ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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空飛ぶクルマの世界が賑やかになってきた。堂々のシリコンベンチャーの参入だ。
潤沢な資金で、実用化に拍車がつくだろうか。
時の人は、かのグーグル創業者の一人 ラリー・ペイジ。とあるベンチャー、2社
Zee.Aero と Kitty Hawk に出資しているという情報だ。
<ラリー・ペイジ氏>
前社に関する情報は殆ど無いが、パテント情報が出ている。設立は2010年、
直ぐにパテント活動を始めている。
<Zee.Aero社パテントベースの想像CG>
<パテント挿入図から>
最近はやりのマルチコプタータイプだ。8基の上昇・浮遊ファンに、2基の推進
ファン、合計10基のファンが装備される。
パーソナルなタイプよりも、大型、輸送機を目指すという情報だ。既に150名
もの従業員がいるというから、実証モデルの開発には着手しているだろう。
後社は、社長がグーグル自動運転の責任者 セバスチャン・フラン氏だというから、
結構 期待できるのではないか。一方 従業員数は10名強、まだこれからの様だ。
情報によると、大型クアッドコプターのようなイメージに取り組んでいるという。
ラリー・ペイジ氏の空飛ぶクルマへの想いは、思いのほか 強いようだ。
<同型モデル:中国ベンチャー Ehang社 一人乗りモデルEhang-184>
一昔前、といっても10年にもならないが、時代の様変わりには実に驚かされる。
この勢いは止まらず、自動操縦の空飛ぶクルマが飛び回る日も近いに違いない。
動画:ブルームバーグ ニュース報道(4分強)YT
動画:EHang 184 プロモーションCG(3分弱)YT
動画:Ehang-184 開発ヒストリー(4分半)YT
動画:世界初の空飛ぶクルマ(2分強)YT
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幾つもの空飛ぶクルマが話題に上るようになり、従来の航空機の世界にも変化が
現れてきた。ドイツより、電動ジェットVTOL機なる構想が流れてきた。
42個ものマルチファンを搭載、操縦系や電池なども冗長性を高めて、良く知る
ヘリコプターに比しても、安全性を高めたコンセプトが売りの一つだ。
<完成イメージ>
<前面から見るとこんな感じ>
マルチファンは主翼上と、主にコントロールを司る前翼上に配置される。翼面積
に比して、キャビンが大きく見える。新しい形の航空機になっている。
安全だけでなく騒音も少なく、環境にも優しい。まずは、2018年の市場導入
に向けて、個人用の2人乗りモデルの開発を進めている。
推進するのは、昨年2月に立ち上がったばかりの大学発ベンチャー Lilium社 だ。
エンジニア4名が率い、小さなプロト機モデルが完成、大きめを開発中だ。
<プロト機のひとつ>
全馬力は435hp、従来のピストン機並の程度だ。巡航速度300km/h、
航続距離500km程度、モータなどは既存品を使い、コストを削減する。
操縦資格は、スポーツ・パイロット・ライセンスという、日本ではなじみがないが、
空を楽しむための、一般的なライセンスより簡単な資格で操縦できる。
<推進装置:ジェットというよりダクトファンという種類>
<ダクトファン用モータ候補:FlyTEC社 HPD10>
庭先から飛び立つには少しスペースが必要だが、ヘリポート位の場所があれば、
大丈夫。新しい空の移動社会が来る予感はしないだろうか。
プレゼンテーション資料 pdf
動画:プロモーションCG(20秒)YT
動画:ECO15でのプレゼンテーション(約5分)YT
動画:同コンセプト軍用機:VTOL X-Plane(約2分)YT
動画:マルチファン式ヘリコプター Volocopter VC200(5分半)YT
動画:ドローン式エアタクシー EHang 184(3分半)YT
時代は進歩している、と実感の飛び道具が Flyboard Air だ。推進エンジンに
4年の歳月を掛けて完成させた、という、仏 Zapata Racing社のシロモノだ。
related blog link
ジェットエンジンと思われる推進エンジンは、流石にパワーがある。野球で使う
ホームベース程度の大きさにも関わらず、自在に宙を飛んでいる。
<これが話題の Flyboard Air >
最高時速は150km/h、飛行時間は10分。そして最高高度は3000m超と
