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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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  A S T R O  S c i-T e c h  N E W S   
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  2012.10.09. VOL.1-26
┌                                    ┐
  宇宙・航空・先端研究・最新技術など、世界中から夢ある科学技術ニュースを
  分かり易く解説します!! 中高生からオタクまで、幅広く楽しんで下さい!
└                                    ┘
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<目 次>  
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 ◆宇宙情報

  惑星間宇宙旅行は可能か?! 米国で進むプロジェクト イカロスとは?!

 ◆先端研究

  空・海にも自動操縦到来?! 完全自律の人工知能は、人に伴う移動体に!!

 ◆最新技術

  サイクリングロードが空中に?! 良い眺めだけど、落ちる心配は?!


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 ▼惑星間宇宙旅行は可能か?! 米国で進むプロジェクト イカロスとは?!


  太陽はいつまでこのままで居てくれるのだろうか。恒星の運命として、次なる
  状態は、赤色巨星。そうなると太陽は膨張し、地球は飲み込まれる。

  ではいつそうなるか。心配しても始まらないと思うようでは、人類滅亡を認める
  ようなものだ。その日に備え、準備を怠らないという姿勢が、考える葦である。

  そんな高い志で、一介のNASA研究者が独立・NPO設立してプロジェクトを
  進めている。惑星間の宇宙旅行を可能にする技術の開発だ。

  重要なポイントは3つ。光速移動できても、宇宙は更に大きい。旅行時間が長く、
  推進装置を保てる事が重要。消費エネルギーも膨大で、如何に補給していくか。

  しかし現状ベースで開発が進んでも、太陽系から近い4.37光年の距離にある
  ケンタウルス座α星でさえ、到達するのに2~300年も掛る。

  当然、直ぐには完成できないが、小さな積み重ねが無い限り、惑星間航法の
  技術は得られない。人類にとっては、非常に長期的な取り組みだ。

  その足掛りで始まったプロジェクトの一つが、プロジェクトイカロスだ。太陽系外
  へ無人宇宙船を送り出すための技術スタディだ。09年から5年計画で検討する。

  目標速度は、光速の1/10を達成する事。推進エネルギーは、なんと核融合だ。
  これをモノにしないと太陽系を出ることはできない。

  ノズル部中央部に燃料ペレットを、断続的に発射しレーザーで核融合反応を起し
  推進力を得る。毎秒、広島原爆96個分のエネルギーを消費する、という。


  実はプロジェクトイカロス以前、1973年にダイダロスプロジェクトという
  技術スタディがあり、5年掛けて当時の技術ベースで惑星間宇宙船を検討した。

  プロジェクトイカロスは、そのアップデイトという訳だ。実に40年もの期間に
  渡り研究を続けている。やはりフロンティアスピリットか。

  このような着実な技術進歩を前提とした構想のほか、ワープドライブの様な研究
  も進んでいる。これについては、また機会を得て・・


  英語ニュース
   http://www.forbes.com/sites/brucedorminey/2012/06/15/leaving-earth-former-nasa-rocket-scientist-on-the-politics-of-going-interstellar/
   http://news.discovery.com/space/wide-angle-project-icarus-110208.html

  プロジェクトイカロスHP
   http://www.icarusinterstellar.org/projects/project-icarus/
  プロジェクトイカロス・コンセプト設計報告書(10年5月版:P63に目標性能)
   http://www.icarusinterstellar.org/icarusppd.pdf

  ダイダロスプロジェクトについて
   http://www.icarusinterstellar.org/project-daedalus-background/
   http://en.wikipedia.org/wiki/Project_Daedalus


 <惑星間宇宙船の関連動画>
  プロジェクトイカロス核融合反応エンジン
   (↓イメージ約30秒)

   http://www.youtube.com/watch?v=LTL9nZmPT3s
   (↓技術説明約7分強)

   http://www.youtube.com/watch?v=0wjhzeMS27M&NR=1&feature=endscreen
  ダイダロスプロジェクトの宇宙船(約30秒)

   http://www.youtube.com/watch?v=RfsKxnPK6ls&NR=1&feature=endscreen
  DARPA・NASAプロジェクト:The 100-Year Starship(宇宙コロニー)
   http://www.youtube.com/watch?v=AnV0YqoDMj8(約4分)
   http://www.youtube.com/watch?v=1VvWNV6W89M&feature=related(12分半)
  イオンプラズマエンジン宇宙船(約5分)

   http://www.youtube.com/watch?v=DbkQLp6fMBU&feature=related

 <推進団体HP>
  The British Interplanetary Society
   http://www.bis-space.com
  Tau Zero Foundation
   http://www.tauzero.aero
   http://www.centauri-dreams.org (最新ニュースフォーラム)
  Icarus Interstellar
   http://www.icarusinterstellar.org


