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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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*** 2017.11.18 VOL.6-22 magmag melma ***
追記 2017.11.23
  
  
  長い間、彗星は 太陽系内で生まれるとされてきた。惑星ができる過程で、氷と岩
  の固まりを形成何らかの力で押し出されると予測してきたようだ。
  
  その常識が覆される観測があった。太陽系外から飛来したとされる A/2017 U1 だ。
  10月19日発見直径数100mのこの天体は、太陽引力を振り切る速度で遠ざかる
  
− A/2017 U1 を捉えた映像 (Queen's University) −
  
  太陽系の上方向から進入してきた、というのもポイントだろう。誕生したであろう、
  そのエリアには太陽系の天体は ほぼ存在しない
  
− 小惑星 A/2017 U1 軌跡:太陽系を横から見たところ −
  
− 小惑星 A/2017 U1 軌跡 −

  
  
  小惑星は符号が付けられるが、恒星間の天体については新たにInterstellar
  頭文字I」が用いられる様だ。即ち A/2017 U1 から 1I/2017 U1 になる見込みだ。
   * 1I の 1 は、新発見を意味する模様
  
  加えて、‘Oumuamua という命名もされた。ハワイ語に由来‘Ou手を伸ばすmua
  =最初の、という事だ。日本語読み オウムアウム 最初の使者 となった。
  
  
  さらっとは こんな感じだが、発見以降天文学会はテンヤワニヤの大騒ぎ。遠のく
  天体を観測しようと最後まで努力が続いた。約10日70ものデータが集まった。
  
  専門家の間では、重力波観測に匹敵するという声もある。それだけ天変地異だった。
  地球から遠く問題なかったが、コースに乗っていたら、映画の騒ぎでは収まらない
  
  
追記
  
  その後、こんなイメージ図が発表された。幅40m長さ400m細長い物体だ。
  その珍しい形状に、また一つの驚きが起こっている。



  日本語情報 nikkeibp, astroarts 12  英語情報 nasa, imonature
  当該論文(arxiv) pdf  追記日本語 nikkeibpasahi
   
  
  動画:A/2017 U1 の紹介(3分半)YT
  
  動画:NASA 地球近傍天体の特定手順(1分強)YT
  
  動画:ANN 小惑星 2014JO25 接近時のニュース(28秒)YT
  
  動画:東大木曽観測所 2012 TC4 観測映像(18秒)YT
   
  追加動画:発表されたオウムアウムのイメージ図(3分強)
 
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