ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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NASAが発表予告した火星に関する重大事実は、現在の水の流れた痕だった。
これまでは、過去の痕跡とされていたが、現在の水流痕が見つかったというのだ。
<2000年発表の火星の流水痕>
今回の発表は、5年前に撮影された水流痕の上空に探査機マーズ・リコナサンス・
オービターを派遣、撮影分光器によりその成分を調べた結果だ。
<発表されたNASA映像>
<マーズ・リコナサンス・オービター>
それは、水和鉱物(含水鉱物・含水塩)の検出だった。季節変化の特徴とされた
気温マイナス23度以上で数百mに渡って現れる、暗い筋模様の原因だという。
即ち、土壌の水和鉱物が凝固点以上で液体化、流出すると考えられる。これまで、
水和鉱物の一種、過塩素酸塩は、キュリオシティ等の探査機でも発見されている。
水和物での発見は、水の存在を意味する、今も水は有り続けている、という訳だ。
がしかし、水和鉱物と水が同じとすれば、であるが。
一部報道では、水の特定まではデータ不足、というコメントがある。少し焦った
かもしれないが、これに続くデータが集まってくる事を願いたい。
発表されたNature論文 link
動画:ANNニュース報道(日本語 1分)YT
動画:BBCニュース報道(1分半)YT
動画:NASA発表の様子(59分)YT
動画:マーズ・リコナサンス・オービターのこれまでの成果(2分半)YT
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これがホバーボード? という印象のトランスポートガジェット。ボードという
名称に引きずられている様な気もするが、立ち乗りで移動できる装置という事か。
8つのプロペラが付いたボードで体重を支える。約5mの高度を飛行、276m
を記録した。これまでのギネス記録は50mと言うから、まだこれからの世界だ。
<開発者グル氏が抱えるボード本体>
開発者はルーマニア人アレクサンドル・グル氏。5年を掛け設計・開発したプロト
タイプが大成功した、という状況だ。
<実際の飛行状態>
セグウェーと同じく体重移動によって操縦するという。難しい制御装置を不要と
したところは、飛行体としては画期的なポイントだ。
これからのカギは軽量化と浮力の効率化だろう。動画でも、パワー切れでの着水
という印象だ。パワー密度の高い電池、推進効率の高いプロペラ開発が望まれる。
<これがクローズUP>
これから、商用化を狙って量産を目指した試作機の開発に入るという。276m
じゃあ話にならず、せめて数10km位は問題ないようにしてもらいたい。
動画:ニュース報道(2分強)YT
動画:ギネス記録映像(1分半)YT
動画:テスト飛行の模様(1分)YT
動画:1955年 フライングプラットフォーム(1分)YT
動画:e-volo世界初の電動マルチコプター(4分弱)YT
米国南部アラバマ州にあるマーシャル宇宙飛行センター。国際宇宙ステーション
ISSの設計や運営の核となる機関だが、火星に関する開発も進めている。
火星への7ヶ月にもなる宇宙旅行に、最も大きな課題はとは何か。如何に7ヶ月
を生存させるか、というなんとも基本的な事が最大の課題という。
ちょっと想像すれば分かる事だが、限られたペイロードの中で、水・酸素という
生存のためには無くてはならないものを、使い捨て前提では、収まらない。
マーシャルは、この技術に20年以上の開発経験を持つ。ISSに使用している
システムのUPグレードという事になるが、簡単には進まないようだ。
<ISSの環境制御・ライフサポートシステムのモック>
特に力が入れられているのが、酸素の再生。室内の空気から湿度や二酸化炭素を
除去する事で、残っている酸素成分を確実に回収する。
水の再生では、排水から使える水をどれだけ多く取り出せるか、それが開発課題
となっていくる。勿論、空気から除去した水分も利用する。
<ライフサポートシステムのイメージ図>
現在の能力は、酸素に変換される分の5トンを含み、水25トンを再生できる。
このシステムのお陰で、6名の搭乗員に対して7トン/年の補給を削減している。
それでも直近のISSへの補給船は、酸素 約50kg、水 約420kgを搭載
していた。これを如何に減らせるか、火星探査の成否が掛かっている。
