忍者ブログ
ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
Admin / Write / Res
<< 10   2024/11   1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30     12 >>
[25]  [26]  [27]  [28]  [29]  [30]  [31]  [32]  [33]  [34]  [35
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

*** 2016.9.20 VOL.5-19 magmag melma ***
  
  
  アマゾン ベゾスCEOが設立した米国宇宙ベンチャー ブルーオリジン社打上げ
  費用削減に、再利用可能なロケット開発を進めている。
  
  これまでに サブオービタル投入用 New Shepard を開発、打上げ後に地上に戻り
  垂直着陸できる。そして燃料を充填、再び打上げ 再利用できるシステムだ。
  
  そのブルーオリジン社が、新たなロケット New Glenn の開発計画を発表した。 
  2段式と3段式が予定され、それぞれ 全高 約82mと約95mという大きさだ。
  
<右端 サターンⅤ[約110m]に次ぐ大型ロケット New Glenn (右から2-4本) >
  
  ライバル スペースX社とは、ロケット構成に違いがある。Falcon Heavy2本
  ブースターを従えるが、New Glenn1本のロケットだ。より大型が期待できる。
  
  実際、長期的に より大型 New Armstrong を開発するというコメントもある様だ。
  スペースX社Falcon 9 打上げ失敗に沈む中、発表タイミングはベストだった。
  
  New Glenn推力は1750トン月へ人類を運んだサターンⅤの半分に達する
  推力性能は、人工衛星の軌道投入宇宙飛行士を宇宙へ送り出すには十分だ。
  
  エンジンは開発中 BE-47基搭載する。燃料は液化天然ガス液化酸素。従来、
  液体水素に対し、液化天然ガス低コストを意識した燃料にしている。
   
<BE-4エンジン>
  
  因みにブルーオリジン社ロケット命名は、往年の宇宙飛行士からきている様だ。
  New Glenn は、62年米国初地球周回した宇宙飛行士ジョン・グレンが由来だ。
  
<宇宙飛行士ジョン・グレン>
  
  
  より遠い宇宙 ディープスペースに向けて、着実な開発が、これまでにない早い
  スピードで進んでいる。スペースツーリズム次の世界が、既に始まっている。
  
  
  日本語情報 engadgetnewsln  英語情報 cbsnewstheatlantic
  開発会社(ブルーオリジン社)HP 宇宙飛行士ジョン・グレンについて wiki  
  JAXAロケットガイドブック link
  
  
  動画:NewsBeat Social ネット報道(1分)YT
  
  動画:New Shepard 地上着陸実験成功(15.11.23 3分強)YT
  
  動画:New Shepard BE-3エンジンの燃焼実験風景(2分半)YT
  
  動画:ジョン・グレンの地球周回を伝える報道(6分強)YT
PR
    related blog link1, 2, 3, 4, 56
    
  
  EMドライブ周辺に進展があった。投稿論文の査読が通過したという。それは、
  
   Measurement of Impulsive Thrust from a Closed Radio  
   Frequency Cavity in Vacuum
  
  という表題。掲載予定は、Journal Of Propulsion And Power 権威ある専門誌だ。
  
<もうお馴染み EMドライブの試験装置>
  
  アブストラクトでは、
  
   Thrust data in mode shape TM212 at less than 8106 Torr environment, 
   from forward, reverse and null tests suggests that the system is con-
   sistently performing with a thrust to power ratio of 1.2+/-0.1 mN/Kw
  
  と、推力発生の事実を報告する。
  
  報道によると、EMドライブ生みの親 英国科学者 Roger Shawyer は、次なる
  開発に取り掛かっている。実用的なトンレベルの推力発生装置だ。
  
<英国科学者 Roger Shawyer と EMドライブ試験装置>
  
  はやりのドローンや、空飛ぶ車の推進装置にまで、その応用を広げよという夢を
  持つという Shawyer 氏の活動は衰える気配はなさそうだ。
  
  また、EMドライブ同等の宇宙用推進装置を開発する CANNAE 社では、
  
   Guido Fetta is CEO of Cannae Inc, and the inventor of the Cannae Drive
   - a rocket engine that's based on Roger Shawyer's original EM Drive 
   design. Last month, he announced that he would launch this thruster on
   a 6U CubeSat - a type of miniaturised satellite
  
  と、キューブサットへの搭載を計画しているという。
  
<Cannaeドライブ>
<Cannaeドライブ搭載のキューブサット>
  
  
  発行予定は、本年末。実験結果のデータ公開というレベルである以上、まだ真偽
  を問う段階ではない。更なる結果を期待したい。
  
  
  英語情報 ibtimes, sciencealertforbes
  Cannae Drive 論文(Propulsion and Energy Forum 2014) pdf プレゼン資料 pdf
  Cannae社HP
 
  
  動画:Cannae社 ニュース報道(2014年 3分)YT
  
  動画:Cannae社 Guido Fetta CEO 講演ビデオ link
     (埋め込みできないので、LINKにて)
  media:米CBS;Sep.10, '16 link
  
  
  ノンフィクション作家として活躍するベン・メズリック氏日本でも何冊か翻訳
  されるが、Xファイルの共著もあるなど、実はスキモノネタが多い。
  
<ベン・メズリック氏と新作>
  
  
  その新作 The 37th Parallel が、米国で話題となっている。放牧された牛など
  の家畜が、謎の大量死を遂げるキャトルミューティレーション事件がキッカケだ。
  
