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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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  A S T R O  S c i-T e c h  N E W S   
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  2012.10.16. VOL.1-27
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  宇宙・航空・先端研究・最新技術など、世界中から夢ある科学技術ニュースを
  分かり易く解説します!! 中高生からオタクまで、幅広く楽しんで下さい!
└                                    ┘
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<目 次>  
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 ◆宇宙情報

  来年、月より明るい彗星到来か?! ロシア発見の新彗星は何を意味する?! 

 ◆先端研究

  今どきロケットカー開発?! それでも時速1600kmとは前人未到!!

 ◆最新技術

  ランフラットの先を行く最新タイヤ?! タイヤの進化は自動調圧?!


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 ▼来年、月より明るい彗星到来か?! ロシア発見の新彗星は何を意味する?!


  また新しい彗星が発見された。その名はISON、ロシアからの一報だが、
  従来の彗星に比して、大きな直径3km。今後、桁違いの明るさが期待される。

  楽観的な予測では、満月と同じ明るさになり、日中でも観察できるというが、
  実際には予測通りにならなかった事例もあり、もう少し様子見が必要だ。

  実はこの彗星、サングレーザーと呼ばれる、近日点が太陽に極めて近い彗星
  の一つだ。予想では来年11月には、190万km地点まで迫ってくる。

  太陽直径140万kmを考えると、どれだけ近いかお分かりになるだろう。
  因みに地球の公転軌道は、太陽から1.5億kmである。

  これだけ太陽まで迫ると、雲散霧消、氷の部分が蒸発してなくなる可能性も
  あり、本当に肉眼で見ることができるかどうかは、実は保証がない。

  一方、接近途上、火星1000kmのところを通過する見込みというから、
  キュリオシティからのシャッターチャンスは期待できるようだ。


  これまでの彗星の明るさ記録では、なんと日本人が発見した池谷・関彗星、
  1965年、-17等級に達し、満月の-12.7等級よりも明るく輝いた。

  実は彗星は、見ようと思えば沢山ある。とあるHPでは40個前後にもある。
  等級は明るくても9等級程度なので、肉眼では難しいが、努力する価値はある。

  来年の事を言うと鬼が笑う、というが、十分期待したい。まあ、マヤ暦の予言が
  当たらなければ、可能性ある。


  日本語ニュース
   http://japanese.ruvr.ru/2012_09_25/tenmon-aikouka-suisei-hakken/
   http://minorscience.blog98.fc2.com/blog-entry-4916.html
   http://www.gizmodo.jp/2012/10/post_10958.html
   http://wired.jp/2012/10/10/recently-spotted-comet-may-provide-once-in-a-lifetime-show/
  英語ニュース
   http://www.telegraph.co.uk/science/space/9567598/Coming-to-the-night-sky-the-comet-fifteen-times-brighter-than-the-moon.html
   http://news.nationalgeographic.com/news/2012/09/120927-new-comet-2012-s1-ison-science-space-moon/
   (↓動画。約10分半。見え方予想)

   http://www.youtube.com/watch?v=0EpxmHdxEe8

  サングレーザーについて
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC
  池谷・関彗星について
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E8%B0%B7%E3%83%BB%E9%96%A2%E5%BD%97%E6%98%9F_(C/1965_S1)
  今週の明るい彗星
   http://www.aerith.net/comet/weekly/20121006n-j.html
   (↓動画。2010年のハレー第周期衛星:小さい。非常にゆっくり動いている)

   http://www.youtube.com/watch?v=K3hzjNuAmrU&feature=relmfu
   (↓動画。2010年の池上・村上彗星:上に同じ。こっちは尾も少し・・)

   http://www.youtube.com/watch?v=NuQG5eF_RnM&feature=endscreen&NR=1
   (↓動画。2009年のルーリン彗星:この中では最も彗星らしい)

   http://www.youtube.com/watch?v=nW4KPGdWfVY


 ▼今どきロケットカー開発?! それでも時速1600kmとは前人未到!!


  4万馬力相当のロケットエンジン、推力試験に成功した。英国でのニュースだ。
  エコカーや電気自動車が市民権を得た時代でも、好きモノは努力を重ねている。

  超音速で走るクルマ、最高時速1000マイル即ち1600kmを達成すべく
  開発中だが、その推進装置の一部、ロケットエンジンの試験に成功したのだ。

  このクルマの凄いのは、ロケットエンジン搭載だけではない。ジェットエンジン
  も搭載した、ハイブリッド推進システムとなっている点だ。

  ロケットはスタート後、時速1000km達成まで最大推力11トンを20秒
  発生する。次の時速1600kmまでは、ジェットエンジンの出番だ。

  全長4m・450kgのロケットは、固体燃料+液体酸素のハイブリッド式だ。
  英国の宇宙開発で確立された技術だが、今回の開発品は最大クラスだという。

  ロケットは、中央部に液体酸素が送り込まれ・通過と同時に点火し、固体燃料
  が燃えていく。液体燃料の送り込みには、F1エンジン750馬力が使われる。

  ジェットエンジンは、これも驚きの戦闘機ユーロファイター用のエンジンを使う
  予定だ。戦闘機スペックでの推力は、約9トン。ロケットは約11トンだ。
  
  肝心のクルマは、全長14mのペンシルロケットを横にしたようなスタイル。
  重量は7トン、4トン積みの中型トラック並だ(自重5-8トン)。


  クルマは2014年完成。現在のスピード記録、時速1227kmを破るのが
  最終目標だ。時代遅れ?だが、若者の理工離れを防ぎたいという意図もある様だ。



  日本語ニュース
   http://www.cnn.co.jp/fringe/35022684.html    
  英語ニュース
  http://www.newscientist.com/article/dn22335-first-test-firing-for-1600kmh-rocket-car-successful.html
   http://www.reuters.com/video/2012/10/04/successful-rocket-test-for-land-speed-re?videoId=238181043&videoChannel=6

