ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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自家用車をシェアーするライドシェア。米国のベンチャーUberも取り組む、
サービスだが、このUber、空飛ぶクルマの移動サービスも狙っている。
昨年発表した Uber Elebate は、垂直離着陸の空飛ぶクルマ。この
注目プロジェクトにNASAのエンジニアが加わった。マーク・ムーア氏だ。
<Uber Elebateのイメージ図>
<マーク・ムーア氏>
このムーア氏、実はNASAで長年 画期的なパーソナルな飛行体の研究を推進
してきたツワモノだ。実に適任と言えるだろう。
<ムーア氏の提案コンセプトの一つ Spiral Duct ESTOL Concept>
円環翼の Spiral Ductや、一人乗りの縦型飛行体 Puffin を始め、様々な画期的
コンセプトを発表してきた。最近は、多発電気推進機に注力していた。
Uberコンセプトは、この多発電気推進タイプ、ムーア氏の専門領域でもある。
正にピッタリ、腕の振るいどころだろう。
<多発電気推進タイプの飛行機 プロペラは12個>
構想が先行した空飛ぶクルマ。これまで、誰でも使えるモノにならなかったが、
大いに期待が膨らむ。エアバスも本気の勢い、これからが楽しみだ。
動画:TEDトーク ムーア氏(11年 9分強)YT
動画:ムーア氏インタビュー:多発型電気推進 垂直離着陸機(1分強)YT
動画:Newsy報道 多発型電気推進機(1分半)YT
動画:ムーア氏コンセプト Spiral Duct(09年 1分)YT
動画:ムーア氏コンセプト NASA Puffin(09年 2分半)YT
動画:ムーア氏コンセプト Samaraiハイブリッド機(09年 3分弱)YT
動画:ムーア氏コンセプト 低コスト組立型(09年 3分)YT
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小惑星を資源として開発しようというプロジェクトが進んでいるが、捕獲や輸送
に焦点が当たる。でも、その前に、どんな鉱物を有するか知らなくてはいけない。
そんなプロジェクトが、MIDEA*という小惑星探査の計画だ。親と子の探査衛星の
ペアでターゲットを探査する。親機は地形を観測し、子機は鉱物探査をする訳だ。
*;Meteoroid Impact Detection for Exploration of Asteroids
concept mission
子機には、センサーとしてプラズマ発見・分析機が搭載され、宇宙塵が小惑星に
衝突した際に発生する、小さなプラズマを発見し分析する。
<MIDEA:小惑星調査のイメージ図>
そうなると宇宙塵が当たるまで探査できないが、意外と衝突する機会は多い様だ。
研究では、1平方mあたり10日に1度、という頻度が示された。
資源化を狙うために十分な大きさでなら、2週間前後で、小惑星に含まれる鉱物
探査が完了する。有人宇宙船による探査より、大幅なコストダウンが可能だ。
カギとなるのは、ミッションに合う小さく軽量なプラズマ発見・分析機。提案者
であるスタンフォード大学のリー博士はまずは、この開発に注力すると言う。
<スタンフォード大学のニコラス・リー博士>
<現在の光分析機の一例>
小惑星探査は、日本の はやぶさ を始め、既に実現した技術。このミッションに
合うプラズマ発見・分析機も、日本でできないだろうか。お家芸と言いたいが。
関連論文(AIAA)link
動画:ANN報道 小惑星イトカワの砂の分析について(1分弱)YT
動画:小惑星の資源化について(3分半)YT
動画:小惑星衝突に備える3アイデアと衝突可能性(4分) YT
動画:月への小惑星衝突(4分)YT
media:Channel 9 他, 米 コロラド州 link Feb.10 '17
スキーと自転車、リゾートメッカの米コロラド州ウインターパーク。スキー場を
監視する定点カメラが、何物かを捉えた。
UFO目撃のメッカというウインターパークで、昨年11月の出来事だが、また
話題を呼んでいる。リゾートの定点カメラ管理者がインタビューに応じている。
<地元リゾート会社>
<上:ズーム 下:ウェッブ写真>