  赤色巨星について
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E8%89%B2%E5%B7%A8%E6%98%9F
  ケンタウルス座α星について  
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%82%B9%E5%BA%A7%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E6%98%9F
   (↓英語動画 約3分強)

   http://www.youtube.com/watch?v=hxWBOQAuuQQ
   (↓英語動画 約7分半。α星向け宇宙船も出演。見応えあり)

   http://www.youtube.com/watch?v=GKmEl6why6I&feature=related


 ▼空・海にも自動操縦到来?! 完全自律の人工知能は、人に伴う移動体に!!


  これまで自律というのは、プログラム化されているだけで、決まった事が出来る
  だけで、想定外の外乱が入るとフェイルしてしまう。

  或いは、一見自律しているように見える、無人偵察機は、リモートで遠隔操縦
  されているだけで、人工知能が搭載されている訳ではない。

  目覚しいIT技術の発達を活用して、もっとスマートな自律制御の開発しようと
  いうのは自然な流れだ。既に自動車でも、完全自動の運転技術開発が進んでいる。

  これが、空や海へも広がろうとしている。最終的には、空や海でのレスキューや
  監視などの幅広い分野で、人と共に活動・補助する事を狙っている。

  コア技術の一つは、LIDAR技術という、紫外線や赤外線も含めた光で周囲のセンシ
  ングをする技術だ。レーダーでは電波をでやるところを光で行う、先端技術だ。

  特徴は、波長が短い光を使うことで、センシング精度が高くなる。検出物の大きさ
  は、波長に比例する。大気観測などでは、分子レベルをもキャッチする。


  そして最も肝心な技術は、人工知能だ。今年初め、将棋の対局で、コンピューター
  が将棋界トップの一人、棋聖に勝つというニュースが話題になった。

  その構成はブレードサーバー6台、一秒間に1800万手もの指し手を読み、
  勝利は113手であった。6コアのCPUを2個、今では普通の技術である。

  また、米国では昨年、コンピューターがクイズ王に勝利している。少し時代が
  ズレルので正確な比較ではないが、こちらは、CPUは2880個だ。

  現在のこのようなコンピューターは、専門用途で作り込まれており万能という訳
  ではない。逆に言えば、専門用途開発すれば、秀でた能力を発揮する。


  これらの技術が融合されれば、人を助けるロボットというのも現実味を出てくる
  というものだ。まずは、人の指示で重量物を運搬する、というのはどうだろう。
  

  英語ニュース
  http://phys.org/news/2012-10-smart-robotic-drones-advance-science.html
   (↓動画。約3分半)

   http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=dv2I8mwraO8#!

  LIDAR技術について
  http://ja.wikipedia.org/wiki/LIDAR

  研究所(Adaptive Systems, Intelligence and Mechatronics Laboratory)HP
   http://aim.engr.uconn.edu/

  日本語ニュース:コンピューター将棋
   http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1201/16/news105.html
   (↓動画)

   http://www.youtube.com/watch?v=7pfzMwGkZXQ
   http://gadget.itmedia.co.jp/gg/articles/1201/17/news085.html

  コンピューター将棋について
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E5%B0%86%E6%A3%8B
  
  クイズに勝ったコンピューターWATSON
   http://gigazine.net/news/20110216_ibm_watson/
   (↓英語動画。4分 字幕付き:ワトソンの系譜)

   http://www.youtube.com/watch?v=KVM6KKRa12g


 ▼サイクリングロードが空中に?! 良い眺めだけど、落ちる心配は?!


