ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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流れ星に思いを掛ける。そんな祈りをした経験はないだろうか。やりたくても、
簡単には巡り会えない流れ星、実際には難しい。
それを簡単に、というか人工的にやってみよう、というベンチャーが出てきた。
しかも天文学博士号を保有する女性CEOの日本発宇宙ベンチャーALE社だ。
<岡島礼奈CEO>
週間アスキーより
どんな技術で実現するか。一辺約50cmのマイクロ小型衛星に、大量のペレット
と呼ぶ小球を搭載、地球を周回しながら、このペレットを特定の地点で放出する。
<マイクロ小型衛星>
この小球がカギとなる。組成は極秘だが直径約2.5cm、ケミカルボールと呼び、
秒速約8kmで大気圏を落下、高度60kmあたりで爆発、天体ショーを展開する。
<ケミカルボール:イメージ>
数秒という刹那な時間だが、搭載上限の1000個を全部放出したら、凄い天体
ショーが繰り広げられるのではないだろうか。
配合により色も付けれらるというこの流星、本物の流れ星の秒速80kmには遠く
及ばないが、発光状態や痕跡を観測すことで、本物の解析にも役立つという。
日本発の宇宙ベンチャーは、まだまだ少ないが、夢のあるプロジェクトに賛同者
も多いようだ。2020年の東京五輪に間に合って欲しいものだ。
され、13日が極大、未明に期待が掛かる様だ。月明かりも少なく期待大だ。
動画:岡島礼奈CEOプレゼン(音小 14年 8分強)YT
動画:流れ星プロジェクト イメージ(1分半)YT
動画:15年のペルセウス座流星群 シミュレーション(1分半)YT
動画:14年のペルセウス座流星群(1分半)YT
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中国、NASAイーグルワークに続き3例目と報道されるドレスデン大学の追試
成功が、権威ある米国航空宇宙学会AIAA*にて、無査読の様だが報告された。
その数値は28μN/kW。中国の72g、イーグルワークの214μN/kWに
<ドレスデン大学の測定装置関係>
<EMドライブのコンセプト図>
Cavity Length(m) = 0.0686 Big Diameter(m) = 0.0541
Small Diameter(m) = 0.0385 Dielectric = None
Frequency = 2.44Ghz Pressure = 4×10^-6
Input Power = 700w (output of magnetron)
Force (milliNewtons) = 0.02 (20 micronewtons)
Q = 20.3
(seems like this was measured and calculated after they finished all reported testing)
(seems like this was measured and calculated after they finished all reported testing)
論文での結言は
We have built and tested an EMDrive using a commercial standard
magnetron with a resonance frequency of 2.44 GHz and 700 W of power
in setups similar to the ones used in the past in order to assess
possible side effects and their claimed thrust values.
Our thruster had a considerably smaller Q factor (around 50 for the
first tests and 20 at the end) compared to others (10,000 ? 100,000),
however our test facilities had a higher sensitivity as well.
即ち、一般的な電子レンジに使われているようなマグネトロンで結果を出した
という事が大きな成果の様だ。そして専門的な数値、Q値がカギとしている。
まだまだ途上にある技術開発、論文では推進力を測定した装置にも説明がなされ、
熱発生や電磁シールドなど改善すべき事も多く認識、誠実な論文と認識できる。
ただ、筆頭研究者Tajmar博士は、異色の研究者だ。まだ和訳がない重力と電磁場
の関係を論じる Gravitomagnetism なる分野に、2003年に論文投稿している。
<Martin Tajmar>
即ち、スキモノ歴史的テーマのポドクレトノフ効果、超高速回転の超伝導コマが
重力を遮蔽する。Tajmar博士の研究は続き、このAIAAでも発表があった様だ。
このEMドライブで、月まで4時間、冥王星まで70日という試算もある様だが
じっくりと進展を見ていきたいものだ。
