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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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***2015.03.10 VOL.4-05***
  
  グーグル・ルナXプライズは、3部門で競われている。その一つ部門、モビリティ
  部門で日本チームHAKUTOと米2チームが選考された。
  
  このモビリティ部門は、月面上で探査車が自律的にロボット走行する技術を競う。
  HAKUTOは、4輪車「ムーンレイカー」と2輪車「テトリス」を開発中だ。
  
  
<ムーンレイカーとテトリス>
  
  
  全幅48cm×全長60cm×全高54cm重量8kg やや大きめのラジコンカーの
  イメージ。ライバルチームよりやや大きめだが、スピードは優るとの事だ。
  
  月面では地下100m辺りに広がる「縦孔」を調査するという、競技以外の独自
  の調査計画も持っている。
  
  プリフライトモデルとして開発され、熱や放射線・振動などの様々な宇宙環境を
  模擬した実験を行い、実際のフライトモデル開発に活かしていく。
  
  開発費用30億円を見込むという計画、優勝賞金20億円程度を得たとしても
  赤字というから驚きだ。狙いは何か。
  
  宇宙を巡る新しいビジネスへの一番乗り、この賞はスタートだ。新興国に月探査
  ロボットを売り込んだり、小惑星や火星に小型ローバーを送り込む事もできる。
    
  
<砂丘での試験走行>
  
  
  実はランダーシステム部門、即ち月面着陸システムを競う部門で、インドチーム
  が勝ち残っている。もはや新興国という事は言わず、如何に日本が出て行くかだ。
  
  HAKUTOには、その尖兵となり、それに続く日本企業が出てくる事を最大限
  期待したい。
  
  
  英語情報 newscientist 
  開発会社(ispace社)HP
  
  
  動画:ニュース報道(3分強)YT
  
  動画:砂丘での走行試験(6分強)YT
  
  動画:XPrizeについて(3分弱)YT
  
  動画:選考3チームの一つ Astrobotic team の報道(4分弱)YT
  動画:選考3チームの一つ Part-Time Scientists の報道(約3分半)YT
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