ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
バイオミメティクス、生物模倣という分野がある。蜘蛛の糸の構造から、強靭な
繊維を開発、ヤモリの足構造を模倣した吸着テープ等、素材開発の分野が有名だ。
同じ視点で、航空機にも新しい開発が行われている。鳥のように飛べる航空機の
開発だ。と言っても羽ばたく訳ではなく、飛行中、翼が最適に変態する事を狙う。
<NASAのイメージ図>
今回の開発ターゲットは、主翼後縁部にあるフラップという部品だ。この部品は、
空気の流れを調整し、航空機の上下の動きの制御や、ブレーキの役目も果たす。
従来技術では、フラップと主翼は別物で、フラップの動きの中心にヒンジがあり、
主翼と結びつけられた構造であるが、新しい技術では、一体となっている。
<一体となったフラップ:flexfoil>
全体表面を覆うフレキシブルな最新素材は、一体的なセンサーやアクチュエータ
の制御により、最小の応力で、最大の変形が可能とし、フラップの機能を果たす。
この結果、主翼とフラップの継ぎ目がなくなり空気抵抗が減少、燃費改善12%、
着陸時のノイズ低減40%が期待できるという。しかも、既存機改造でもだ。
専門的には可撓(たわむ)制御にあたるが、応用範囲は広い。これまでは、外部熱
で材料を曲げる事くらいしかできなかったが、新技術は構造として制御できる。
空気や水の流体制御を要する技術、ヘリコプターや風力発電のブレード、ボート
のラダー、ポンプのインペラなどが候補に上がる。
宇宙開発ではどうか。直ぐに思い付くのは、宇宙往還機やシステムを担う航空機
だろう。燃料削減による可積重量を増やし、安い旅行代金を目指して貰いたい。
開発会社(Flxsys社)HP
動画:プロモーション(2分半)YT
動画:試験風景(1分弱)YT
動画:新技術 風車ブレード適用(4分強)YT
動画:NASA 変体航空機のイメージCG(1分半)YT
動画:NASA 未来の航空機(約25分)YT
PR
この記事にコメントする
カレンダー
リンク
カテゴリー
フリーエリア
最新CM
[11/10 NONAME]
[08/24 アンプマニア]
[10/04 アンプまにあ]
[08/20 NONAME]
[08/17 Tony]
最新記事
(12/31)
(12/30)
(12/28)
(12/26)
(12/19)
プロフィール
HN:
K.N
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
技術探究(空飛ぶ、先端等)
ブログ内検索
最古記事
(08/04)
(08/04)
(08/04)
(08/12)
(08/12)
P R
カウンター
忍者アナライズ