Tajmar博士について wiki
2003年の論文(Gravitomagnetism)pdf
2015年のAIAA論文(Gravitomagnetism)pdf
動画:EMドライブの父Roger Shawyer博士インタヴュー(15年 18分)YT
動画:Roger Shawyer博士プレゼン(14年 3本)YT
動画:Tajmar博士インタビュー(12年 18分)YT
動画:ポドクレトノフ効果の解説(9分強)YT
***
ブレークスルー・リッスンと名付けられた、宇宙から届く電磁波を分析、
知的な信号を見つけ出そうというものだ。
知的な信号を見つけ出そうというものだ。
<計画を発表するロシアの大富豪ユーリ・ミリネル氏とホーキング博士>
この活動は、ボランティアでも進められている、一般には総称SETI:地球外
知的生命体探査(Search for Extra-Terrestrial Intelligence)の一つとなる。
1960年台から進めれているが、現在技術は、望遠鏡感度が50倍、探査範囲
は10倍、周波数域は5倍と飛躍的に向上、1年掛かった収集が1日できる。
対象となる天体も、銀河系中心部に位置する地球に近い環境とされる天体などの
約100万個の天体と、銀河系の周辺にある100個の銀河にも及ぶ。
このブレースルー・リッスンは、デジタルメッセージを届けるブレークスルー・
メッセージ・プロジェクトと合わせ、ブレークスルー・イニシアティブとなる。
<動画:ブレークスルー・イニシアティブ プロモーション>
<動画:ホーキング博士の会見>
120億円以上の予算10年計画で、ボランティア900万人も動員予定という
一大探査プロジェクトは、あなたの参加を待っている。如何でしょう。
<動画:SETIについて(西はりま天文台公園)>
<動画:世界の政府関係者が語る地球外知的生命体(日本語)>
プロジェクトHP(ブレークスルー・イニシアティブ)
SETIについて wiki
連日の報道が続く冥王星の探査ニュース、太陽系の果の星、冥王星のその姿が、
これまでの天体観測映像とは、大きく異なる事にあるのだろうか。
あまり報道では出てこないが、冥王星の大きさは、直径2370kmと月の直径
3474kmに比べても7割にも満たない。
<冥王星の大きさ>
そんな小さな天体にも関わらず、記録された映像は、月とは大きく異なり多彩な
表情を見せる。中でも最新映像では、窒素氷塊が氷河の様に動いているという。
<窒素氷塊の動きを示した映像>
そして滑らかな氷原に、細く長い谷が不思議な形を描き、丘のような凹凸地形も
見え、有機的な印象だ。アマゾンの複雑な支流の絵柄とも近く感じる。
<クレーターのない滑らかな氷原に覆われるスプートニク平原>
最新の分析では、かなり濃度は低いものの大気が存在、1600kmの高度まで
届いているという。地球の厚みは100km程度、大きな違いが見出されている。
因みに冥王星は、2006年惑星ではなく準惑星として区別された。太陽系外縁
のカイパーベルトの一部と見なされ、軌道の違いも大きなファクターとなった。
<冥王星の軌道>
随時送信されている観測情報は、全て到着するまで、なんと、16ヶ月も要する
という。いずれにしても、これからが本当に楽しみなところだ。
ニューホライズンズHP
動画:上空通過探査映像の連続映像化(1分半)YT
動画:最新映像のニュース報道(1分弱)YT
動画:発射から到着・観測まで ニュース報道(2分半)YT
動画:NASA 観測最新結果 記者会見(1時間強)YT
動画:地球から冥王星までのイメージCG(2分半)YT
宇宙では、人の活動は著しく制限される。空気がないので、宇宙服が必要となり、
更には放射線のために、動ける時間そのものが限られる。
そうなると、人に代わってロボットの存在は大きくなる。そんな宇宙ロボットの
機能を支える人工筋肉が開発されている。
その有力候補、電場応答性高分子(Electroactive Polymers:EAP)で造られた人工
筋肉が、宇宙環境テストのためISSに持ち込まれた。
<Rasラボ開発の炭素繊維強化型人工筋肉>
<ISSに向けて梱包された人工筋肉>
この高分子ポリマーは、ゲル状物質で低電圧でも伸縮する。このゲル状物質に、
通電できるようにするには、電極が必要となるが、その開発難度が高かった。
米国立の研究機関の助けを借り、密着性を高めるため、プラズマ処理して難関を
克服した。更に長時間、放射線暴露し、その耐性も確認している。
極低温-271℃でも影響がない事も確認されている。ISSでは、無重量下で
90日保管され、宇宙空間での物性面への影響を確認するとの事だ。
あらゆる方面で開発が進む宇宙進出に必須の技術。これまでの軍需主導ではなく、
こういう平和技術が先行し、民間技術へ広がるような時代が来たのかもしれない。
動画:ISSでの研究活動について(58分)YT
動画:Rasラボでの実験の様子(2分弱)YT
動画:豪ウーロンゴン大学の人工筋肉(4分半)YT
動画:NASA ロボット宇宙飛行士開発の歴史(6分強)YT
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