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ASTRO: Advanced Science-Technology Research Organization 世の中の最先端技術情報、中でも宇宙旅行、空飛ぶ技術が充実!!
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***2015.05.19 VOL.4-10 magmag melma***
  
  スペースデブリ宇宙空間に漂うゴミの事だ。大気がないため、地球でのゴミと
  異なり腐食する事もなく、地球へ落下・消滅しなければ、いつまでも漂い続ける。
  
  1957年ソ連スプートニク1号打上から始まった宇宙開発、これまでに、
  4000回超の打上があり、まだ3000トンが宇宙に留まっているとされる。
  
<スペースデブリの分布イメージ>
  
  これらのゴミが、本格化しつつある宇宙開発に、最大の問題となっている。映画
  にもなったが、高速で移動するゴミに当たると、重大な事故に繋がる。
  
  既にスペースガード財団と呼ばれる組織が中心となり、各国で活動中だ。比較的
  大きな10cm以上のデブリを登録・監視を続けているが、9000個にもなる。
  
  これまで観測・注意喚起までだったが、積極的除去に向け新しい動きが出てきた。
  日本の理化学研究所が、国際的な共同研究の末に編み出した。
  
  それは、高出力レーザーでデブリの速度を落し、大気圏へ再突入させ消失させる
  という技術だ。100km以上の距離から10秒程度の照射で再突入させられる。
  
  減速の仕組みは、高出力レーザーでデブリ表面を加熱すると、表面がプラズマ化
  されて物質が吹出してくる。吹き出す際の反作用で、デブリが減速する事だ。
  
<レーザービームによるプラズマ噴出(プラズマアブレーション)>
  
  ファイバーレーザーを並列に配置、高出力化したパルスレーザーとして宇宙衛星
  に搭載する。現在の計画では、500kWの出力を想定している。
  
  そして目標デブリの補足には、開発中のEUSO型超広角望遠鏡を用いる。この
  望遠鏡の感度は、100km遠方で5mmサイズのデブリが反射する太陽光を検知する。
  
<全体では こんな感じ>
  
<欧州では宇宙モリを開発中>
  
  世界的問題となっているデブリ除去。各国で技術開発が進むが、小さなサイズを
  除去できる技術しては、初となる。日本ならではの技術を発揮してもらいたい。
  
  
  日本語情報 riken, mynavi, asciiblackpegasus
  EUSO型超広角望遠鏡について HP
  
  
  動画:スキモノニュース報道(6分強ありますが最初の2分程度まで)YT
  
  動画:米軍開発中の空域防御用レーザーデモ(1分半)YT
  
  動画:宇宙でのレーザー通信(1分強)YT
    
  動画:レーザー光の仕組み(3分弱)YT
  
  動画:映画 インターテスラ(3分弱)YT
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