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http://gigazine.net/news/20120918-warp-drive/ より
(Gigazine 2012年09月18日記事より部分抜粋)
SFではそんなに珍しくもない「ワープ」ですが、実現するには膨大なエネルギーを必要とするため実現は不可能であろうとみられてきました。しかし、NASAジョンソン宇宙センターの研究者がいろいろ実験を重ねた結果、「現実的ではない」から「調べる価値はある」へ、少し希望が持てるレベルへと近づいたことがわかりました。
1994年にメキシコの物理学者ミゲル・アルクビエレが発表したアルクビエレ・ドライブはまさにこのワープ航法のこと。その基礎理論はWikipediaの「ワープ」の項目に記載がある通り、スタートレックのワープ航法をヒントにしたもので、物理学の法則の“抜け穴”を利用して宇宙船を超光速で移動させるというものでした。しかし、この理論の通りだと、ワープ航法には尋常ならざるレベルのエネルギーが必要であることがわかり、現実的なものではないと考えられていました。
しかし、NASAのジョンソン宇宙センターで研究を行っている物理学者のハロルド・ホワイトさんは、必要なエネルギーを著しく少なくすることで、ワープ航法をSFの領域から科学の領域まで引き戻すことができ、「希望はある」と語っています。
現在はジョンソン宇宙センターのラボに「ホワイト&ジュデー ワープフィールド干渉計」という卓上サイズの装置を作り、1000万分の1という時空の揺らぎの小さな事例を生み出せるかどうかを確かめようとしているとのこと。
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関連ニュース
http://www.space.com/17628-warp-drive-possible-interstellar-spaceflight.html
http://www.theregister.co.uk/2012/09/18/nasa_eagleworks_warp_drive/
論文:Warp Field Mechanics 101
http://ntrs.nasa.gov/archive/nasa/casi.ntrs.nasa.gov/20110015936_2011016932.pdf
論文:Eagleworks Laboratories: Advanced Propulsion Physics Research
http://ntrs.nasa.gov/archive/nasa/casi.ntrs.nasa.gov/20110023492_2011024705.pdf
動画:Warp drive may actually be possible, NASA scientist says (4分弱)
http://www.ksl.com/?sid=22195854&nid=1012&title=warp-drive-may-actually-be-possible-nasa-scientists-says&s_cid=queue-1
動画:NASA Scientist Says Warp Drive is Doable (2分半)
http://www.newsy.com/videos/nasa-scientist-says-warp-drive-is-doable
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