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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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  2012.09.18. VOL.1-23
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  宇宙・航空・先端研究・最新技術など、世界中から夢ある科学技術ニュースを
  分かり易く解説します!! 中高生からオタクまで、幅広く楽しんで下さい!
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 ◆宇宙情報

  未知の天体PLANET X?! 刻一刻と地球に近づくって、本当??

 ◆先端研究

  オリンピックなら間違いなく金メダル!! 走るロボットはボルトを越えた!!

 ◆最新技術

  スポークレス自転車?! 未完のコンセプトは完成するのか?!


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 ▼未知の天体PLANET X?! 刻一刻と地球に近づくって、本当??


  8月末、フジTVアンビリバボー、ご覧になっただろうか。その名はニビル、
  88年に発表された仮説では、3600年で太陽を周回する。

  大きさは地球の4-5倍、質量は20-25倍、密度は100倍。今一歩で
  恒星だったが、なり損ねた白色矮星だという。

  この天体が、今まさに地球に近付いているという。Xデーは本年11月から
  12月、つまりマヤ暦の最後の日にオーバーラップしてくる。本当だろうか。

  正統派の学会では、その存在は認められていない。が、PLANET Xを研究
  していた専門家が、少なくとも3人が不慮の事故死を遂げているともいう。

  何か隠す必要があるのか。口封じが必要なくらい甚大な影響が出ると考えている
  のか、人類では対処できないほどの大災害なのか。

  NASAは70年代より感知、観測しているともいう。かのパイオニア10号と
  11号の衛星は、PLANET Xの感知が隠されたミッションであったとも・・

  実際パイオニアでは、原因不明の摂動が観測された。未知の天体がなければ、
  説明できないとして81年、PALNET Xを示唆する発表も、当時はあった。

  近づくと南半球から見え始めるという。07年、米国は南極に電波望遠鏡を設置
  している。South Pole Telescope、そのものずばりの命名だ。

  表向きには、ダークマターやニュートリノ観測となっており、成果も上げている
  ようだが、一般的にはPLANET X観測基地と捉えられている。

  一方、観測事例の動画もUPされているが、専門家のコメントが付いたものは
  一つもない。実にクッキリ写っているから下手な事は言えないのか・・


  11年6月、NASA長官は、所員に向けて緊急メッセージを行っている。その
  内容を見て頂きたい。天変地異を想定した、日頃からの備えへの勧告だ。

  また、米国軍部は厳戒態勢に入った、との噂もある。何があっても不思議はない
  時代、皆さんも最低限の備えをしておいた方が良いかもしれない・・


  日本語ニュース:フジTV:未知の惑星“ニビル”の謎
   http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/120823_1.html
   (↓動画:いずれは削除?)
   http://jpntvdouga.blog.fc2.com/blog-entry-4250.html
  英語ニュース
   http://sciencenordic.com/2012-planet-x-collision-course-earth
   (↓1時間18分の米国専門誌?番組)
   http://www.youtube.com/watch?v=Obgw5GP6VDg&feature=related
   (↓7分半のロシア番組。英語字幕)
   http://www.youtube.com/watch?v=HsLqWbeA4iY
   (↓6分半の番組。木星観測と3人の研究者死亡の関連など)
   http://beforeitsnews.com/unexplained-phenomena/2012/08/are-planet-orbits-way-off-due-to-nibiru-astronomers-studying-them-seem-to-be-having-unusual-accidents-2430184.html
   (↓43分の番組。ミステリーサークルとの関連など)
   http://yowusa.com/videos/yowusa/twosuns/

  観測事例とされる動画(2つの太陽)
   http://ginga-uchuu.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-0af2.html
   http://www.youtube.com/watch?v=0Onbf2QmWvI
   http://www.disclose.tv/action/viewvideo/3008/Nibiru___Planet_X_photos_taken_January_2008/

  パイオニア10号、11号のPLANET X観測について
   http://ameblo.jp/momosuke-1213/day-20111030.html
   http://www51.tok2.com/home/slicer93190/10-4605.html
  PLANE Xの年表
   http://satellite2500.seesaa.net/article/272985477.html
  NASAのQ&A(Planet X ほか)
   http://www.nasa.gov/topics/earth/features/2012.html

  South Pole Telescope(SPT)HP
   http://pole.uchicago.edu/
  SPTについて(英語)
   http://www.bibliotecapleyades.net/hercolobus/esp_hercolobus_63.htm
  SPT開設時の日本語ニュース(07年2月)
   http://www.shikoku-np.co.jp/national/science_environmental/article.aspx?id=20070227000128

  NASA長官 緊急警告(11.6.10) 
   http://www.youtube.com/watch?v=iOYyGrCmJ30 (吹き替え版)
   http://www.youtube.com/watch?v=BZUPGw7p9I0&feature=youtu.be
   http://www.nasa.gov/centers/hq/emergency/personalPreparedness/index.html
   http://www.youtube.com/watch?v=-mThmW9z8yc (訳付き)
  NASA(11.9 ビデオ)
   http://www.nasa.gov/multimedia/videogallery/index.html?media_id=111100511
  NASA家族向け
   http://www.nasa.gov/multimedia/videogallery/index.html?media_id=111137351

  米国が極秘に警戒態勢?
   http://www.youtube.com/watch?v=P_toH3xGg78 (7月11日 34分のラジオ)
   http://yogen-blog.com/1886 (7月21日 26分のラジオ番組。和訳もあり)
   http://aliendigest.com/tag/military-prepares-for-planet-x/


 ▼オリンピックなら間違いなく金メダル!! 走るロボットはボルトを越えた!!