  ジェットエンジン(EJ200)について
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88_EJ200
  プロジェクトHP:技術情報もあり
   http://www.bloodhoundssc.com/
   http://www.bloodhoundssc.com/project/car
   (↓ロケット技術の開発HP)
   http://www.bloodhoundssc.com/rocket
   (↓動画:ロケット作動などCG。見ごたえあり)

   http://www.youtube.com/1050mph
   (↓動画集。この映像リンクはその一つ)

   http://www.bloodhoundssc.com/bloodhound-tv

  開発モデル(Bloodhound SSC)について
   http://en.wikipedia.org/wiki/Bloodhound_SSC
  開発会社(Cosworth社)HP
   http://row.cosworth.com/about/case-studies/bloodhound-ssc/

  地上でのスピード記録
   http://en.wikipedia.org/wiki/Land_speed_record
  現在の記録保持車:ThrustSSCの動画(約1分)

   http://www.youtube.com/watch?v=TYEtQGLzvkI
   (↓インサイドストリー番組:約10分。パート8まであり)

   http://www.youtube.com/watch?v=4oL2ZrMinB8


 ▼ランフラットの先を行く最新タイヤ?! タイヤの進化は自動調圧?! 


  最近でも忘れた頃に見かける、高速道路でのタイヤ交換。クルマにとっては、
  パンクや、圧力低下は最大の課題だ。

  乗用車では、定期点検さえしておれば、ほぼメンテナンスフリー状態だが、
  最後の最後まで、タイヤの空気圧チェックは気になる項目になっている。

  車輪の歴史から見ると、1845年に空気圧タイヤが導入されて既に150年
  以上経っているが、それから車輪の基本的な進化はない。

  パンク対策として、パンク後も100km程度は走行きるランフラットタイヤ
  が導入されたが、通常時の基本性能が良くなく、普及していない。

  しかし、タイヤの技術者もトライを重ねている。走行時のエネルギーを使って
  空気圧を自己調整できる技術が開発された。

  仕組みは、タイヤの中に細いゴムホースを配置し、接地点付近がタイヤに踏ま
  れる際、空気を送り込む。なるほど、動画を見て頂くと良く分かる。

  最初のトライは、来年、トラック向けで試験に入る。乗用車に比べ、トラック
  などの業務用車では、安全や燃料削減の点から、空気圧管理が重要事項だ。

  また、米国では50%、日本では5%と、事故原因上位にタイヤ破損やパンク
  が位置することからも、その対策は業界をあげて期待されている。


  クルマの発明は、1769年フランスで3輪車の蒸気自動車とされるが、既に
  250年近く経つが、タイヤだけでなくクルマもこの頃から進化がない。

  そろそろ接地しなくてよい、空飛ぶクルマのようなものが出てきてもよい
  時期ではないだろうか。世のベンチャー会社の成果を期待したい。


  日本語ニュース 
   http://wired.jp/2012/09/28/self-inflating-tires/
   (↓動画。約2分半)

   http://www.youtube.com/watch?v=NHxwO6AFHbQ&feature=player_embedded
  英語ニュース(イラストあり)
   http://www.cbt.com.my/2012/01/18/goodyear%e2%80%99s-air-maintenance-technology-10-most-promising-future-technologies/

  タイヤについて
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4
  ランフラットタイヤについて
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4

  自動車運送事業用自動車事故統計年報(H19・20)P28
   http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/subcontents/data/statistics51.pdf


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<発行にあたり>
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  このメルマガは、NPO法人 ASTROがお贈りする、宇宙を始めとする
  世界中の最先端の科学や技術の情報をご紹介するものです。

  日本では、あまり報道されない、面白いネタニュースを探して、分かり易く
  説明・解説し、科学技術の楽しさや大切さを伝えていきたいと思っています。

  ご意見、ご感想もお待ちしております。宜しくお願いします。

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<後記>
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  米国スペースベンチャー、SPACE X社のISS補給船、ドラゴンの
  ファーストミッションが成功した。

   http://jp.techcrunch.com/archives/20121007spacex-successfully-sends-its-dragon-spacecraft-on-its-maiden-iss-resupply-mission/
   (↓打ち上げ動画。約4分半)

   http://www.youtube.com/watch?v=jAq-Ic5SzfY&feature=player_embedded

  今回を含めて12回のISSへの補給ミッションが計画されている。受託金額
  は、1200億円。一回ほぼ100億円となる。

  また、このISS・日本実験棟きぼうからは星出宇宙飛行士が、小型衛星の放出
  にも成功した。
  
   http://iss.jaxa.jp/kibo/about/jssod/
   (↓放出CG動画)

   http://www.youtube.com/watch?v=TkPyRXiOTlk&feature=player_embedded
   (↓放出動画)

   http://www.youtube.com/watch?v=yg3bTYGq3-c

  ISS関連の話題は、まだまだ尽きそうにない・・  


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 ◇ASTRO Sci-Tech NEWS         創刊;12.04.17
 ◇ 発行人 NPO法人ASTRO
     Advanced Science-Technology Research Organization
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 ◇ご意見などは、こちらのアドレスへ npo.astro.org.news(アット)gmail.com 
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