ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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米国南部アラバマ州にあるマーシャル宇宙飛行センター。国際宇宙ステーション
ISSの設計や運営の核となる機関だが、火星に関する開発も進めている。
火星への7ヶ月にもなる宇宙旅行に、最も大きな課題はとは何か。如何に7ヶ月
を生存させるか、というなんとも基本的な事が最大の課題という。
ちょっと想像すれば分かる事だが、限られたペイロードの中で、水・酸素という
生存のためには無くてはならないものを、使い捨て前提では、収まらない。
マーシャルは、この技術に20年以上の開発経験を持つ。ISSに使用している
システムのUPグレードという事になるが、簡単には進まないようだ。
<ISSの環境制御・ライフサポートシステムのモック>
特に力が入れられているのが、酸素の再生。室内の空気から湿度や二酸化炭素を
除去する事で、残っている酸素成分を確実に回収する。
水の再生では、排水から使える水をどれだけ多く取り出せるか、それが開発課題
となっていくる。勿論、空気から除去した水分も利用する。
<ライフサポートシステムのイメージ図>
現在の能力は、酸素に変換される分の5トンを含み、水25トンを再生できる。
このシステムのお陰で、6名の搭乗員に対して7トン/年の補給を削減している。
それでも直近のISSへの補給船は、酸素 約50kg、水 約420kgを搭載
していた。これを如何に減らせるか、火星探査の成否が掛かっている。
マーシャル宇宙飛行センターHP
ISSのライフサポートシステム pdf
マーズワン(火星移住計画)でのライフサポートシステム概要 pdf
動画:NASA:ジャーニー・トゥ・ザ・マーズ(2分半)YT
動画:ISSのライフサポートシステム(2分弱)YT
動画:マーシャル編集 ライフサポートシステム(3分強)YT
動画:インタビュー:ライフサポートシステムの開発状況(6分)YT
動画:マーシャルの歴史(12分弱)YT
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