  ロボットというと、日本ではどうしても人間型の2本足となりがち。鉄腕アトム
  など、綿々とした人型ロボットアニメの影響だろう。

  人型ロボットは、言わば万能ヒューマノイドとも言えるが、そうしたトラウマに
  入っている間に、世界では機能特化型のロボット開発が進んでいる。

  ただヒタスラに走るロボット。米国で開発が進む、チータロボットだ。勿論、
  現在は軍事目的。戦場兵士をアシスト、より高度なミッションを達成するためだ。

  いつの時代も、先端技術は軍事や宇宙から始まり、民間へ降りてくる。より高い
  技術開発には、時間と金が掛るからだが、言葉にはできない空しさもある。

  今回のスピード記録は、45.5km/hを達成。ウサイン・ボルトの44.7
  km/hを上回るが、本家チータの121km/hには、まだ遠く及ばない。

  いずれ100km/h超えロボットも出てこよう、どんな使い方が考えられる
  だろうか。上下動も自動制御し、人が跨ぎ・乗れれば、新しい移動手段になる。

  また道路がなくても移動できるから、ジャングルや山岳地なども走破できる。
  開発途上国では、道路を造らずとも移動手段を得る事ができるかもしれない。


  このような高い付加価値が得られる可能性がある技術こそ、日本のような高齢・
  高コストな国が狙うべき技術ではないだろうか。


  日本語ニュース(動画あり)
   http://www.cnn.co.jp/tech/35021508.html
  http://japan.cnet.com/news/offtopic/35021551/
  英語ニュース(動画あり)
   http://www.bbc.com/news/technology-19506130
   http://www.bbc.co.uk/nature/19488820

  DARPAのプレス
   http://www.darpa.mil/NewsEvents/Releases/2012/09/05.aspx

  類似事例(ミシガン大学2本足 動画)
   http://www.wired.com/dangerroom/2011/08/running-robot/
   http://www.bostondynamics.com/index.html
  類似事例(ホンダ。走るアシモ 動画)
   http://tabetainjya.com/archives/surprise/_ashimo/
  類似事例(トヨタ。走るXXX 動画)
   http://www.youtube.com/watch?v=sv35ItWLBBk


 ▼スポークレス自転車?! 未完のコンセプトは完成するのか?!


  自転車の進化はどこへ行くのか。スポークレスというコンセプトは、調べて
  みると結構目に付く。が、実際の開発例はあまり聞かない。

  数年前、英国で開発がスタートした。試作モデルも製作されたが、自由デザイン
  とは違って、工学的な壁が立ちはだかるのか、あまりカッコウは良くない。

  タイヤのリム部にギアを立てて、駆動ギアと噛み合わせる。リム部ギア部を駆動
  する最終ギア部は直径も小さく、かなりの力が加わるためか、ギアの幅も広い。

  フレームも少々頑丈過ぎるような気がする。後輪を保持するには、このくらいの
  しっかりさが必要なのだろうか。

  小石が入ったらどうするのだろう、なんて無粋は事を言ってはいけない。ここが
  スタート、これからの改良で、デザイナーの思い描く世界へ近づくことだろう。

  
  将来性を見込まれ、ポピュラーメカニック誌 Backyard Genius Awards を受賞。
  to the world's greatest unsung engineers というからあまりイカサナイが・


  日本語ニュース
   http://www.j-tokkyo.com/2010/02/25/22456.html
   (↓デザインのみ)
   http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=111227
   (↓未来の自転車。いろいろ・・)
   http://wagamamayaweb.com/?eid=214
  英語ニュース
   http://www.popularmechanics.com/technology/engineering/gonzo/the-spokeless-bicycle-backyard-genius-awards
   http://www.designboom.com/weblog/cat/16/view/9195/spokeless-bicycle.html
   (↓動画ニュース:Yale University)
   http://www.youtube.com/watch?v=GLaSMswSRi8
   (↓動画ニュース:Loughborough University Design)
   http://www.youtube.com/watch?v=cPsY2NfPJtw
   (↓動画ニュース:どこの?)
   http://www.youtube.com/watch?v=Ozl7HrTtMBQ&NR=1&feature=fvwp

  ポピュラーメカニック誌バックヤードの天才賞
   http://www.popularmechanics.com/technology/engineering/gonzo/backyard-genius-awards


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<発行にあたり>
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  このメルマガは、NPO法人 ASTROがお贈りする、宇宙を始めとする
  世界中の最先端の科学や技術の情報をご紹介するものです。

  日本では、あまり報道されない、面白いネタニュースを探して、分かり易く
  説明・解説し、科学技術の楽しさや大切さを伝えていきたいと思っています。

  ご意見、ご感想もお待ちしております。宜しくお願いします。

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<後記>
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  今回は、NHKコズミックフロントの紹介だ。発行人であるASTROの
  理事長が出演
の運びとなった。乞うご期待!!

