ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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***2015.03.24 VOL.4-06***
3Dプリンターが知られるようになってからまだ間もない。特殊部品に限られて
いたかに見えていたが、現実は全く違っていた様だ。
豪州 Monash 大学が、エンジンスキャンや、ジェットエンジン部品の実物
鋳型も用い製作した。小型ジェット機に搭載されている発電用の補機エンジンだ。
<開発者Wu教授とエンジン>
使われている3Dプリンターは、独コンセプト・レーザー社の1000Rという
モデル。50cmx60cmx40cmの部品を造る事ができる。
製造方法も単なる3Dという事ではなさそうだ。航空用アルミ部品をリサイクル
するという方法だ。航空用材料は、不純物混入を嫌うため、従来はできなかった。
同じく豪州 Deskin 大学のアイデアによるものだが、航空用部品に初めて
リサイクル材を用いた画期的なモノだ。
まだコンセプト実証のレベルだが、世界初の快挙という。この結果で直ぐに量産
へ移行するという訳にはいかないが、エンジンメーカーも大きな期待を寄せる。
この技術は、3Dプリンターさえあれば、誰もが航空用エンジンが造れるという
言わば夢の技術。少し知識があれば、新技術へのハードルも低くなる。
日本語情報 afpbb
開発機関(Monash Univ. Centre for Additive Manufacturing)HP
動画:Monash大学 プロモーションビデオ(1分強)YT
動画:ニュース報道(約1分半)YT
動画:GEの3Dプリンターへの取り組み(約5分)YT
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