ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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昨年秋、スペースX マスクCEOは、火星殖民計画に向けたシステム ITS*を
発表した。100名を乗せて火星へ飛行する 超大型のロケットだ。
* Interplanetary Transport System
− 昨年のITSイメージと主要スペック −
その後1年を掛け、更に研究開発が進み、より詳細な計画が発表された。それには、
新たな計画も含めて、再び 大きな話題となっている。
まず、名称が変更された。ITSからBFR*だ。ITSで想定されていた、木星
や土星といった、より遠い 深宇宙へ向けた仕様から火星特化、やや小さくできた。
*Big Falcon Rocket。一部に Big Fucking Rocket[クソでかいロケット]とも
といっても全長106m、直径9mと超大型は変わらず、ロケットブースターも、
42基から31基まで減らせたが、100名の搭乗キャパシティーは同じままだ。
− BFRイメージ図 上部 宇宙船部分で 全長48m −
大きさ以外の変更は、小さなデルタ尾翼が付き、耐熱タイルも張り巡らされた事だ。
これは火星突入の際、スペースシャトルタイプの空気抵抗で減速する事を意味する。
− 新しい宇宙船部分 デルタ尾翼が付く −
ロケットブースターの Raptor Engine も開発が進んでいる。最大の特徴は燃料だ。
液体酸素と液体メタン、共に火星大気から製造でき、貯蔵も楽である。
− Raptor Engine −
新たな計画として、衛星打ち上げのミッションにも対応、飛行機の様に地球上での
移動も可能にする。マルチミッション能力を持たせ、低コストを実現する狙いだ。
− 大型衛星打ち上げミッションのイメージ 宇宙構造物も対応可能だ −
そして、活躍中ファルコン9 や開発中ファルコンヘビーも、このBFRへ統合し、
開発費削減を強化。建造は1年以内にも予定し、22年には無人で火星へ投入する。
まだまだ不確定要素は残るが、現実に研究開発が進捗している。24年には、有人
の火星探査が計画されるが、実現性は高まってきた。果たして火星に手が届くか。
− 火星の離発着場のイメージ図 −
動画:BFR構想(8分半)International Astronautical Congress YT
動画:マスクCEO BFR構想発表(44分)YT
動画:BFR 地球圏内移動(2分)YT
動画:Raptor Engine Test の様子(1分)YT
動画:Raptor Engine 噴射シミュレーション(28秒)YT
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