  是非ご覧ください!!

    NHKBS コズミックフロント
     http://www.nhk.or.jp/space/program/cosmic.html
    番組名:「UFOの謎を追え!」
    放送日: 9月20日(木)午後10時00分~
          9月24日(月)午後11時45分~
          9月25日(火)午前 8時00分~

   

NHK番組紹介より

    突如上空に現れ、奇妙な光を放ちながら、ありえない動きを見せ、消え
    去るUFO。そのUFOを35年も前から科学的に追い続ける国家機関がある。

    その名はGEIPAN(ゲイパン)。フランス国立宇宙研究センターCNESの一組織
    として、全国から寄せられる数多くの「UFO」目撃報告を徹底検証し、膨大
    なデータベースを作成している。

    
    UFOの正体は、多くは明るい星や流星、気球等の見間違いだが、それでも
    説明の付かない事象がいまや「UAP(未確認大気現象)」という新たな分野
    に位置づけられ、調査・研究の対象となっている。

    その結果、新たなプラズマ発光現象が発見されるなど、科学成果も挙がって
    いる。

    一方、どうにも説明の付かない事象が2割以上も存在し、偽造とは思えない
    映像も数多く残されている。

    UFO現象は実在するのか?そして、その正体は?
    謎のUFO現象に挑む科学者たちの情熱を追う。

  
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 ◇ASTRO Sci-Tech NEWS         創刊;12.04.17
 ◇ 発行人 NPO法人ASTRO
     Advanced Science-Technology Research Organization
     http://npoastro.blog.shinobi.jp/ (ブログ形式新設)
     http://www.npo-astro.org/index.html
 ◇ご意見などは、こちらのアドレスへ npo.astro.org.news(アット)gmail.com 
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南理事長

南理事長がNHKコズミックフロントに出演されます!!
皆さん、チェックを忘れずに!!

NHKBS コズミックフロント
 番組名:「UFOの謎を追え!」
 放送日: 9月20日(木)午後10時00分~
    9月24日(月)午後11時45分~
    9月25日(火)午前 8時00分~
 

NHK予定案内
  http://www.nhk.or.jp/space/program/cosmic.html
NHKアーカイブ
  http://www.nhk.or.jp/space/program/cosmic_120920.html

<番組紹介より>

突如上空に現れ、奇妙な光を放ちながら、ありえない動きを見せ、消え去るUFO。そのUFOを35年も前から科学的に追い続ける国家機関がある。その名はGEIPAN(ゲイパン)。フランス国立宇宙研究センターCNESの一組織として、全国から寄せられる数多くの「UFO」目撃報告を徹底検証し、膨大なデータベースを作成している。
UFOの正体は、多くは明るい星や流星、気球等の見間違いだが、それでも説明の付かない事象がいまや「UAP(未確認大気現象)」という新たな分野に位置づけられ、調査・研究の対象となっている。
その結果、新たなプラズマ発光現象が発見されるなど、科学成果も挙がっている。
一方、どうにも説明の付かない事象が2割以上も存在し、偽造とは思えない映像も数多く残されている。
UFO現象は実在するのか?そして、その正体は?
謎のUFO現象に挑む科学者たちの情熱を追う。
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  宇宙・航空・先端研究・最新技術など、世界中から夢ある科学技術ニュースを
  分かり易く解説します!! 中高生からオタクまで、幅広く楽しんで下さい!
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 ◆宇宙情報

  地球の磁気圏を探る3衛星?! 来るべき磁極反転の兆候捉えるか?!

 ◆先端研究

  究極の貨物船は化石燃料ゼロ?! 時代の先端は温故知新の帆船技術と・・?!

 ◆最新技術

  新型の水陸両用スポーツ機!! 米国の好きモノのハートを捉えるか?!


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 ▼地球の磁気圏を探る3衛星?! 来るべき磁極反転の兆候捉えるか?!


