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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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*** 2017.4.04 VOL.6-7 magmag melma ***
  
  
  世間では、ドローンと呼ばれる無人の飛行ロボットが、防災や点検等の広い分野
  で使われ始めているが、火星などの大気のある惑星でも活躍が期待できる。
  
<災害時の調査用ドローンの一例>
  
  惑星探査と言えば、地上を走るローバーと呼ばれる無人の移動ロボットがあるが、
  限られた範囲になってしまう。それを解消すべくドローン探査機が発表された。
  
<Mars Flyer と名付けられたドローン>
  
  垂直離着陸でき、飛行中は翼を働かせて効率よく移動できる、超小型オスプレー
  とも言えるコンセプトだ。
  
  ドローンと言えば、4個ローターを有するクアッドコプターが良く知られるが、
  浮力を全てローターで稼ぐため、水平移動に際して、効率が悪い
  
  水平飛行時は、翼により浮力を得る事で、少ないエネルギーで飛行できる訳だ。
  それを実現したコンセプトと言える。
  
  実は、NASA2年前二重反転プロペラを有するヘリコプター型ドローン
  発表しており、研究が一歩進んだ印象だ。
  
<ヘリ型ドローンのイメージ図>
  
  火星大気圧100分の1に満たず、浮力を得るのは大変だが、重力3分の1
  と少ないので、ドローン重量大きな問題にならない。そこがポイントとなる。
  
  
  人類が火星に降り立つ前に、こんなドローンが活躍しデータ収集をするのだろう。
  その成果が新たな知識となり、リスク回避にも繋がるだろう。大いに期待したい。
  
  
  日本語情報 sorae  英語情報 newatlas
  
  
  動画:コンセプトCG+実験風景(4分半)YT
  
  動画:NASA ヘリ型ドローン コンセプト(2015年 3分)YT
  
  動画:NASA ブーメラン型ドローン コンセプト(2015年 1分)YT
  
  動画:NASA 固定翼型ドローン イメージCG(2013年 1分)YT
 
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