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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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  A S T R O  S c i-T e c h  N E W S   
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  2012.09.04. VOL.1-21
┌                                    ┐
  宇宙・航空・先端研究・最新技術など、世界中から夢ある科学技術ニュースを
  分かり易く解説します!! 中高生からオタクまで、幅広く楽しんで下さい!
└                                    ┘
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<目 次>  
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 ◆宇宙情報

  来るべきディープスペース探査に太陽電気推進!! 開発状況は?!

 ◆先端研究

  カモフラージュする軟体ロボット?! 生体模倣は新素材がカギ?!

 ◆最新技術

  スターウォーズのランドスピーダー、ようやく実現?! 販売はいつ?!


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 ▼来るべきディープスペース探査に太陽電気推進!! 開発状況は?!


  人間の宇宙探査は、月、火星と地球から遠くなっていく。そのためには、強力
  な推進力が必要だが、肝心なのは、燃料や推進剤の重量だ。

  ではどうすれば良いか。宇宙に出てから得られるエネルギーがあれば、わざわざ
  地球から積んでいく事はない。宇宙での航行エネルギーは、宇宙で調達だ。

  もうお分かりだと思うが、太陽を利用する方法だ。solar-electric propulsion
  (SEP)と呼ばれる技術だ。太陽を使って電気を得て、それを推進力に利用する。

  既に2007年に打ち上げられた、小惑星ベスタの探査衛星であるDAWNに
  採用されているが、これには3基の2.3kWの推進エンジンが搭載された。

  発電した電気で少量のイオン推進剤に運動量を与え、推進器より高速で打ち出す。
  この反力として推進力を得る、所謂イオンエンジンだ。(推進剤は少量必要だ)

  そして現在、太陽系深淵部への探査へ向けて、その百倍規模の推進エンジンを
  計画し始めた。手始めとして、18年に30kWの推進エンジン完成を目指す。

  これが成功すれば、実用レベルの300kWクラスの開発を狙うというが、
  課題も多そうだ。まずは、太陽光発電のベースとなる大容量太陽光パネルだ。

  軽量コンパクトなメガワットクラスの装置が必要ではないかとの試算がある。
  地上で1メガワットだと、130m×130mもの面積が必要となるが・・

  推進剤の開発も必要だ。また、推進エンジンを評価する、真空チャンバーも
  必要となるが、これまでの規模では収まらない。やはり百倍規模が必要か。


  事は探査衛星には留まらず、月や火星への物資輸送も睨んだ開発のようだ。
  惑星移住は、絵に書いた餅ではなく、着々と準備が進められている。
   -類似ニュース:2012.05.29.VOL.1-7           -
   -衛星の電気推進技術 大推力化に向け欧米の競争激化に!!-

  
  英語ニュース
   http://www.aviationweek.com/Article.aspx?id=/article-xml/AW_08_13_2012_p21-483700.xml
   http://www.txchnologist.com/2012/charged-up-electric-rockets-are-set-to-transform-space-flight
   http://www.mexicaliindustrialpark.com/2011/?p=5821
   http://gizmodo.com/5891500/space-tugboats-are-exactly-what-they-sound-like

  NASA:DAWNプロジェクトHP(ベスタ、セレス探査衛星)
   http://dawn.jpl.nasa.gov/
  DAWNのエンジンについて
   http://dawn.jpl.nasa.gov/mission/ion_prop.asp
  小惑星ベスタについて
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%B9%E3%82%BF_(%E5%B0%8F%E6%83%91%E6%98%9F)

  電気推進の課題(04年東大発表資料)
   http://div.jps.or.jp/r2/symposium/SEP2004/symp-arakawa.pdf


 ▼カモフラージュする軟体ロボット?! 生体模倣は新素材がカギ?!


  先端的なロボットは、アトムやガンダム、どちらかというと機械的なイメージを
  強く持っているのではないだろうか。最近はそうでもないらしい。

  柔らかく透明のシリコン素材の内側に、血管さながらの細いチューブが張り巡ら
  されている。そこに様々な色の液体を流すと、その色が浮き出てくる。

  まさしく、タコやイカの七変化に繋がる技術だ。開発が進めば、3Dプリンター
  で複雑な溝を何層かに成形、文字通り思い通りな色が変える事もできるだろう。

  このロボット、形も軟体動物のように変化する。ヒトデが海底を這うように、
  ゆっくりと動いていく。さましく、通れないかと思わせる隙間も潜っていく。

  スポンサーDARPAは、3M(Maximum Mobility and Manipulation)プログ
  ラムを進める。つまり、従来のロボットの移動や動きを最大化するという意味だ。  