  マヤ歴の終わりが近づくと共に、地球の異変が増えてきていると思うのは、
  考えすぎだろうか。その日、地球はどうなるか。

  地球自身の異変と言えば、地磁気の変化が挙げられる。今は、地磁気が弱まり
  近い内に反転するという予測がある。過去の変化は、湖底堆積物等にも残る。

  地磁気が弱くなると、磁気圏が保持できず、それまで回避されていた、太陽風や
  太陽からの高エネルギー粒子が、直接地球にぶち当たる。

  この磁気圏がなくなると、生命維持はできないという。今できる事はその地磁気
  の変化を、より詳細に把握する事が必要だ。予測できれば、多少の対策も可能だ。

  地磁気の発生源は、地球コア部のマントル流などによるダイナモ効果とされるが、
  電離層や地層内の岩石、海洋などからも出ている。まだ、未解明の世界だ。


  欧州宇宙機関では、この変化を捉えようと、3基の観測衛星を打ち上げる計画が
  ある。この3基がシンクロしながら観測する。SWARMプロジェクトだ。

  その形は特徴的だ。高精度の観測をするため、特殊なセンサーを、本体の電磁気
  影響を少なくするため、4mのブームの先に観測部が搭載されている。

  いずれも極地点付近を通る経路だが、高度400-550kmにぶつからない様
  設定される。異なる地点を同時刻に観測できることで、全く新しい観測ができる。

  地磁気と気候や天候との関連や、海洋の流れ等との関連も分かるのではないかと
  期待されている。マントル最上層は勿論、最下層の伝導率まで分析できるという。


  この計画、今は衛星の磁気テストが行われている。当初計画では、そろそろ発射
  の時期なのだが、まだ発表はない。因みに、打ち上げはロシアで行う予定だとか。

  尚、この分野、フランスが先駆者になっている様だ。2004年から10年まで
  DEMETERという衛星が活躍している。この時も、ロシアから発射された。


  英語ニュース
   (↓12年2月のニュース)
   http://www.esa.int/esaLP/SEMBHGZXHYG_LPswarm_0.html
   (↓11年11月のニュース)
   http://www.spaceref.com/news/viewpr.html?pid=35164
   (↓動画2本)
   http://www.youtube.com/watch?v=KlCCoj2Q9PA
   http://multimedia.esa.int/Videos/2012/02/SWARM-science

  地磁気の発生源に関して(05年論文)
   http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0507/dynamo.html

  SWARMプロジェクトHP
   http://www.esa.int/esaLP/ESA3QZJE43D_LPswarm_0.html
  DEMETERプロジェクトについて
   http://ja.wikipedia.org/wiki/DEMETER_(%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A1%9B%E6%98%9F)


 ▼究極の貨物船は化石燃料ゼロ?! 時代の先端は温故知新の帆船技術と・・?!


  先端技術は、いつも新しいものとは限らない。既にある技術を組み合わせ新しい
  価値を産み出す、正にそんな貨物船の開発が始まった。

  一見すれば分かる通り、風を利用して推進する。専門用語では機帆船と呼ばれ、
  エンジンの補助的な動力として帆を使う。歴史は結構古い。

  エコ化に伴い80年代に数隻、実験的に製造された。燃費は大幅に改善されるが、
  帆スペースが必要になったり、余分なメンテナンスが発生する等、続かなかった。

  今回の貨物船、開発の狙いは、化石燃料を使わない世界初の貨物船。上昇が続く
  化石燃料コストの削減とエミッションフリーの達成だ。

  風の力で推進力の60%を産み出す。最終デザインまで、いくつもの実験を行い、
  万全を期する。この帆は、60年代ヨットのDynaRigと呼ばれたモノだ。

  補助的に利用されるエンジンは、食糧ゴミから生まれたバイオメタンを利用する。
  化石燃料ではない。特に新しい技術ではないが、この組み合わせは世界初だ。

  建造法にも工夫をする。平板ロールをジャストインタイムで輸送し、ドック脇で
  溶接などの加工を施す。近年導入が進む新しい工法、製造効率を大きく向上する。


  船舶から出る温室効果ガスは、全世界の3%に及ぶという。この数字を少しでも
  少なくしようという志の高いプロジェクト、未来は帆船の時代へ突入するか・・


  英語ニュース
   http://www.ship-technology.com/features/featurefossil-fuel-free-environment-shipping/
   http://www.oldsaltblog.com/2012/07/02/the-return-of-commercial-sail-dyna-rig-design-in-the-news/
   (↓動画ニュース)
   http://www.youtube.com/watch?v=pIpicKXpPxg&feature=related

  機帆船について
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%B8%86%E8%88%B9
   http://karano.exblog.jp/7942509/
  DynaRigについて(ドイツ語。動画あり)
   http://www.roberthauss.com/Schule/Dyna_-_Rigg_Tests.html#7
   http://de.wikipedia.org/wiki/Dynaship

  開発企業(B9Shipping社)HP
   http://www.b9energy.com/B9EnergyHomepage/tabid/4036/language/en-US/Default.aspx
  研究大学(サザンプトン大学)HP
   http://www.wumtia.soton.ac.uk/

  ほかの機帆船の研究事例
   (↓東京大学。動画あり)
   http://www.gizmag.com/next-gen-ships-sails-lower-fuel-use/22289/
   (↓凧付き貨物船。動画)
   http://www.youtube.com/watch?v=USNRgfmXhgQ

  船舶から排出される温室効果ガスを削減するための技術に関する調査報告書
   http://www.jstra.jp/html/PDF/GHG_seikahoukokusyo.pdf


 ▼新型の水陸両用スポーツ機!! 米国の好きモノのハートを捉えるか?!