マーシャル宇宙飛行センターHP
ISSのライフサポートシステム pdf
マーズワン(火星移住計画)でのライフサポートシステム概要 pdf
動画:NASA:ジャーニー・トゥ・ザ・マーズ(2分半)YT
動画:ISSのライフサポートシステム(2分弱)YT
動画:マーシャル編集 ライフサポートシステム(3分強)YT
動画:インタビュー:ライフサポートシステムの開発状況(6分)YT
動画:マーシャルの歴史(12分弱)YT
media;FOX news, Sep.18, '15 link
SETI(Search for Extra-Terrestrial Intelligence) 地球外知的生命体
探査プロジェクトは、古くは1960年代に始まった。
電波望遠鏡で受信した電波を解析し、地球外知的生命からの電波がないかを探す
という なんとも気の遠くなるようなプロジェクトだ。
これまでの観測結果は、1977年に WOW!シグナル と呼ばれる72秒間の
有意と思われる信号をキャッチしたが、分析できていない。
*** WOW! シグナル ***
また、Fast Radio Bursts と呼ばれる高エネルギー波の中で、187.5の倍数
のものが、10例ほど観測されており、知的生命体の信号と期待される程度だ。
*** 187.5の倍数になったFRB ***
そのリーダー科学者 Nathalie Cabrol 博士が これまでの研究を振り返り、一つ
の見解を表明した。それは、意外な内容だった。
即ち、知的生命体からの信号は受信できているが、それが知的生命体の信号とは
気付かない、解読できていないのではないか、というものだ。
*** Nathalie Cabrol 博士 ***
時 同じく、米国国家情報を告発したスノーデン氏コメントも話題となっている。
曰く、地球外文明が理解できるなら、原始的信号でなければならない、という。
つまり、文明が進歩すれば、地球が辿った様に信号にはセキュリティが掛かり、
その解読は難しい、という訳だ。如何にも、地球人的発想と思ってしまうが。
地球外生命体への興味が高まりつつある現在、少しでもその片鱗でも掴めれば、
もっと宇宙的な視点で地球が見つめられるのではないだろうか。期待したい。
関連 blog 15.8.4
<SETI科学者発言のニュース報道>
foxnews video
<WOW!シグナル>
<SETI科学者 TEDで語る>
<SETI協力 アレシボ電波天文台:世界最大>
<スノーデン氏のポッドキャスト>
Nathalie Cabrol博士について link
original JPN gizmodo
これまでに、2000個以上の太陽系外惑星が発見されている。この中に、生命
発見が期待されるが、その証は、酸素の存在がマーカーとして用いられている。
一方、非生物による酸素発生も考えられ、酸素発見で生物が存在するとは一概に
言えないと言う。そして、その可能性が示された。
地球型惑星や衛星などにも豊富に存在していると言う、酸化チタンの触媒作用だ。
紫外線による触媒作用は、水から酸素を発生させる。
<非生物による酸素発生メカニズム>
この研究では、惑星の全面積のうち0.05%程度の部分で、酸化チタンの触媒
反応が継続すると、地球と同規模の酸素大気が発生し、維持されるとの推定だ。
即ち、大気に酸素が十分にあったとしても、生命存在の理由にはならないという
ことがハッキリし、何が決め手となるのか、議論は振り出しに戻ったようだ。
生命探査が続く火星では、カギとなるのはメタンだ。95%が二酸化炭素という
大気では、酸素はバイオマーカーとはならない。
<火星 北半球でのメタン放出:原因は分かっていない>
一方、メタンは紫外線などで分解されるため、大気を維持するためには供給源が
あると考えられる。地質学的理由か、生物学的理由か、それが探査ポイントだ。
宇宙生物学は、まだ始まったばかり。探しに行くのでは、時間が掛かる一方だ。
やはり電波送信などで、知的な生命体と交信を求めるのが近道だろうか。
発表論文 nature link
動画:地球に良く似た居住可能な惑星(3分)YT
動画:SETI 研究成果発表会見(56分)YT
動画:キュリオシティ メタン発見の報道(1分)YT
動画:火星上のメタンについて(09年 4分)YT
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