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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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*** VOL.3-24 2014.12.02 ***   

  太陽系外縁 カイパーベルト を起源に持つ チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星
  母船ロゼッタから無事降り立った着陸船フィラエ、観測の分析結果が届いた。

<ニュース報道:フェラエ着陸成功>YT
<着陸寸前のフェラエ>
<着陸後 最初の彗星映像>

  彗星の地表近くの気体から、有機物が観測されたという。これ以上の詳細組成は
  分からないが、アミノ酸であるかどうかに期待が掛かる。

  もしアミノ酸であれば、地球の生命誕生に彗星が関与していた、そんな仮説にも
  拍車が掛かる。引いては、太陽系外からもたらされた、そんな可能性にも繋がる。

  尚、彗星から有機物質が見つかったのは、2006年、探査衛星のスターダスト
  がヴェルト第2彗星からグリシンを発見した、に続く2例目となる。


  そして神秘は続く。彗星から発せられたと見られる、謎の信号が受信されている。
  100km地点から観測され、磁場の振動という仮説もあるが、分かっていない。

<謎の信号を音声化(2分弱)>YT

  original JPN yomiuriwired
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***
  宇宙とはどうなっているのか。ダークマターの存在が明らかとなり、その構造に
  一層の注目が集まっている。

  興味は研究者を動かした。CTスキャンで、人体にX線を当てて通過したX線で
  人体内部を撮像する様に、遠方の銀河光を用いて偏在する水素を分析した。
 
<銀河光を用いた分析イメージ>
 
  それも、110億光年という途方もない距離の立方体を切り出した。地球誕生が
  46億年とされているから、遥か誕生以前のビックバン130億年の直ぐ後だ。
 
<切り出された宇宙の短冊>
 
  なんとそこに現れたのは、煙のようなコズミックウェッブだった。ダークマター
  の分布とも似通った構造が見られた。因みにダークマターでは泡構造と称した。
 
<ダークマターの分布:80億年の距離>
 
  これが宇宙。実際には観察できない世界だが、地球のどこかにも見られるような、
  よく言われる 宇宙の折り畳み構造 を感じてしまう。

<ちょっと立体モーション>
 
<宇宙大規模構造シミュレーション動画(三鷹国立天文台シリーズより)>
 
<銀河の形成から宇宙の構造(物理哲学講座)>
 
  original JPN karapaia original ENG ucsc
*ASTRO Sci-Tech NEWS '14.10.21 VOL.3-21*

  火球とは、明るい流星の事を指す。最近では13年2月ロシアに落ちた大火球
  を思い出す。それは凄まじい天体現象だった。

<ロシア大火球 ベストショット>YT

  一体、どの位の火球が地球に突入しているのだろうか。米国では、天球に向けた
  全天球カメラの観測網があり、その数をカウントしている。

<観測カメラの映像例>YT

  流星群のある日は別として、普通の場合、規則性がある訳ではないが、日当たり、
  十数個から3-40個というイメージ、しかし10月7日173個にも達した。

  日頃からこの観測サイトをウォッチしているとあるブログでは「異常に多い」と
  警鐘を鳴らしている。

<火球の軌道:地球は交点付近の青い点>

  そして、火球の増加を裏付ける様に、2014年に入り小惑星の発見も相次いで
  いるというから驚きだ。

<2014年発見がツナラル 地球に接近している小惑星>
  
  こうなると、地球防衛の対策は真面目に取り組む必要がありそうだ。NASA等
  が進める小惑星ハンターにも現実味が増す。ここには身近な宇宙開発がある。


<小惑星ハンター イメージ>YT

  original JPN oka-jp
  観測サイトHP
***
  今までにも、火星からいろいろな水痕跡の情報が届いているが、遂にこんな映像
  が送られてきた。

  乾いた砂に水を零すが如く、少しダークな色に地面の変色が確認される映像は、
  どんな理由で、と気になるが それは明らかにはなっていない。

  きっと同じところへ戻って撮影できれば、もう少しハッキリした事が分るのでは、
  と期待も膨らむが、そのような動きもないようだ。


  今月末には米国から新たな探査衛星 MAVENが、そしてインドからも MOM
  が到着し軌道に乗る。ますます、火星の賑やかさが増しそうだ。


<液体の流れ出た跡か?>

<大量な液体の流出か?>
 
<何の雲だろうか>


  <流れ出た 水痕跡?>YT
   
  <ニュース報道>YT
   
  <NASA 火星 水追跡の歴史>YT
   
  <NASA MAVEN>YT
   

  日本語情報 karapaia 英語情報 wiredinferse
  NASA 元データ link
***
  1995年ペガスス座51番星太陽系外惑星が初めて発見された。それから
  まもなく20年を迎えるが、NASAでは1800個近くとカウントしている。

  その数は、技術の進歩と解析が進み、近年指数級数的に増加している。惑星水圏
  が液体で存在できるハビタブルゾーンにある惑星が生命の可能性ありとなる。

  天体名称を決める国際天文学連合では、この惑星に名前をつけようと準備を開始
  した。候補300個ほどのリストから厳選され、公募に進む。

  10月から公募を始め、来年3月にネット投票にて名前を決定すると言う。発表
  は8月になる見込みだ。

  ただ、参加するには、個人ではダメで、天文クラブなどの団体である必要がある。
  俄かファンクラブを作って応募してみては如何だろうか。

<太陽系外惑星の発見個数:最新1799個>


<太陽系外惑星ケプラー62f>



<太陽系外惑星の発見方法(5分弱 2012年制作)>YT

<高校生向け 「系外惑星の謎に迫る」1/4(15分強 09年制作)>YT

<高校生向け 「系外惑星の謎に迫る」2-4>YT2, YT3YT4

<ケプラー186f(約3分半)>YT

<系外惑星 最新科学 生命体の可能性まで(約55分)>YT

  original JPN huffingtonpostgizmodo
  JAAA(日本天文愛好者連絡会) link
  IAU (国際天文学連合) ink
  太陽系外惑星について wiki
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