ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization
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宇宙旅行、宇宙観測、宇宙時代が正にそこまで来ている、今、関連技術の開発は、
世界で競うようになってきている。
その中でも、コスト低減に向けた再利用型のロケット開発は、米国ベンチャーも
参戦するなど活況を呈しているが、欧州も開発を加速させている。
航空宇宙のトップ企業、エアバス社が新コンセプトを発表した。このシステムは、
第1段ロケットに利用され、その使命が終わると帰還ルートに乗る。
このロケットは、燃料タンクと推進装置から構成され、帰還途中、タンク部分が
切り離され、推進装置・制御装置からなる基幹部分が、地球へ戻ってくる。
最大の特徴は、このシステムは発射の際、帰還時に必要な主翼と専用の推進装置
を装備して打上げられる事だ。戻る際、滑空を可能とし、飛行場に着陸できる。
これまでのアイデアは、逆噴射状態で発射地点へ、発射と逆モードで戻るタイプ
が多かったが、この新しいコンセプトでは、飛行場に着陸する。
<飛行イメージ図>
つまり、技術ハードルが、大幅に下がる訳だ。推進装置は、展開式のプロペラ。
これにより、今では普通になった無人機と同じ技術レベルで制御・着陸できる。
アデリーヌと親しみやすい名前には Advanced Expendable Launcher INnovative
engine Economy と画期的な低コストエンジンの意味が込められている。
<クローズUPイメージ>
10回-20回程度の再利用を見込み、コスト削減率は20-30%を見込む。
増える一方の人工衛星打上げ需要にも応え、初の打上げ予定は、2020年だ。
JAXAの次期ロケットはH3と決まったばかりだが、同じく2020年に初の
打上げを計画する。これに勝てるのか、未来のために再検討が必要ではないか。
日本語情報 excite
アデリーヌ(Adeline)について wiki
開発会社(Airbus社)HP
動画:アデリーヌ・イメージCG(2分強)YT
動画:スペースX社の再利用ロケットCG(4分弱)YT
動画:スペースX社の再利用ロケットテスト成功(2分弱)YT
動画:スペースX社の再利用ロケット実機失敗(1分)YT
動画:エアバス社 スペースプレーンCG(3分弱)YT
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