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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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  A S T R O  S c i-T e c h  N E W S   
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  2012.08.28. VOL.1-20
┌                                    ┐
  宇宙・航空・先端研究・最新技術など、世界中から夢ある科学技術ニュースを
  分かり易く解説します!! 中高生からオタクまで、幅広く楽しんで下さい!
└                                    ┘
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<目 次>  
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 ◆宇宙情報

  遂に火星移住も民間で?! オランダベンチャーの計画スタート!!

 ◆先端研究

  次世代の全翼機、無人実験改良機の飛行に成功!! 果たしていつ実用化?!

 ◆最新技術

  小水力発電ならぬ小潮流発電?! 海洋国スコットランドの光になるか!!


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 ▼遂に火星移住も民間で?! オランダベンチャーの計画スタート!!


  宇宙往還ロケットの開発に、ようやく民間企業が参入できる時代になったと思い
  も束の間、オランダのベンチャーは、既に火星への移住計画をスタートしていた。

  2016年に通信衛星を投入、18年に大型探査車を送り込み、21年には必要
  機材・物資を送り込み、基地を造り上げる。人はいないが、探査車が活躍する。

  2023年に、まず4人を移住させ、10年後には20名以上が火星で生活する
  という。来年にも、移住志願者を募集するという。但し、片道切符だ。

  応募内容は公表されていないが、火星、もしくは太陽・宇宙の研究をする事に
  なるだろうから、やはりこの分野から選考されるのだろうか。

  一方、技術全てを自力でやろうという訳ではなく、米国のスペースベンチャーの
  スペースXのカプセルを利用するなど、世界中に仲間を得て進めている。

  既に、8月中旬には、着陸カプセルを安全に着陸させるパラシュート実験を実施、
  着々と進むようだが、今回は、残念ながら到達高度が低く評価できなかった。


  でも、一体いくら、という下世話な事も気に掛かる。60億ドル(4800
  億円)とも推定されるが、資金調達は順調との報道だ。

  全てをTV番組化して、そのスポンサーを募ろうという訳だ。確かに、視聴率
  90%はイケそうだ。当分、目が離せませんね。

  
  日本語ニュース
   http://sumai.afpbb.com/afpbb_journal_item_27167.html
   (↓動画あり)
   http://karapaia.livedoor.biz/archives/52087957.html
   http://blog.livedoor.jp/rbkyn844/archives/5846087.html
   http://www.zaikei.co.jp/article/20120816/110957.html
  英語ニュース
   http://www.isciencetimes.com/articles/3515/20120726/mars-one-project-offers-public-lottery-way.htm
   http://www.space.com/17094-private-space-capsule-test-copenhagen-suborbitals.html


 ▼次世代の全翼機、無人実験改良機の飛行に成功!! 果たしていつ実用化?!


  全翼機というのをご存じだろうか。通常、胴体にあたる部分がなく、一見全てが
  主翼だけに見える。パイロット室や客室がこの翼の部分に入っている。

  有名な機体は、米国の爆撃機B-2。その奇妙な形態から、空飛ぶ円盤の技術が
  使われている、という噂まで出た。99年、実戦投入されている。

  X48は、次世代の空軍の輸送機を狙って2007年に初飛行を成功させ開発が
  進んだが、優先順位が変更され、今回、ようやくC改良となった。

  B改良機から、更なる燃費改良、静粛性向上を狙い、1基あたりのエンジン出力
  1.4倍にし、数を3基から2基へ削減。操縦制御のプログラム改良等を織込む。

  全翼のメリットは、空気抵抗が減る事。通常の機体後部にある水平・垂直尾翼が
  なくなることで、それ自身の空気抵抗や胴体との干渉による空気抵抗が無くなる。

  同じ理由で、機体重量も軽くできる。そのような理由から、第2次世界大戦末期
  には、盛んに研究されたようだ。

  一方、安定性を大きく損なう。B-2では、コンピュータが姿勢制御している。
  技術進歩で、フライバイワイヤーと呼ばれる、電気的制御を用いる事も一因だ。
  

  旅客機としての期待も高いようだが、いつ頃実現するのだろうか。いつの時代も
  軍事予算で培った技術が民間へ出て行くのが、航空の世界。果たして日本は・・    


  日本語ニュース
   http://time-az.com/main/detail/35886 (文章のみ)
  英語ニュース
   http://www.spacedaily.com/reports/Boeing_Flies_X_48C_Blended_Wing_Body_Research_Aircraft_999.html

  X48について
   http://ja.wikipedia.org/wiki/X-48_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
  X48Cの組立て(動画)
   http://www.youtube.com/watch?v=aIk6kQU-Z8E
  X48Cの初飛行(動画)
   http://www.youtube.com/watch?v=riBtGUDLD9w&feature=BFa&list=PL4FA863139FF6AFD3


