ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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高速電波バースト(Fast Radio Burst:FRB)という宇宙現象が、ちょっとした話題に
なっている様だ。数年前に発見されたというから 超あたらしい宇宙現象と言える。
このFRBは、継続時間がミリ秒(1/1000秒)単位という 極めて短い時間の現象で、
それ故、最近まで見つからなかったと言えそうだ。
<ぎょしゃ座方向で検出された事例[2012.11.2発生⇒FRB 121102 と命名]>
全天で観測された事例は、まだ24。その中で FRB 121102 は、繰り返し観測され
発生源も特定された特異なケースだが、正に このポイントに注目が集まっている。
地球外生命体探査プロジェクト(ブレークスルー・リッスン)に参加しているチーム
が、この FRB 121102 に再び目を向けたのだ。
<観測に利用された 米グリーンバンク電波望遠鏡(ウェストバージニア州)>
−開口面 100m×110mを誇る 世界最大の可動式電波望遠鏡−
5時間の観測の結果、幸運にも1時間に15回のバーストを観測した。これまでの
観測で 最多回数で、周波数も4−8GHzという最も高周波数でのデータだった。
では何が発生原因か。諸説あるがその中で一つ、異例の仮説がある。地球外生命体
の通信ネットワークからの電波という説だ。期待したいが、あくまで亜流だ。
中心となる説は、極めて高密度で強力な磁場を持つ中性子星マグネターの可能性。
フレアーを放出する事から、その関連が研究対象となっているが、順当な説だろう。
<マグネター SGR 0418+5729 のイメージ図>
但し今回は、観測結果中、周波数が最も高い事や、他の天体観測結果も考え合わせ、
発生源から地球までの宇宙空間物質の影響度合が変化している、という意見もある。
結局、まだ何も分かっていないのだが、ロマンを生み続ける宇宙現象の一つとして、
非常に期待できるだろう。こんな謎の理解が、また宇宙の理解に繋がっていく。
当該報告(Astronomer's Telegram)link
ブレークスルー・リッスンHP
動画:SciNews 報道 FRB 121102 位置特定(1分強)YT
動画:グリーンバンク電波望遠鏡訪問(5分強)YT
動画:マグネターについて(3分半)YT
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