いう破格の性能だ。
スラスター4基でバランスを取り、自在にルートを取るには、ちょっとした練習
が必要と思われるが、重心移動で方向転換できれば十分に操れそうだ。
動画公開されただけで、他の情報がない事もあり、ウソではないかという意見も
でているが、技術難度を考えると頷ける。
このZapata Racing社の Zapata社長は、元プロジェットスキー選手という異色の
ベンチャー、水圧を使った一人乗り空中浮遊装置を開発する等、この道のプロだ。
<後部から水を供給 左右のダクトから噴射する水式 Flyboard>
ジェットエンジンの問題として、噴流が半端なく強いので、なかなか一般道では
使えそうもないが、高い高度を飛行して通勤、なんて時代も来るかもしれない。
動画:Flyboard Air 飛行テスト映像(2分半)YT
動画:水式Flyboardデモ(3分弱)YT
動画:水式Flyboardプレスショウー(2分弱)YT
動画:ARCA社 ArcaBoard(4分強)YT
related blog link
空飛ぶクルマのイメージを、まさに形にしたモデルが完全自動での初の飛行試験
に成功した。イスラエルのアーバン・エアロノーティクス社、エアミュールだ。
<エアミュール>
現在は無人輸送機として、約500kgの物資搭載能力を有する。最大高度は、
なんと約5500m、最大速度 約180km、航続距離 約48kmと本物だ。
新しい技術は、ファンクラフトと呼ぶダクト内配置ファンシステムだ。ダクトの
効果で、同じ直径のファン以上の推力を得る。ベーンは推力調整機となる。
<ダクト(240)内にファンとベーン(238, 240)を配置 特許図より>
<ダクト内のファン>
このコンパクトな推進システムは、機体を廻す事なく横移動もできる能力を持ち
ビルの合間の移動も可能、また最大93km/hの横風下でも操縦可能という。
更にダクト内配置にした事で、騒音が小さく、排気システムに廻りの空気を大量
流入させる事で、排気温度も大幅に下げたという。
機体自身もステルス性を持たせ、現在はミリタリー仕様として纏められているが、
基本仕様としては、民間のヘリコプター相当の安全基準を満足している。
即ち、いずれ民間仕様モデルへの発展が計画されており、そのコンセプトは既に
できあがっている。
<エアタクシー・救急仕様イメージ>
SF映画の世界に留まっていた空飛ぶクルマも、この様にコンセプト実証が実現
してくると実際の販売までは時間の問題だ。果たして5年か10年か、楽しみだ。
アーバン・エアロノーティクス社HP
同社の米国特許 US 8496200 B2
動画:初の完全自動・アンテザード(拘束紐なし)試験(2分半)YT
動画:テザード(拘束紐あり)試験の様子(1分強)YT
動画:ミリタリー版 プロモーション(2分半)YT
動画:エアタクシー版 イメージCG(07年 2分強)YT
ジェットパックとは、背中にジェットを背負うという意味の様だ。噴射装置だけ
の推進装置を背中に背負って飛行する。少々スリリングだ。
<JB-9モデルの飛行の様子>
<JB-9モデル>
技術詳細は明らかでないが、ジェットエンジンを左右に2基配置している。灯油
を燃料とし、スピードは100km/hにも達する事ができる。
燃料タンクは、満タン37.8L。1分で3.7L消費されることから、計算上は
10分の飛行が可能だ。数10kmなら十分な性能、通勤にはピッタリだ。
<背負ったところ 結構幅はある>
しかし、まだ量販の計画はない。エンジン4基の仕様や、万一の際に必要となる
パラシュート、より効率的なターボファンなど 開発アイテムが目白押しだ。
開発会社は この道40年。ロサンゼルスオリンピックの開会セレモニーで 観客
を沸かせたロケットベルトの開発も同社による。これからのモデルも楽しみだ。
<1984年 ロサンゼルスオリンピックでの様子>
体一つで飛行する装置は、少し抵抗もあるだろう。しかし、手軽さも魅力的だ。
まずは救急の世界で実用化できないだろうか。
開発企業(ジェットパック アビエーション社)HP
ロケットベルトについて tecaeromex
動画:JB-9 NYでの飛行デモ(1分)YT
動画:JB-9 飛行試験の様子(2分)YT
動画:JB-9 飛行訓練の様子(3分)YT
動画:販売中 Martin社 ジェットパック(2分)YT
動画:ロケットベルト開発の歴史(8分弱)YT
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