  全翼機について(三菱重工HP)
   http://www.mhi.co.jp/aero/introduction/story/design/chapter3.html
  NASAのプレス
   http://www.nasa.gov/centers/dryden/news/FactSheets/FS-090-DFRC.html
   (↓09年:風洞実験)
   http://www.nasa.gov/centers/langley/multimedia/iotw-x48c.html
  爆撃機B-2について
   http://ja.wikipedia.org/wiki/B-2_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)  
  未来の航空機イメージ(NASAサマリー)
   http://www.nasa.gov/topics/aeronautics/features/future_airplanes_index.html


 ▼小水力発電ならぬ小潮流発電?! 海洋国スコットランドの光になるか!!


  日本では、エネルギー危機を契機に、地域での小水力発電の導入計画が進む。
  通常は1万kW以下を指すが、200kW以下のマイクロ水力発電も出てきた。

  川の国、日本ならではかもしれないが、処変わればエネルギー源も変わって
  くる。地産地消には、バラエティが出てくるものだ。

  スコットランドでは、来年から小型の潮流発電を導入するという。潮流を受けて
  回転する3枚プロペラが付いた、前後に長い発電機が目を引く。

  海底設置のための3本脚があり、構成としてはこれだけだ。さながら、海中に
  置かれた風力発電のイメージでもある。

  見た目には、何が開発アイテムかとも感じるが、ここまでくるのに5回の改良
  を加えて、信頼性を向上し、コスト低減も図ったようだ。

  開発会社は、まず小さな規模でスタート、徐々に規模を大きくし、デンマークが
  じっくりと風力発電を育てたように、潮流発電を成長させる戦略だ。


  このような開発には、政府も大変協力的である。15万ポンド(1860万円)
  ほどの補助が出ている。また、世界初の海洋再生エネルギーと謳っている。

  日本のエネルギー戦略策定のための、国民へのヒアリングでは原発不要との意見
  が最も多かった。そのためには、このようなエネルギー源、取り組みも必要だ。  


  英語ニュース
   http://www.theengineer.co.uk/policy-and-business/news/steel-engineering-set-to-build-novas-30kw-tidal-turbine-set/1013682.article
   (↓動画ニュース)
   http://www.youtube.com/watch?v=NkC9ObW3G9o
  開発者プレスリリース(ノバイノベーション社)
   http://www.novainnovation.co.uk/index.php/media-menu/24-steel-contract
  他の事例
   (↓同じくスコットランドの10MWを狙った開発)
   http://edition.cnn.com/2012/05/31/world/europe/underwater-tidal-turbine/index.html
   http://phys.org/news/2012-05-scotland-turbine-harness-tidal-power.html
   (↓動画:フランスの開発事例)
   http://www.youtube.com/watch?v=4EwuCpnAvpw&feature=related

  潮流発電について
   http://www.oceanenergycouncil.com/index.php/Tidal-Energy/Tidal-Energy.html

  小水力発電ニュースのサイト
   http://j-water.jp/
  小水力発電について
   http://j-water.jp/hmc/01%20About%20SHP.html
  マイクロ水力発電について
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E6%B0%B4%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB


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<発行にあたり>
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  このメルマガは、NPO法人 ASTROがお贈りする、宇宙を始めとする
  世界中の最先端の科学や技術の情報をご紹介するものです。

  日本では、あまり報道されない、面白いネタニュースを探して、分かり易く
  説明・解説し、科学技術の楽しさや大切さを伝えていきたいと思っています。

  ご意見、ご感想もお待ちしております。宜しくお願いします。

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<後記>
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  いよいよ来週から秋になるが、残暑の期間は長くなるようだ。民間企業の
  クールビズも9月末まで、というところが多いと聞く。

  秋のイベント紹介を一つ。筑波宇宙センターの特別公開が10月13日(土)
  に決まったようだ。

   http://www.jaxa.jp/visit/tsukuba/index_j.html

  当日の内容は、これからのようだが、取り敢えず日程が決まったという案内だ。
  同じく、国の仕事であるが、第1回の宇宙政策委員会の会合が終わった。

    (↓内閣府広報動画)
   http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg6576.html?t=58&a=1

  ここには、国としての宇宙開発利用の現状や、省庁別に宇宙利用の施策などが
  纏められているので、参考までに挙げておきたい。

   http://www8.cao.go.jp/space/comittee/dai1/gijisidai.html
   http://www8.cao.go.jp/space/index.html (内閣府HP)


  尚、今年の中秋の名月は9月30日(日)だ。たまには、どこか、いい場所
  探して心和む計画を立てては如何だろう・・


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