<キャトルミューティレーションの一枚>
  
  マイクロチップエンジニアで元保安官代理が、30年にも渡る調査を行っている。
  そこに一本のラインが浮かび上がる。本の題名に由来する北緯37度の並行線だ。
  
<元保安官代理 ズコウスキー氏>
<事件発生を結ぶと一本のラインとなる>
  
  そして、エリア51など空軍基地未確認飛行物体の目撃例もこのラインに並ぶ
  事から、UFOハイウェーと銘打った。
  
  
  かつて話題となったキャトルミューティレーションは、未確認飛行物体米空軍
  が関係するのだろうか。マンメイドUFOに繋がる渾身の一作となっている様だ。
    
  
<CBS:This Morning: Saturday
<世界の衝撃ストーリー[16.5.4]での特集 [37分から 修正下さい]>
 

<元祖UFO ハイウェー:米国 高速375号線(ロズウェル近郊)>
  
  
  original JPN fly-hallelujahlvtaizen  original ENG bostonheraldnypost
  Ben Mezrich氏について wiki
*** 2016.09.06 VOL.5-18 magmag melma ***
   
  ケンタウルス座近くに位置するプロキシマ・ケンタウリ。残念ながら、南天付近
  のため沖縄まで行かないと見ないが、視等級約11等と低く 肉眼では見えない
  
<太陽から4.25光年にある プロキシマ・ケンタウリ:ハッブル宇宙望遠鏡>
<ケンタウルス座α星 3重連星を構成する星の一つ 下にプロキシマ>
  
  この星に新たに惑星が見つかり、プロキシマbと命名されたが、この星が地球に
  よく似た星ではないかという分析だ。
  
<プロキシマb想像図>
  
  重さは地球の1.3倍程度、公転周期は11日と、かなり早い。即ち、中心の太陽、
  プロキシマ・ケンタウリとの距離が近く、太陽地球との距離5%に過ぎない。
  
  それでは焼けてしまうのでは、と思われるが、プロキシマ・ケンタウリ自身が、
  大変暗い星で、熱エネルギー放出量も少ないため、水の存在も期待できるという。
  
  一方、フレアが強くX線地球の400倍と見積もられており、実際には生存
  するのはかなり難しそうではある。
  
  
  先日ホーキング博士が、ケンタウルス座α星に向けて、探査機を送り込むという
  壮大なプロジェクトの発表があった。きっとプロキシマbへも足を延ばすだろう。
   関係 blog link
  
    
  日本語情報 asahi, astroartsnikkeibp  英語情報 redorbit
  プロキシマ・ケンタウリについて wiki
  
  
  動画:AFP報道 プロキシマb発見(4分半)YT
    
  動画:発表記者会見(10分弱)YT

   
  動画:ホーキング博士 スターショットプロジェクト(2分強)YT
  
  動画:プロキシマ・ケンタウリへの旅CG(1分弱)YT
   
*** 2016.09.06 VOL.5-18 magmag melma ***
  
  世界最大の航空機と言われる エアランダー10。一見すると飛行船だが、補助翼
  と尾翼が付き、唯の飛行船ではないが初飛行に成功した。
  
<エアランダー10 仇名は空飛ぶケツ>
  
  全長92m幅34m高さ26mという20階建てビルにも匹敵する超大型
  飛行体エアバス380でも全長73mだから、巨大さが分かる。
  
  ヘリウムにより浮上・浮遊し、325馬力ディーゼルエンジンによるファン4基
  により推進、6000mの高空を150km/h近くもの速度で巡航する。
  
<ファン部のCFDシミュレーション>
  
  最大10トンの荷物が搭載でき、5ヶ日間無着陸飛行が可能だ。無人操縦なら
  2週間もの期間、飛行が続けられる。
  
  滑走路不要で、陸地は勿論 砂地水面氷上にも着陸できる事から、広い用途
  期待されている。元々は 米軍で開発英国企業が民間用に商品化した。
  
  価格も航空機に比べると飛んでもなく安い。1機33億円程度エアバス380
  330億円1/10程度だから普及が期待される。
  
  
  災害時拠点や、大型構造物の輸送、大型ゴンドラを付けクルーズ飛行も良いかも
  しれない。期待は高いが、高圧線を引っ掛け ゆっくり墜落。実用化はまだ先だ。
  
  
  日本語情報 cnn, wiredgigazine  英語情報 theguardiandailymail
  
  エアランダー10について wiki  
  開発論文の一つ:グラスゴー大学 CFD解析 pdf
  開発企業(HYBRID Air Vehicles社)HP
  
  
  動画:AFP報道 エアランダー10公開(約1分)YT
  
  動画:RT報道 エアランダー10初飛行(1分強)YT
  
  動画:英国紙報道 エアランダー10墜落(1分強)YT
  
  動画:開発ストーリー(3分弱)YT
  
  動画:euronews報道 エアランダー10紹介(3分半)YT
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新CM
[11/10 NONAME]
[08/24 アンプマニア]
[10/04 アンプまにあ]
[08/20 NONAME]
[08/17 Tony]
プロフィール
HN:
K.N
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
技術探究(空飛ぶ、先端等)
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
忍者アナライズ
Copyright ©  NPO法人 アドバンストサイエンステクノロジー研究機構 All Rights Reserved.
*Photo / Template by tsukika
忍者ブログ [PR]