  米国の軽飛行機は20万機とも言われているが、こういうスポーツ機が出ると、
  その層の厚さを感じさせる。水陸両用で、スポーツ機。どんな機体だろうか。

  主翼は折り畳み式。自動車で道路をトーイングしても、移動可能な設計だ。従来
  のあまり飛行機では見られない、現実的な設計をしている。

  ボディーはコンポジットで成形され、流線形でカッコが良い。空のフェラーリ
  という表現をされているが、全体に一体感がある。

  コクピットも自動車的だ。これまでの飛行機には見られない人間工学的に優れた
  デザインを施し、マン・マシン・インターフェイスも素晴らしい。

  全長6.6m、全幅10m。100馬力エンジンを搭載し、最高200km/h
  のスピードがでる。安全に配慮し、機体パラシュートのオプションもある。


  利用シーンを見ていると、フェラーリというよりRVという印象が強い。水辺
  では、まさにボートのようなイメージだ。

  2人乗りで、価格は約1100万円、思ったほど高くないと思うが如何だろうか。
  発売計画は来年だ。既にキットのラジコン機は販売されている様だが・・


  日本語ニュース
   http://blog.livedoor.jp/tsutsumikiyoaki/archives/5659069.html
   (↓アニメ動画:なんで?)
   http://www.youtube.com/watch?v=VsAgibzdT8w
  英語ニュース
   http://www.aerospace-technology.com/projects/icon-a5-amphibious-sport-plane/icon-a5-amphibious-sport-plane5.html
   (↓動画)
   http://www.youtube.com/watch?v=xAPsAJ5nnpI&feature=related

  開発会社(ICON社)HP
   http://www.iconaircraft.com/
   (↓動画ページ)
   http://www.iconaircraft.com/videos.html

  ラジコン機のA5
   http://seaandsky1964.web.fc2.com/03amazone/01ew/03ew_eprop2/19_icona5.html


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  日本では、あまり報道されない、面白いネタニュースを探して、分かり易く
  説明・解説し、科学技術の楽しさや大切さを伝えていきたいと思っています。

  ご意見、ご感想もお待ちしております。宜しくお願いします。

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<後記>
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  赤字国債の発行ができなくなっている。国民からみれば、実に良いこと・・ 
  と思いきや、予算執行が滞るのはどこかというと・・

   http://news.livedoor.com/article/detail/6909708/

   >独立行政法人や国立大学法人向けの支出も、運営交付金について
   >3か月ごとの支払いの50%を留保する。
      #正確には、以下が加わる。
        行政経費*を毎月、予算額の50%
         *;賃貸ではない庁費、旅費、諸謝金など
        地方公共団体向けの地方交付税交付金も検討

  という文字が浮かぶ。行政経費の執行停止だけでは収まらないほど、
  巨額な赤字国債。現状は5兆円が残るだけで、10月には底をつく。
   #本年度は、90兆円のうち38兆円が国債に頼る。

  只でさえ独法化によって、アカデミックさが無くなっているところにこの
  仕打ち。日本の学術はどうなるのか。科学技術立国の明日は暗い・・

  
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 ◆宇宙情報

  来るべきディープスペース探査に太陽電気推進!! 開発状況は?!

 ◆先端研究

  カモフラージュする軟体ロボット?! 生体模倣は新素材がカギ?!

 ◆最新技術

  スターウォーズのランドスピーダー、ようやく実現?! 販売はいつ?!


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 ▼来るべきディープスペース探査に太陽電気推進!! 開発状況は?!


  人間の宇宙探査は、月、火星と地球から遠くなっていく。そのためには、強力
  な推進力が必要だが、肝心なのは、燃料や推進剤の重量だ。

  ではどうすれば良いか。宇宙に出てから得られるエネルギーがあれば、わざわざ
  地球から積んでいく事はない。宇宙での航行エネルギーは、宇宙で調達だ。

  もうお分かりだと思うが、太陽を利用する方法だ。solar-electric propulsion
  (SEP)と呼ばれる技術だ。太陽を使って電気を得て、それを推進力に利用する。

  既に2007年に打ち上げられた、小惑星ベスタの探査衛星であるDAWNに
  採用されているが、これには3基の2.3kWの推進エンジンが搭載された。

  発電した電気で少量のイオン推進剤に運動量を与え、推進器より高速で打ち出す。
  この反力として推進力を得る、所謂イオンエンジンだ。(推進剤は少量必要だ)

  そして現在、太陽系深淵部への探査へ向けて、その百倍規模の推進エンジンを
  計画し始めた。手始めとして、18年に30kWの推進エンジン完成を目指す。

  これが成功すれば、実用レベルの300kWクラスの開発を狙うというが、
  課題も多そうだ。まずは、太陽光発電のベースとなる大容量太陽光パネルだ。

  軽量コンパクトなメガワットクラスの装置が必要ではないかとの試算がある。
  地上で1メガワットだと、130m×130mもの面積が必要となるが・・

  推進剤の開発も必要だ。また、推進エンジンを評価する、真空チャンバーも
  必要となるが、これまでの規模では収まらない。やはり百倍規模が必要か。


  事は探査衛星には留まらず、月や火星への物資輸送も睨んだ開発のようだ。
  惑星移住は、絵に書いた餅ではなく、着々と準備が進められている。
   -類似ニュース:2012.05.29.VOL.1-7           -
   -衛星の電気推進技術 大推力化に向け欧米の競争激化に!!-

