ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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世界の宇宙開発が全開で進められる中、日本の次の一手と言えば、H3ロケットだ。
2020年の打ち上げに向け開発が進む。国際競争力強化、商業受注を加速する。
− シリーズ化されるH3 −
カギは、新開発エンジン LE−9 だ。主エンジンでは世界初の技術が採用される。
エキスパンダーブリードだ。シンプルな構造故、低コスト化、安全性も高いという。
− 構想時のLE-X模型(左) LE-7A(右)と比べ配管などがかなりシンプル −
− LE−9 完成予想図(左) と 従来方式 LE−7A(右) −
配管関係に大きな差
エキスパンダーブリードとは、推進剤(液体燃料と酸化剤)を、ターボポンプにより
燃焼室へ送り込む方式だ。日本独自の技術で、これまでも2段目用に使われている。
− 日本のロケットエンジンの系譜 −
エンジ色の矢印がエキスパンダーブリードの流れ
− エキスパンダーサイクルの模式図 −
シンプル構造の一つの理由は、副燃焼室を持たない事だが、逆に高出力化が難しい。
LE−9は、推進剤を送り込むターボポンプの駆動力をUPし、可能とする。
即ちより大きなターボポンプ駆動力を得るため、ノズル部の吸熱効率を上げる方法
として、ノズル長を長くし、その中に這わせるパイプ長さも延長させた。
− LE−5(2段ロケット部)で採用された エクスパンダーブリード −
燃焼器(ノズル)部で、吸熱し ターボポンプ動力に
− LE−7Aのノズル部の断面図 −
ロウ付された熱交換用のチューブ
既に燃焼試験は、10回ほど行われ 順調な状況だ。しかし、フル開発のLE−7は
23年前だった。世代も交代、着実な前進を続け 日本H3を成功させてもらいたい。
三菱重工のLE−9開発論文(2016)pdf
H3ロケット基本設計結果(2016)pdf
動画:JAXA LE−9紹介CG(3分強)YT
動画:JAXA LE−9燃焼試験(10回目 1分半)YT
動画:JAXA LE−9ターボポンプ単体試験(1分半)YT
動画:JAXA LE−9 記者説明会(32分弱)YT
動画:JAXA H3ロケット紹介CG(1分弱)YT
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