ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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反物質というモノをご存じだろうか。反陽子と陽電子、即ちマイナス電荷の陽子
とプラス電荷の電子からなる物質だ。
この反物質と普通の物質がぶつかると、お互い逆のエネルギーを持っているので、
物質しては消滅し、膨大なエネルギーが放出される。対消滅と呼ばれる。
このエネルギーを推進力として利用する、正しくSF技術を実用化しよう構想が
核研究で有名なフェミル研究所の元研究者を中心に、民間ベースで進んでいる。
構想では、反物質はウラン核分裂の起爆として使われる。即ち、反物質の水素を
ウランに衝突させ、ウランに核分裂を起こし、その生成物を放出させる。
具体的な宇宙船アイデアには、船体前部にウランが塗られた帆が配置されている。
その帆に、反物質水素をぶつけると、生成物が発生、放出され推進力となる。
<構想イメージ>
計算によると、10kgの探査機なら反物質水素17gだけで、光速の10%の
スピードで、4.4光年のαケンタウルスまで40年で到着できる。
課題は、物質安定と製造コストにある。自然界に存在しない反物質は、不安定、
高エネルギーを放出して、直ぐに消滅する。また1gで10兆円とも試算される。
<映画 Angels & Demons より:反物質炉>
開発コストも桁違いだが、まずは概念証明のために、クラウドファンドで寄付を
募る計画、2千6百万円が目標だ。
反物質をエネルギーとした宇宙船の検討は、実は歴史があり、これまでにも何件
もの論文が出されている。言い換えれば、可能性がある技術、楽しみなテーマだ。
当該論文(2003 Particle Accelerator Conference)pdf
開発会社(Steven Howe/Hbar Technologies)HP
動画:反物質エンジンのイメージ解説(3分強)YT
動画:ドキュメンタリー 反物質爆弾の研究(4分強)YT
動画:フェミル研究所 反物質について(4分半)YT
動画:映画 Angels & Demons より(1分半)YT
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