  自転車は環境に良いとの視点や低コストで、最近はサイクリストが増えている。
  これは良い傾向だが、結構危ないシーンも増えている。

  イギリスには、夢見るサイクリストがいるらしい。事故や渋滞を避けるため、
  サイクリングロードを空中に作ろうというのだ。

  ガラスチューブの中を走り、公共交通網と連結、補完しあう。クルマでなくても
  実にスムーズに目的地まで辿り着く。SkyCycleと呼ぶ、ロンドンの話だ。

  とは言っても、これから建造するわけだから、建設費用は大きな問題だ。共感を
  持つスポンサーを得て、利用者からも通行料を頂くようだ。

  英語では、elevated cycle road というような表現・分類で elevate 高い という
  事のようで、空中という事ではない。本来は、高架自転車専用道 という感じだ。

  これで調べると、世界各地で実例・プランが出てくる。古くは、1900年に
  ロサンゼルスでの事例があった。やはり有料道路で、都心と近郊を結んだようだ。
  
  そう考えると、自転車に乗りノンストップで走り・移動できるというのは、一種の
  快感である。今も昔も、そういう感覚は変わらないようだ。
  
  
  東京あたりでも、こんな構想は出てこないものだろうか。首都高速が地下化される
  という噂も聞く。その後に、自転車専用道、如何だろうか。


  日本語ニュース
   http://wired.jp/2012/09/26/london-bicycle/
  英語ニュース
   http://www.smartplanet.com/blog/cities/imagining-an-elevated-bicycle-highway-in-london/5056
   (↓動画。約1分)

   http://www.youtube.com/watch?v=HgiEspxp9PQ&feature=player_embedded
   http://www.thetimes.co.uk/tto/public/cyclesafety/article3309140.ece

  類似構想・事例
   (↓カナダ・バンクーバー:都市内を縦横無尽なネットワーク。高架は一部)
   (↓動画)

   http://www.youtube.com/watch?v=B7H7fkQ3OI4
   http://www.velo-city.ca/
   http://challenge.bfi.org/application_summary/450 (トロントの構想)
   (↓米国:NY)
   http://www.treehugger.com/bikes/should-cities-have-bicycle-highways.html
   (↓米国:ロサンゼルス・歴史)
   http://www.kcet.org/updaily/socal_focus/history/cycling-through-socal-history-31537.html
   http://en.wikipedia.org/wiki/California_Cycleway
   (↓米国:ユタ州)
   http://news.google.com/newspapers?nid=336&dat=19990817&id=591WAAAAIBAJ&sjid=JuwDAAAAIBAJ&pg=6605,667990
   http://www.biketrans.com/gallery.html
   (↓米国:シカゴ)
   http://inhabitat.com/construction-to-begin-on-chicagos-elevated-bloomingdale-trail-next-summer/bloomingdale-trail-update-michael-van-valkenburgh-associates-2/?extend=1


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<発行にあたり>
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  このメルマガは、NPO法人 ASTROがお贈りする、宇宙を始めとする
  世界中の最先端の科学や技術の情報をご紹介するものです。

  日本では、あまり報道されない、面白いネタニュースを探して、分かり易く
  説明・解説し、科学技術の楽しさや大切さを伝えていきたいと思っています。

  ご意見、ご感想もお待ちしております。宜しくお願いします。

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<後記>
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  秋の夜長がやってこようとしている。そんな今夜に地球の子守唄は如何だろう
  最近打ち上げられた、バンアレン帯の放射線帯嵐探査機からの「音声」だ。

   http://karapaia.livedoor.biz/archives/52101393.html
   (↓動画というより音声ファイル)

   http://www.youtube.com/watch?v=r6eaniPBJsI
   http://www.youtube.com/watch?v=QVJwq3mH7so&feature=player_embedded
   (↓動画:素人の見つけたバンアレン帯音楽?)

   http://www.youtube.com/watch?v=Lv0NC78JqYc

  ニュースによると、電磁波で捉えられているようで、可聴域の周波数だという。
  ヘルメットが無ければ聞こえるというが、真空では音は伝わり様がない。

  いつか、そんな便利なものができたら、地球だけでなく、月や太陽からも
  聞こえてくるかもしれない・・


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 ◇ 発行人 NPO法人ASTRO
     Advanced Science-Technology Research Organization
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