3分毎に撮影される一コマに、黒い点が写った。曰く、エイリアン基地に向かう
飛行機かもしれない、という。この地では、エイリアン基地は周知だとも加える。
エイリアンは雪が好き、というリサーチ結果も紹介し、自身はエイリアンに操作
されないように、アルミホイルのメットを被る。
ちょっと怪しめの目撃談であるが、WEBカメラは公開され、誰でも監視する事
が可能だ。次の遭遇可能性を求めて、あなたも如何だろうか。
<ニュース報道>
original ENG ufosightingsnewsblog
2010年5月 金星に向かって打上げられた 探査機あかつき。予定した金星の
軌道投入に失敗、15年12月に再投入が成功し、1年余りが経過した。
<金星を周回する あかつき イメージ>
観測カメラも調子悪く、撮影に入れたのは3月からであったが、その観測成果の
一つが、いよいよ発表に到った。
その映像には、南北に渡り 弓なりとなった縞状の雲の列が浮かび上がっていた。
これまでの惑星探査では、見られない珍しい現象として注目されていた。
<南北1万Kmにも及ぶ大気表面の文様>
調査では、流体力学における 重力波 が発生している、という事になるそうだ。
同じ重力波でも、天文学のモノではない。言わば、大気の表面波だ。
地形を確認すると、縞状の雲の下には、標高5000mのアフロディーテ大陸が
位置していた。それが、大気に渦を発生させ、上層部まで到達したのだ。
<重力波 大気の表面波が発生するメカニズム>
<地球でも起こる:アパラチア山脈の例>
但し、不思議な事に、大気上部で時速360km/sという高速度で吹き荒れる
金星特有のスーパーローテーションには影響されず 縞状の雲は、定在している。
<スーパーローテーションのイメージ>
このスーパーローテーションも、発生メカニズムは謎とされていたが、日本人の
研究者がシミュレーションの結果、熱潮汐波が本命として論文発表されている。
<スーパーローテーション発生のメカニズム(3案)>
<提唱者:京都産業大学 髙木 征弘 准教授>
このような惑星気象の研究は、地球の気象学への強化・補強に繋がるという事だ。
まだまだ始まったばかりの惑星探査、今後の発見が楽しみだ。
当該(理論応用力学 2007)論文 pdf
動画:Cosmos News報道(2分弱) YT
動画:あかつき撮影映像 波長2μm(2分)YT
動画:ANN報道 あかつき再投入成功(30秒)YT
動画:あかつき 再投入ドキュメント(5分弱)YT
動画:特番 地獄の星・金星(46分強)YT
米国陸軍の兵器性能を評価する試験場 アバディーン性能試験場で、現在開発中の
ホバーバイクの飛行試験の様子が公開された。
実物大の試験機とあるので、最終品の土台部分と理解すれば良いだろう。前後と
左右4ヶ所に、ファン半分程度が左右ラップされて、ファン配置される。
<試験飛行の様子>
<最初のモデル:ファン2基仕様>
当初のファン2基から4基にUPされ、それにより飛行性能も向上したと見える。
直線飛行で、微妙に左右ロールしながら飛行する姿は、推力調整にしている様だ。
<物資は中央部の左右に振り分けられる>
<こんな使いかたも>
ファンは電動モータで、今回は、重量136kgを積み30分飛行できるという。
最終的には360kgを1時間飛行できる仕様で、戦場での物資輸送に利用する。
巡航速度は約100km/h、最終価格は1千万円を目指す。ジェットエンジン
仕様も検討中でコチラの場合、飛行距離は200kmにも及ぶという優れものだ。
テストベッドができたところという印象だが、空飛ぶクルマの分野は、まだまだ
リアルに飛行しているものは少なく、期待が持てる。早く実用化して貰いたい。
日本語情報 pc.watch, businessnewsline
開発企業(英国 Malloy Aeronautics 社)HP
動画:Vocativ報道 ホバーバイク試験飛行(1分強)YT
動画:米陸軍による現場視察(2分弱)YT
動画:ホバーバイク スケールモデルUAV(28秒)YT
動画:ホビー制作 ホバーバイク(4分弱)YT
動画:スターウォーズ スピーダーバイクシーン(3分強)YT
動画:VOA報道:小型ドローンタイプ(3分弱)lnk
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