  
  英語ニュース
   http://www.aviationweek.com/Article.aspx?id=/article-xml/AW_08_13_2012_p21-483700.xml
   http://www.txchnologist.com/2012/charged-up-electric-rockets-are-set-to-transform-space-flight
   http://www.mexicaliindustrialpark.com/2011/?p=5821
   http://gizmodo.com/5891500/space-tugboats-are-exactly-what-they-sound-like

  NASA:DAWNプロジェクトHP(ベスタ、セレス探査衛星)
   http://dawn.jpl.nasa.gov/
  DAWNのエンジンについて
   http://dawn.jpl.nasa.gov/mission/ion_prop.asp
  小惑星ベスタについて
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%B9%E3%82%BF_(%E5%B0%8F%E6%83%91%E6%98%9F)

  電気推進の課題(04年東大発表資料)
   http://div.jps.or.jp/r2/symposium/SEP2004/symp-arakawa.pdf


 ▼カモフラージュする軟体ロボット?! 生体模倣は新素材がカギ?!


  先端的なロボットは、アトムやガンダム、どちらかというと機械的なイメージを
  強く持っているのではないだろうか。最近はそうでもないらしい。

  柔らかく透明のシリコン素材の内側に、血管さながらの細いチューブが張り巡ら
  されている。そこに様々な色の液体を流すと、その色が浮き出てくる。

  まさしく、タコやイカの七変化に繋がる技術だ。開発が進めば、3Dプリンター
  で複雑な溝を何層かに成形、文字通り思い通りな色が変える事もできるだろう。

  このロボット、形も軟体動物のように変化する。ヒトデが海底を這うように、
  ゆっくりと動いていく。さましく、通れないかと思わせる隙間も潜っていく。

  スポンサーDARPAは、3M(Maximum Mobility and Manipulation)プログ
  ラムを進める。つまり、従来のロボットの移動や動きを最大化するという意味だ。  

  機械仕掛けよりも、このような柔らかい素材を利用することで、将来の機敏性が
  期待できる、という事かもしれない。


  素材にシリコンを用いた事で、コストダウンも図り易い。近い将来、数ドル位の
  ロボットが出てくるかもしれないという期待を持たせる。

  民間用途でも、便利なモノが出てきそうな技術。高機能を追及していけば、震災
  救助で、瓦礫の下になった被害者を包み込むブランケットロボは如何だろうか。


  日本語ニュース(動画あり)
   http://blogbu.doorblog.jp/archives/52420658.html
  英語ニュース(動画あり)
   http://www.theverge.com/2012/8/19/3252044/darpa-color-changing-silicone-robot
   http://www.cosmosmagazine.com/news/5897/meet-squid-bot-camouflage-robot
   http://rt.com/usa/news/robot-darpa-robot-silicon-140/
   (↓ベスト動画)
   http://video.sciencemag.org/Featured/1783831521001/1

  開発者(ハーバード大学)HP:動画あり(こちらが詳しい)
   http://news.harvard.edu/gazette/story/2012/08/soft-robots-go-for-color-camouflage/
  DARPA:3MプログラムHP
   http://www.darpa.mil/Our_Work/DSO/Programs/Maximum_Mobility_and_Manipulation_(M3).aspx


 ▼スターウォーズのランドスピーダー、ようやく実現?! 販売はいつ?!


  スターウォーズには、たくさんの空飛ぶ乗り物が出てきた。地上の移動体として
  ランドスピーダーやスピーダーバイクなど思い浮かぶだろう。

  まさしく、といっても少し大きいが、そんな乗り物が開発された。動画からは
  その構造は分からないが、静止画を見ると良く分かる。

  4枚のファンによるダクテッドファン構造だ。ファン廻りに工夫したダクトを
  付ける事でダクトにも上昇力が発生。左右は方向舵の様なフィンが付いている。

  前後の移動は、操縦者の重心移動で前後の傾斜が付く事で、ファン浮力の前後
  成分の分力を利用して前後進する。操縦は簡単なようだ。

  試験走行?では、50km/h近くのスピードを達成、高度は4.5mまでにも
  及んだとの事だ。砂漠で評価したというから、やっぱり停止が難しいのかも・・

  こんな面白そうなもの、直ぐにも売る積りかと思ったら、当分は一般販売の予定
  はないとの事だ。最初は軍需や救助など向けの開発ベットとしたい意向だ。

  この企業、60年代にも挑戦し、今回2度目でようやく達成したとある。然程、
  難しい技術はないように見えるが、やっぱり開発アイテムはあったようだ。


  さて問題は、飛行機か自動車か。一般社会で乗ろうと思うと、いろんな規制が
  邪魔になるのは予想できる。やはり、軍用途から入るのが一番かもしれない。


  日本語ニュース
   (↓TVニュース動画)
   http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220828003.html
   http://www.gizmodo.jp/2012/08/post_10787.html
  英語ニュース
   http://www.gadgetreview.com/2012/08/a-real-flying-bike.html
   (↓静止画。少し構造が見える)
   http://students.egfi-k12.org/star-wars-style-hoverbike/
  開発会社(エアロフェック社)HP
   http://www.aerofex.com/

