海洋に隕石が衝突する時に起こるであろう反応を模し、
重炭酸・アンモニア・水等を入れた容器に、金属片を秒速1kmの高速衝突させた。
<試験装置:一段式火薬銃(物質・材料研究機構)>
<衝突イメージ>
つまり、瞬間的に高温高圧を加えた訳だ。その結果、単なる化学物質からDNA
を作る塩基の一つ(シトシン)他、たんぱく質を構成するアミノ酸9種も生成した。
生命誕生以前に、このようなDNAの構成物質ができていたら、どうなるだろう。
最初の生命の遺伝情報に組み込まれた、そんな可能性が出てくるという。
世界でも研究者が多いようだが、世界で初めて、その可能性を実験的に示した。
そうなれば、全ての原始地球に似た星はが生命発現の可能性がある。すごい事だ。
英語情報 海外の同種研究 rsc, popularmechanics
当該論文アブストラクト link
研究概要(物質・材料研究機構の雑誌 2009.4号 P1-5) PDF
一段式火薬銃について link
動画:NASA研究 DNAは宇宙で生成か(3分弱)YT
動画:DNAがタンパク質を生成するまでCG(11分弱)YT
動画:DNAの塩基組成[高校生講座](15分)YT
宇宙での滞在が長くなればなるほど、自給方法がカギとなる。何故なら、ISS
への輸送費は、300万円/kgと膨大な費用が掛かるからだ。
火星となると、往路だけでも8ヶ月が見込まれている中、食料を送るという計画
では、全体が成り立たない。となると、栽培・養殖は必然だ。
既に、火星上でレタス栽培の技術が開発されつつあるが、ISSでも試みられた
<栽培はこんな感じ>
今や植物工場が当たり前の時代、レタスの工場栽培と言ってもそれほど驚かない
のは確かだが、ISSではようやく始まったばかりだ。
赤、青、緑のLED照明の下、順調に生育したレタスは、最初の栽培では、地球
へ戻されて念入りに調査された。微小重力による悪影響を心配からだ。
そして今回、晴れて収穫・試食となった訳だ。栽培に33日、新鮮な野菜が口に
できるのは宇宙開発史上初だ。この栄誉ある宇宙飛行士の一人に油井さんもいる。
<将来の植物工場の宇宙船イメージ>
野菜の次が気になるが、やっぱり三大栄養素から選ぶと、タンパク質だろうか。
となると、動物の養殖という事だろうか。まだまだ先は長そうだ。
開発会社(ORBITEC社)HP
動画:宇宙レタス栽培 技術紹介(4分強)YT
動画:宇宙レタスの収穫の様子 油井宇宙飛行士も(3分半)YT
動画:宇宙ガーデニングロボット(10分)YT
動画:ISSでの宇宙食(2分半)YT
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