ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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深宇宙探査を大きなテーマとするNASAは、火星向け技術には、特に余念がない。
その一つ カギとなる推進技術 電磁加速プラズマロケットに進展があった。
− 可変特殊インパルス電磁プラズマロケット VASIMR のイメージ図 −
流れは右から左へ
仕組みは、加熱したプラズマを、超電導磁石による強力磁界の中に閉じ込め、その
後部にある磁気ノズルから開放する事で、高速のプラズマ流として噴出する。
開発中のロケットは、可変特殊インパルス電磁プラズマロケット(VASIMR*)と呼び、
従来型と違い、電磁波により燃料ガスを加熱するため、電極消耗がないという。
* Variable Specific Impulse Magnetoplasma Rocket
開発を受託する Ad Astra社 は、100kWの出力を100時間持続できる技術に
目途を付け、2018年には実証するという事だ。
− Ad Astra社 コンセプト図 −
流れは左から右へ
これが完成すると、従来の化学ロケットでは7−8ヶ月、と見積もられている火星
までの旅程が3ヶ月まで縮まる見込みだ。
それは、化学ロケットでは、火星に到達するまでの間は、慣性航行 即ち エンジン
を停止した状態となるが、VASIMR を使うと、旅程途中の加速もできるためだ。
− 理論的には 4倍以上の差 −
この種の電気ロケットは、太陽電池で無尽蔵エネルギーを得られる事から燃料ガス
を有効に使える。但し、有人機では10MWというから巨大な太陽電池が必要だ。
− 月までのタグボート機コンセプトの太陽電池イメージ −
宇宙技術は、まだまだ開発が始まったばかりと言える。化学ロケットは西暦千年頃、
中国のロケット花火を起源を持つ。もっとスゴイ技術が出てくる事を期待したい。
日本語情報 tdk
Ad Astra Rocket社HP
次世代ロケットエンジンの現状と課題(大阪大学) pdf
動画:VASIMR 試験の様子(36秒)YT
動画:NASA VASIMR紹介番組(10分弱)YT
動画:Ad Astra社 VASIMR紹介(5分)YT
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