  ダクテッドファンについて(少し説明が分かりにくいが・・)
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%AF%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3

  スターウォーズの乗り物
   (↓ランドスピーダー)
   http://starwars.wikia.com/wiki/X-34_landspeeder
   (↓スピーダーバイク)
   http://starwars.wikia.com/wiki/Speeder_bike


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  ご意見、ご感想もお待ちしております。宜しくお願いします。

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<後記>
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  最近、海外では未確認飛行物体の目撃情報が相次いでいるという。それも、
  個人記録だけではなく、後加工し辛いカメラ記録も見受けられる。

  ロンドンオリンピックでの映像、夜中、一緒に目撃した方もおられるかも
  しれませんね。

    (↓TV中継映像のコレクション。一部に削除されたものもあり)
   http://golden-rule.org/2012/07/29/collection-of-ufo-videos-over-olympic-games/
    (↓有名映像の2次加工映像)
   http://www.examiner.com/video/ufo-over-london-olympics-high-definition-video-shows-flying-saucer

  火星のキュリオシティからの映像。小さいですが、自然現象でしょうか。

   http://www.msnbc.msn.com/id/48783029/ns/technology_and_science-science/
   http://www.huffingtonpost.com/2012/08/21/ufos-on-mars-curiosity-rover_n_1813726.html

  最後に、こういうサイトもご紹介。お時間御有りの方は、如何かと・・

   http://www.latest-ufo-sightings.net/   
   http://www.realufos.net/


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 ◆宇宙情報

  遂に火星移住も民間で?! オランダベンチャーの計画スタート!!

 ◆先端研究

  次世代の全翼機、無人実験改良機の飛行に成功!! 果たしていつ実用化?!

 ◆最新技術

  小水力発電ならぬ小潮流発電?! 海洋国スコットランドの光になるか!!


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 ▼遂に火星移住も民間で?! オランダベンチャーの計画スタート!!


  宇宙往還ロケットの開発に、ようやく民間企業が参入できる時代になったと思い
  も束の間、オランダのベンチャーは、既に火星への移住計画をスタートしていた。

  2016年に通信衛星を投入、18年に大型探査車を送り込み、21年には必要
  機材・物資を送り込み、基地を造り上げる。人はいないが、探査車が活躍する。

  2023年に、まず4人を移住させ、10年後には20名以上が火星で生活する
  という。来年にも、移住志願者を募集するという。但し、片道切符だ。

  応募内容は公表されていないが、火星、もしくは太陽・宇宙の研究をする事に
  なるだろうから、やはりこの分野から選考されるのだろうか。

  一方、技術全てを自力でやろうという訳ではなく、米国のスペースベンチャーの
  スペースXのカプセルを利用するなど、世界中に仲間を得て進めている。

  既に、8月中旬には、着陸カプセルを安全に着陸させるパラシュート実験を実施、
  着々と進むようだが、今回は、残念ながら到達高度が低く評価できなかった。


  でも、一体いくら、という下世話な事も気に掛かる。60億ドル(4800
  億円)とも推定されるが、資金調達は順調との報道だ。

  全てをTV番組化して、そのスポンサーを募ろうという訳だ。確かに、視聴率
  90%はイケそうだ。当分、目が離せませんね。

  
  日本語ニュース
   http://sumai.afpbb.com/afpbb_journal_item_27167.html
   (↓動画あり)
   http://karapaia.livedoor.biz/archives/52087957.html
   http://blog.livedoor.jp/rbkyn844/archives/5846087.html
   http://www.zaikei.co.jp/article/20120816/110957.html
  英語ニュース
   http://www.isciencetimes.com/articles/3515/20120726/mars-one-project-offers-public-lottery-way.htm
   http://www.space.com/17094-private-space-capsule-test-copenhagen-suborbitals.html


 ▼次世代の全翼機、無人実験改良機の飛行に成功!! 果たしていつ実用化?!


  全翼機というのをご存じだろうか。通常、胴体にあたる部分がなく、一見全てが
  主翼だけに見える。パイロット室や客室がこの翼の部分に入っている。

  有名な機体は、米国の爆撃機B-2。その奇妙な形態から、空飛ぶ円盤の技術が
  使われている、という噂まで出た。99年、実戦投入されている。

  X48は、次世代の空軍の輸送機を狙って2007年に初飛行を成功させ開発が
  進んだが、優先順位が変更され、今回、ようやくC改良となった。

  B改良機から、更なる燃費改良、静粛性向上を狙い、1基あたりのエンジン出力
  1.4倍にし、数を3基から2基へ削減。操縦制御のプログラム改良等を織込む。

  全翼のメリットは、空気抵抗が減る事。通常の機体後部にある水平・垂直尾翼が
  なくなることで、それ自身の空気抵抗や胴体との干渉による空気抵抗が無くなる。

  同じ理由で、機体重量も軽くできる。そのような理由から、第2次世界大戦末期
  には、盛んに研究されたようだ。

  一方、安定性を大きく損なう。B-2では、コンピュータが姿勢制御している。
  技術進歩で、フライバイワイヤーと呼ばれる、電気的制御を用いる事も一因だ。
  

  旅客機としての期待も高いようだが、いつ頃実現するのだろうか。いつの時代も
  軍事予算で培った技術が民間へ出て行くのが、航空の世界。果たして日本は・・    


  日本語ニュース
   http://time-az.com/main/detail/35886 (文章のみ)
  英語ニュース
   http://www.spacedaily.com/reports/Boeing_Flies_X_48C_Blended_Wing_Body_Research_Aircraft_999.html