  機械仕掛けよりも、このような柔らかい素材を利用することで、将来の機敏性が
  期待できる、という事かもしれない。


  素材にシリコンを用いた事で、コストダウンも図り易い。近い将来、数ドル位の
  ロボットが出てくるかもしれないという期待を持たせる。

  民間用途でも、便利なモノが出てきそうな技術。高機能を追及していけば、震災
  救助で、瓦礫の下になった被害者を包み込むブランケットロボは如何だろうか。


  日本語ニュース(動画あり)
   http://blogbu.doorblog.jp/archives/52420658.html
  英語ニュース(動画あり)
   http://www.theverge.com/2012/8/19/3252044/darpa-color-changing-silicone-robot
   http://www.cosmosmagazine.com/news/5897/meet-squid-bot-camouflage-robot
   http://rt.com/usa/news/robot-darpa-robot-silicon-140/
   (↓ベスト動画)
   http://video.sciencemag.org/Featured/1783831521001/1

  開発者(ハーバード大学)HP:動画あり(こちらが詳しい)
   http://news.harvard.edu/gazette/story/2012/08/soft-robots-go-for-color-camouflage/
  DARPA:3MプログラムHP
   http://www.darpa.mil/Our_Work/DSO/Programs/Maximum_Mobility_and_Manipulation_(M3).aspx


 ▼スターウォーズのランドスピーダー、ようやく実現?! 販売はいつ?!


  スターウォーズには、たくさんの空飛ぶ乗り物が出てきた。地上の移動体として
  ランドスピーダーやスピーダーバイクなど思い浮かぶだろう。

  まさしく、といっても少し大きいが、そんな乗り物が開発された。動画からは
  その構造は分からないが、静止画を見ると良く分かる。

  4枚のファンによるダクテッドファン構造だ。ファン廻りに工夫したダクトを
  付ける事でダクトにも上昇力が発生。左右は方向舵の様なフィンが付いている。

  前後の移動は、操縦者の重心移動で前後の傾斜が付く事で、ファン浮力の前後
  成分の分力を利用して前後進する。操縦は簡単なようだ。

  試験走行?では、50km/h近くのスピードを達成、高度は4.5mまでにも
  及んだとの事だ。砂漠で評価したというから、やっぱり停止が難しいのかも・・

  こんな面白そうなもの、直ぐにも売る積りかと思ったら、当分は一般販売の予定
  はないとの事だ。最初は軍需や救助など向けの開発ベットとしたい意向だ。

  この企業、60年代にも挑戦し、今回2度目でようやく達成したとある。然程、
  難しい技術はないように見えるが、やっぱり開発アイテムはあったようだ。


  さて問題は、飛行機か自動車か。一般社会で乗ろうと思うと、いろんな規制が
  邪魔になるのは予想できる。やはり、軍用途から入るのが一番かもしれない。


  日本語ニュース
   (↓TVニュース動画)
   http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220828003.html
   http://www.gizmodo.jp/2012/08/post_10787.html
  英語ニュース
   http://www.gadgetreview.com/2012/08/a-real-flying-bike.html
   (↓静止画。少し構造が見える)
   http://students.egfi-k12.org/star-wars-style-hoverbike/
  開発会社(エアロフェック社)HP
   http://www.aerofex.com/

  ダクテッドファンについて(少し説明が分かりにくいが・・)
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%AF%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3

  スターウォーズの乗り物
   (↓ランドスピーダー)
   http://starwars.wikia.com/wiki/X-34_landspeeder
   (↓スピーダーバイク)
   http://starwars.wikia.com/wiki/Speeder_bike


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<発行にあたり>
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  このメルマガは、NPO法人 ASTROがお贈りする、宇宙を始めとする
  世界中の最先端の科学や技術の情報をご紹介するものです。

  日本では、あまり報道されない、面白いネタニュースを探して、分かり易く
  説明・解説し、科学技術の楽しさや大切さを伝えていきたいと思っています。

  ご意見、ご感想もお待ちしております。宜しくお願いします。

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<後記>
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  最近、海外では未確認飛行物体の目撃情報が相次いでいるという。それも、
  個人記録だけではなく、後加工し辛いカメラ記録も見受けられる。

  ロンドンオリンピックでの映像、夜中、一緒に目撃した方もおられるかも
  しれませんね。

    (↓TV中継映像のコレクション。一部に削除されたものもあり)
   http://golden-rule.org/2012/07/29/collection-of-ufo-videos-over-olympic-games/
    (↓有名映像の2次加工映像)
   http://www.examiner.com/video/ufo-over-london-olympics-high-definition-video-shows-flying-saucer

  火星のキュリオシティからの映像。小さいですが、自然現象でしょうか。

   http://www.msnbc.msn.com/id/48783029/ns/technology_and_science-science/
   http://www.huffingtonpost.com/2012/08/21/ufos-on-mars-curiosity-rover_n_1813726.html

  最後に、こういうサイトもご紹介。お時間御有りの方は、如何かと・・

   http://www.latest-ufo-sightings.net/   
   http://www.realufos.net/


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