  X48について
   http://ja.wikipedia.org/wiki/X-48_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
  X48Cの組立て(動画)
   http://www.youtube.com/watch?v=aIk6kQU-Z8E
  X48Cの初飛行(動画)
   http://www.youtube.com/watch?v=riBtGUDLD9w&feature=BFa&list=PL4FA863139FF6AFD3


  全翼機について(三菱重工HP)
   http://www.mhi.co.jp/aero/introduction/story/design/chapter3.html
  NASAのプレス
   http://www.nasa.gov/centers/dryden/news/FactSheets/FS-090-DFRC.html
   (↓09年:風洞実験)
   http://www.nasa.gov/centers/langley/multimedia/iotw-x48c.html
  爆撃機B-2について
   http://ja.wikipedia.org/wiki/B-2_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)  
  未来の航空機イメージ(NASAサマリー)
   http://www.nasa.gov/topics/aeronautics/features/future_airplanes_index.html


 ▼小水力発電ならぬ小潮流発電?! 海洋国スコットランドの光になるか!!


  日本では、エネルギー危機を契機に、地域での小水力発電の導入計画が進む。
  通常は1万kW以下を指すが、200kW以下のマイクロ水力発電も出てきた。

  川の国、日本ならではかもしれないが、処変わればエネルギー源も変わって
  くる。地産地消には、バラエティが出てくるものだ。

  スコットランドでは、来年から小型の潮流発電を導入するという。潮流を受けて
  回転する3枚プロペラが付いた、前後に長い発電機が目を引く。

  海底設置のための3本脚があり、構成としてはこれだけだ。さながら、海中に
  置かれた風力発電のイメージでもある。

  見た目には、何が開発アイテムかとも感じるが、ここまでくるのに5回の改良
  を加えて、信頼性を向上し、コスト低減も図ったようだ。

  開発会社は、まず小さな規模でスタート、徐々に規模を大きくし、デンマークが
  じっくりと風力発電を育てたように、潮流発電を成長させる戦略だ。


  このような開発には、政府も大変協力的である。15万ポンド(1860万円)
  ほどの補助が出ている。また、世界初の海洋再生エネルギーと謳っている。

  日本のエネルギー戦略策定のための、国民へのヒアリングでは原発不要との意見
  が最も多かった。そのためには、このようなエネルギー源、取り組みも必要だ。  


  英語ニュース
   http://www.theengineer.co.uk/policy-and-business/news/steel-engineering-set-to-build-novas-30kw-tidal-turbine-set/1013682.article
   (↓動画ニュース)
   http://www.youtube.com/watch?v=NkC9ObW3G9o
  開発者プレスリリース(ノバイノベーション社)
   http://www.novainnovation.co.uk/index.php/media-menu/24-steel-contract
  他の事例
   (↓同じくスコットランドの10MWを狙った開発)
   http://edition.cnn.com/2012/05/31/world/europe/underwater-tidal-turbine/index.html
   http://phys.org/news/2012-05-scotland-turbine-harness-tidal-power.html
   (↓動画:フランスの開発事例)
   http://www.youtube.com/watch?v=4EwuCpnAvpw&feature=related

  潮流発電について
   http://www.oceanenergycouncil.com/index.php/Tidal-Energy/Tidal-Energy.html

  小水力発電ニュースのサイト
   http://j-water.jp/
  小水力発電について
   http://j-water.jp/hmc/01%20About%20SHP.html
  マイクロ水力発電について
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E6%B0%B4%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB


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  ご意見、ご感想もお待ちしております。宜しくお願いします。

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<後記>
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  いよいよ来週から秋になるが、残暑の期間は長くなるようだ。民間企業の
  クールビズも9月末まで、というところが多いと聞く。

  秋のイベント紹介を一つ。筑波宇宙センターの特別公開が10月13日(土)
  に決まったようだ。

   http://www.jaxa.jp/visit/tsukuba/index_j.html

  当日の内容は、これからのようだが、取り敢えず日程が決まったという案内だ。
  同じく、国の仕事であるが、第1回の宇宙政策委員会の会合が終わった。

    (↓内閣府広報動画)
   http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg6576.html?t=58&a=1

  ここには、国としての宇宙開発利用の現状や、省庁別に宇宙利用の施策などが
  纏められているので、参考までに挙げておきたい。

   http://www8.cao.go.jp/space/comittee/dai1/gijisidai.html
   http://www8.cao.go.jp/space/index.html (内閣府HP)


  尚、今年の中秋の名月は9月30日(日)だ。たまには、どこか、いい場所
  探して心和む計画を立てては如何だろう・・


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